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ミックスフライも夏模様。

揚げ物、特にパン粉の衣をまとったフライ物が好きです。noteでもいろんなフライを紹介してきましたが、中でも特別なのはこれ。

ひと皿でいろんなフライの食べられる、ミックスフライいいですよね。定食屋さんや洋食屋さんでも人気のメニューです。


🍤ミックスフライのメンバー

ミックスというくらいなので、最低でも3種類は載ってて欲しいのですが、その3種類がなんなのかというと、それはかなり自由。お店にしてもおうちにしても作る人それぞれの好み、個性で組み合わせはなんでもOKというあたり、食べる側にとってのミックスフライには、くじ引きとかガチャポンのような楽しみがあります。

そんなわけで、我が家でも作るときの気分でメンバーは入れ替わるのですが、無意識的にもバランスは考えているようです。

🍤組み合わせのこだわり

たとえばいくらエース級だとはいえ、ポークカツ、チキンカツ、ビフカツを組み合わせて肉肉肉のミックスフライにするなんてことはありません。ミックスグリルだと、それが当たり前な気がするのに、不思議なものです。

たとえばチキンカツを採用したら、次はちょっと食感のアレンジにもなるメンチカツorコロッケを選択。3つ目は素材のカテゴリを替えて、シーフードか野菜にしよう。そんな感じです。

基本的にミックスとはいえ、調理法はおなじで、仕上がりの衣もおなじ。そうなると、中身でバリエーションを付けないと食べていて飽きそうですしね。好物といっておきながら、食いしん坊ならではのそんなこだわりも顔を覗かせます。

📷️季節のミックスフライ

そんなフライの素材を決めるのは、楽しいけれどなかなか大変。何しろ使える素材は無限に等しいといえます。食べたいものがあればあるほど、あれにしようかこれにしようかの迷いは際限なくなります。

そういうときに便利な考え方が、季節しばり。

たとえば秋なら、秋の素材をフライにする。

春なら春。旬のものを揚げるというのは、イベント的な楽しさもあって、わくわくします。

⛱️ミックスフライにも夏が来た

そして今、季節は夏。

今回は、夏のミックスフライのお話です。

夏を演出するメンバーはこんな顔ぶれ。

左からアジ、ピーマン、缶詰を使いますがコーン。

ずっと料理してきてる割に、実はアジの旬がいつなのかよくわかってなくて、今回夏が旬の魚って何がいたっけな…と検索して知りました。人間、いくつになってもいつまでも、勉強できることってありますね。

アジはシンプルにアジフライにするのですが、ピーマン&コーンはちょっとひと手間加えてみることにします。

🌽コーンをフライにしていこう

まずはコーンからいきましょう。何になるかは、ここから先のお楽しみ。

たっぷりのバターを温めて、みじん切りの玉ねぎ、ベーコンとともにコーンを炒めます。

バターがぶくぶく泡立って、いい香りがしてきました。バターの香りって、たまりません。なんというか、リッチな気分になりませんか。

そこに天ぷら粉。我が家は常備してる粉が天ぷら粉なので、それを使います。もちろん小麦粉でも大丈夫です。

弱火で練り合わせるように炒めて、ペースト状になったら、いったん火からおろして冷まします。

完全に冷めてからすこしずつ牛乳投入。

牛乳、投入。なんか韻を踏んでてリズム感いいですね。

ねっとりとした感じになってきました。これを溶かすようにもうすこし、牛乳を加えます。

ヘラで持ち上げて、ポタポタ的な緩さになったら、コンソメパウダーを加えて火にかけます。

弱火で混ぜながら熱するうち、とろみが強くなってきます。

ぽてっとした感じになったら、火からおろします。

バットにとって、しっかりと冷ましてから、冷蔵庫へ。冷やすことで、熱いままだと柔らかなタネが扱いやすくなります。

冷えるとほら、このとおり。俵型にまとめるのも簡単です。コーンが何になるのかは、もう分かりましたね。そう、コーンクリームコロッケです。

クリームコロッケって、作るときのひと手間でハードル高く感じるんですけど、その分自分で作ってみたときの達成感というか、満足感というか、やったぜ的な気持ちになれるんですよね。

それと、お店で食べるのと違って、カニクリーム以外のいろんな具で作れるのも、おうちクリームコロッケの魅力です。

🫑ピーマンのフライはこんな形で

続いてピーマンいきます。

まずはひき肉に卵とパン粉、下味の調味料を合わせます。

それをハンバーグの要領で練り練り。

縦半分に切って、種を取ったピーマンに詰め詰め。

ピーマンの皮とひき肉ダネの間に、隙間ができないようにしっかり押し込みながら詰めたら準備完了。こちらは、いわゆる肉詰めフライです。

続いて、衣をつける前のひと手間。全体に粉をまぶしておきます。

クリームコロッケは揚げるときに破裂しやすいのと、ピーマンはツルツルしていて衣がくっつきにくいので、粉で表面を覆うことで、このあとの衣付けがしっかりいくようにしておく感じです。

