『能登デモクラシー』東京初日レポート
五百旗頭幸男監督『能登デモクラシー』
🔹㊗️満席🎉東京初日🔹
本日は朝から雨模様にもかかわらず、東京・ポレポレ東中野での初回を満席で迎えることができました!
上映後は客席から大きな拍手が👏👏👏
五百旗頭幸男監督のよる初日舞台挨拶の模様をレポート🖊
満席の喜びをかみしめた五百旗頭幸男監督。
「『能登デモクラシー』は、『はりぼて』にはなかった希望が感じられる作品だと思います。ようやく僕もこういう作品を作ることができました」

取材のきっかけは、前作『裸のムラ』のバンライファーの中川生馬さん。
「次の作品では穴水町役場をぜひ取材してほしい」と熱烈なアプローチがあったといいます。
調べていくうちに、過去に経験がないほどの露骨な利益誘導があることを知り、「本格的に取材しなければと思い、過疎と民主主義をテーマに取材を始めた」と五百旗頭監督。
個人メディアとして手書き新聞「紡ぐ」を発行し、町のために発信を続けている滝井元之さん。
滝井元之さんの存在を教えてくれたのも中川生馬さんでした。「紡ぐ」を一気に読み通して「この人しかいない」と確信したそう。
滝井元之さんの妻・順子さんの存在も、映画にとってとても大きかったといいます。
「町民みなから信頼されているる元之さんですが、災害があれば、順子さんは限界集落である滝又の家にひとり取り残されてしまう。そういうときに取材に行くと、順子さんは孤独感や不安を僕たちにぶつけてくれました。元之さんを尊敬する一方で、守らなければならない家族に対してはどうなんだろう、という視点もありました」
滝井さん自身も葛藤を抱えている部分であり、そこを削ぎ落として、滝井元之さんを“ヒーロー”としてだけ描くことはしたくなかったといいます。
また、順子さんは「ありがとう」を自然に言えるひと。
大胆な行動や強い発言をする人に、世界を変えてくれるのではないかと寄りかかってしまいがちな今にあって、それは、さりげなくここにあり続けていて、これからもあり続けてほしい、けれども、捨て去られつつあるもの。
「滝井さんが築き上げてきた、町の人びとからの深くて強くてあたたかい信頼、順子さんの佇まいも含めて、その尊さをみなさんにも受け止めてほしかった」
そして、滝井さん夫妻の取材をはじめた4ヶ月後に、能登半島地震が起き、映画は予期せぬ方向へ。
その後、どのように取材していくか、また、映画としてどのようにまとめるか、とても悩ましかったといいます。
映画のラストには、市民とメディアとの分断も進むなかで、メディアとして何を担っていくべきかという問いへの五百旗頭監督の想いが感じられます。
地元に根を張る地域メディアだからこそ、震災からの早期復興を願っている町民のためになるメディアでありたい。今後も取材を続けていく姿勢と町が変わっていくことへの期待も示したうえで、「映画のなかで余白を残すことで、そこに希望を感じてもらえるような取材手法、表現手法にしました」
最後に五百旗頭監督から。
「吉村町長しかり、議員さんたちしかり、番組版放送後、今でも真摯に取材に対応してくれています。滝井さんと議員さんも対立するのではなく、震災後、一緒に行動したりと、意見や立場の違いを受け止めて互いを尊重して共にここで生きていくという、民主主義の根幹を支えるベースが穴水にはある。あとは、穴水は本当に魅力的な場所なので、ぜひ穴水にもお越しいただき、穴水湾など実際に目にしていただけたら!」

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『能登デモクラシー』
パンフレット(¥1,000税込)
劇場窓口にて販売中!
『あのこは貴族』の岨手由貴子監督、ライターのISOさんのほか、前作『裸のムラ』にも出演の中川生馬さんから愛のこもったテキストを寄せていただきました🖊️
滝井元之さん、順子さんのインタビューページもあります!映画オフショットも📷✨
ぜひ劇場でお手に取ってください!

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五百旗頭幸男監督『能登デモクラシー』
◉公式サイト▼
https://notodemocracy.jp/
◉公式Ⅹ▼
https://x.com/noto_democracy
