やりたい欲をめんどくさいが勝っちゃう

先日、人生で初めて漫画を完成させました。漫画、と言っても背景は真っ白、登場人物はたったの二人、ページ数はまさかの10ページのみ。拙いことこの上ない。それでも完成させたときの達成感は素晴らしいものです。

昔、4年ほど前から漫画を描くことに興味はありました。頭に浮かんだ漫画を、1ページだけで山も落ちもなく自己満足で書いたりもしました。ですが、やっぱり書きたい漫画と自分の技量でできる漫画は全く違うもので、モチベは下がってやめてしまう。こういうことが今まで何があったでしょうか。普段使っている落書きノートには、唐突に謎の漫画が散らばっているときがあります。

そんな、すぐに飽きてしまう、そもそも絵があまりうまくはない私が、たった10ページ、されど10ページの漫画を描き上げることが出来ました。まず、やってみた感想。

めっちゃめんどい!!!

世の中の漫画を描いている方々、尊敬します。たった10ページの背景真っ白漫画であんなにも面倒くさいとは思わなかった。

まずキャラ設定。これは特に大変ではありませんでした。普段から小説を趣味で書いてはいるので、オリジナルキャラクターの設定を考えるのはある程度慣れています。難しかったのは見た目の問題ですね。私が描いた漫画には登場人物は2人だけにしました。理由は簡単、キャラクターの書き分けが苦手だから。服はなるべくシンプルに、装飾だらけで書く気が失せてしまってはいけません。それでいて、パッと見ただけでどのキャラかをわかるようにしなければならない。難しかったですね。なんか結局、同じような見た目になってしまったのでは?と思っています。

次にプロットづくり。私はこの工程を飛ばしました。キャラだけ作って、あとは勢いだけで書きましたから。本当に勢いだけで書いてしまいましたので、矛盾とか意味不明なところとか、そういうものが存在してしまっているかもしれませんが。まぁ、しょうがないですね。普段小説を書く際はあまりしっかりとはしていませんが、一応のプロットは書いています。今回ゼロです。めんどくさかった。

次にネームですね。これは楽しかった。本当に楽しかった。漫画を作り上げる工程で一番楽しかった。悩むところはあるし、一度わからなくなると長い間進まなくなることはありますが、面白い工程でした。プロットを書いていればもっとすらすらと書けたはずです。楽しいけど難しかったのはコマ割りですね。これも小説にはない作業で、初めてでした。小説は、一度視点が決まってしまえば場面切り替えがない限り基本的に視点は変わりません。ですが、漫画はころころ変わる。俯瞰視点も多いですし、キャラクターが複数人いればそこの間でも視点は切り替わります。これが難しい点であり、面白い点でもありました。キャラクターの心理描写がしやすい。文字であらわさなくとも、表情で何となく伝えられる。文字で書くより絵で描くほうが、心理描写についてはより現実味があると思います。それが面白かった。
また、漫画にはいろいろな技法があります。例えば1ページ分どんと大きな絵を乗せる。迫力が出ます。吹き出しの位置一つでキャラクターの思考が滲み出る。私はあまり技法は詳しくありません。youtubeなどで勉強してなるほど、と思っても自分で使うのは難しい。知識として頭にあるのと、能力として身に着けるのは難易度が違いすぎる。そう思いました。

そして下書きとペン入れ。これは難しくはありません。そもそも画力があまりないので、そこでのクオリティーはあまり目指していませんでした。この作業の辛いところは、虚無が訪れるところです。ただただ作業があるのみです。絵を描くことが苦手な私が、なけなしの画力を使ってかいて、修正して、線引いて、ペン入れして、ひたすらに作業。難しくはないけど面白くもない。もっとこだわったり背景も頑張ったりしたら達成感もあったとは思いますが、私には無理でした。


新しい作品を描きたい。今度はプロットを書いてみています。まだ途中ですけど。とてもやりたい。だがめんどくさいが勝っている。机に座って、ネーム用の紙を広げて、気づいたら落書きを書いている。面倒くさくてやりたいという欲がかき消されている。
私は1つの解決案を見つけました。解決できるかは分かりません。
期限を決めて、強制にする。
自分で決めた強制なので、強制ではないかもしれませんが。
私はこの夏休みに、漫画を一作完成させます!!
ここに宣言しました。1ヶ月後、完成の喜びを書くか、終わらなかった懺悔を書くかは夏休みの私の頑張りにかかっています。期限は夏休み中。
現在進捗、キャラ設定とプロット半分。めんどくさい、に負けないよう、やりたい欲と共に頑張りたいと思います!

ここまで読んでくださりありがとうございました。
2025/07/11 十色

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