マレーシア移住準備②|出国1ヶ月前、現実と向き合う「手放し週間」
出国まで、残り1ヶ月。
このタイミングで一気に始まったのは、
**「未来の準備」ではなく、「今までの生活を終わらせる作業」**でした。
正直、ワクワクよりも
淡々と、でも確実に、現実が押し寄せてくる時期です。
インフラ解約は「戻れない感」を突きつけてくる
インターネット、電気、ガス、水道。
そしてスポーツジムの退会手続き。
一つひとつは事務作業なのに、
解約ボタンを押すたびに、
「あ、もうこの生活は終わるんだ」
と、地味に心にくる。
特にジム。
「来月からまた通おう」と思っていた場所が、
あっさり“過去”になる感じ。
書類1枚、クリック1回なのに、
気持ちは全然軽くならないのが不思議でした。
携帯だけは、日本との“命綱”として残す
携帯電話は解約せず、
最低料金プランに変更
LINEはそのまま利用
日本にいる家族、友人、仕事関係。
そして、何かあった時のための連絡手段。
完全に切るのではなく、
細くても確実につながる線を残す。
これ、移住する人なら
「わかる…」ってなるやつだと思います。
メルカリ・ジモティは、想像以上に感情が動く
家具や家電、生活用品。
友達に「これ使う?」と声をかける
メルカリに出品
ジモティで引き取り手を探す
ここで気づいたのが、
「売る」って意外とエネルギーがいるということ。
値段を考え、写真を撮り、
メッセージをやりとりして、日程調整。
途中からは
「いくらになるか」より
「早く終わらせたい」気持ちが勝つ瞬間が来ました。
売れない大型家具は、まさかの“自力解体”
そして、最大の山場。
どうしても売れない大型家具。
粗大ゴミ?
回収費用?
日程調整?
悩んだ結果、出した答えがこれ。
電動鋸(ノコギリ)で、自分で解体。
正直、最初はちょっと怖かった。
でもやり始めると、
「ここ切ればいけるな」
「あ、意外と木ってこうなってるんだ」
無心で解体作業。
汗だくになりながら、
バラバラになっていく家具を見て思ったのは、
「ああ、生活って、こうやって終わらせられるんだな」
ちょっと切ないけど、
なぜかスッキリする、不思議な時間でした。
マイカーとバイクを手放す時、少しだけ迷った
車とバイク。
「帰国したらまた必要かも」
「いつか乗るかも」
何度も頭をよぎったけど、
2年間の海外生活を考えたら、
維持費
管理
気がかり
全部まとめて手放す方が、楽だと判断。
引き渡した後、
しばらく駐車場を見てしまったのは、ここだけの話です。
クローゼットは、過去の自分でパンパンだった
最後に向き合ったのが、服。
クローゼットを開けて、愕然。
着ていないのに捨てられない服
「高かったから」と残していた服
もう今の自分には合っていない服
そこには、過去の自分の選択が全部詰まっていました。
今回決めたルールはシンプル。
「今の自分が、マレーシアで着たい服だけ残す」
結果、驚くほど少なくなったけど、
不安よりも、なぜか安心感の方が大きかった。
出国1ヶ月前は、人生の“棚卸し期間”
この時期は、
キラキラした移住後の生活を考える余裕はあまりありません。
それよりも、
使わなくなったもの
終わらせる習慣
手放す選択
を、ひたすら積み重ねる時間。
でも、この作業をしたからこそ、
新しい場所で、身軽に始められる。
移住準備って、
引っ越しじゃなくて、人生のリセットボタンを押す作業なのかもしれません。
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