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人生は、らせんを描く

写真は、世界一高い161.53mの教会塔を有するドイツのウルム大聖堂のらせん階段です。ちなみにサグラダ・ファミリアのイエス・キリストの塔が完成すると172.5mでそちらが世界一の高さになるそうです。

30分ほどかけて、ひたすら140mほどの高さまで上がることができます。そこからの景色はとても爽快でした。

さて、話は変わって、ここから看護理論の話になります。

マーサ・E・ロジャーズというアメリカの看護学者がいました。私が看護学生の時に、様々な看護理論がある中で彼女の看護理論をグループワークすることになりました。この方の理論、理解するのがとても難しいのです。科学的でもあり、哲学的でもあるというか。

ロジャーズの看護理論に「らせん運動性の原理」というものがあります。
完全に理解しているわけではないので個人的な解釈になりますが、
生きていくことは、同じような毎日を繰り返しているようで、らせんを描くように少しずつ違う時間を生きているということなのかと。
そしてそれは連続してつながっていて、後戻りせず進んでいくことなのだと思っています。

過去を振り返ると、思い出したくないようなことがあったりします。もし直線的に進んでいったら、振り返るとそれが目に入ってしまう。でもらせんを描いて進んでいけば、振り返っても近くの過去しか見えずにすむ。
心に余裕ができて人生を振り返ろうと思えば、身を乗り出して歩んできた過去を眺めることもできる。
過去のことは消えてなくなるわけではないけれど、今いる自分の立ち位置はその延長にある。そしてさらに先に続いていく。

そこから見える景色は、これまで生き続けてきたからこそ見えるものでしょう。そしてこれからどのような景色が広がっていくのでしょうか。
素敵な景色が見えるといいですね。

ちなみに、ウルムはアルベルト・アインシュタインの生誕地です。ロジャーズの看護理論は彼の「時間と空間の4次元の世界」の影響を受けています。
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