⛱️夏のメンバー勢ぞろい

さあ、これで夏のミックスフライのメンバーと、全貌が見えました。

左からアジ、ピーマン肉詰め、コーンクリームコロッケ。あとは衣です。

水で溶いた天ぷら粉をくぐらせて、パン粉をしっかりと付けていきます。

天ぷら粉を使うと、小麦粉とは違って、卵を入れなくてもいいので、我が家ではこれがいつものスタイル。卵も高くなりましたからね。

揚げたときに破裂しないように、クリームコロッケは特にしっかりと全面に衣付けするように意識しました。ここ、試験に出るポイントです。

フライといえば、付け合わせはやはりこれが王道。

たっぷりの千切りキャベツ。今回はレタス、きゅうり、ミニトマトも添えました。

🔥ミックスフライを揚げていこう

さあ、あとは揚げるだけ。

 

まずは中温に温めた油に、コーンクリームコロッケとピーマンの肉詰めを投入。

底になった面が色付いたら返して、全体を揚げていきます。

クリームコロッケを破裂させないポイントは、中身のタネが温まって膨張する前に、外側をしっかり固めてしまうこと。これも試験に出ます。どこでやってる、何の試験かは謎ですが。

先に入れた2品に8割方火が通ったら、このタイミングで火を強めて油の温度を揚げて、アジも仲間入り。

アジは火通りがいいので、高温で一気にからりと揚げていきます。

あとはしっかりと油を切れば、OKです。

🍽️お皿の上が夏になる

さあ、いよいよお皿の上に夏を呼びますよ。

ピーマンは、斜めにさくっとカットすることにしました。ちょっとアクセント的に、顔を覗かせる緑色がいいですよね。

左からピーマン肉詰め、アジフライ、コーンクリームコロッケ。これがこの夏のミックスフライ。みごと、夏の素材で3品並べることがてきました。

ほら、茶色揃いのフライの中に、ピーマンがいい彩りです。

🌬️春夏秋、そして残るは

季節ごとに楽しんできたミックスフライも、秋、春に続いて今回が夏。あとは冬のミックスフライで四季制覇となりました。

さあ、ことしの冬は楽しみです。何と何と何をフライにしようかな。早くもそんなことを考えている、食いしん坊がここにいます。

⛱️夏のミックスフライのレシピ

🫑ピーマンの肉詰めフライの材料(4個分)

・ピーマン…2個
・豚ひき肉…250グラム
・玉ねぎ…1/8個
・パン粉…1/2カップ
・卵…1個
・ケチャップ…大さじ1
・お好みソース…大さじ1
・マヨネーズ…大さじ1
・こしょう…ひとつまみ

※ひき肉ダネはこの分量で肉詰めフライ+メンチカツ4個分になりました。

🌽コーンクリームコロッケの材料(5個分)

・コーン缶…大さじ2
・玉ねぎ…1/8個
・ベーコン…1枚
・バター…25グラム
・天ぷら粉…大さじ3
・牛乳…1/2カップ
・コンソメパウダー…小袋1

🐟️アジフライの材料

・アジ

🍤衣の材料

・パン粉
・天ぷら粉
・水

🔪作り方

①ひき肉、パン粉、卵、みじん切りにした玉ねぎをボウルに合わせ、ケチャップ、お好みソース、マヨネーズ、こしょうを加えてハンバーグの容量で練る。
②縦半分に切ったピーマンの種を取り、①を隙間のないようにしっかり詰める。
③コーン缶、細かく刻んだベーコン、玉ねぎをバターで炒める。
④③に天ぷら粉を加えて、全体がまとまるまでよく混ぜながら焦がさないように炒める。
⑤④をいったん冷ましてから、すこしずつ牛乳を加えてなめらかになるまでのばす。
⑥⑤にコンソメパウダーを加えて混ぜながら弱火にかけ、ヘラで持ち上げられるくらいの固さになったら、火からおろして冷ます。
⑦⑥が冷めたら冷蔵庫でしっかりと冷やす。
⑧②のピーマンの肉詰めと、冷えてから俵型にまとめた⑦のコーンクリームコロッケの表面全体に天ぷら粉をまぶす。
⑨余分な粉をはたいた⑧とアジを、水で溶いた天ぷら粉にくくらせて、パン粉の衣をつける。
⑩ピーマンの肉詰めとコーンクリームコロッケを中温の油で揚げ、中まで火が通ったらアジを加えて油の温度を上げて表面をカリッと仕上げる。
⑪よく油を切って、千切りキャベツ、お飲みの生野菜と一緒に盛り付けて完成。

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