見出し画像

9月1日は、挫折と再出発

2023年9月1日。

僕は安堵していました。

この日を迎える前の1年間、「いつよくなるのか」という壮絶な不安と恐怖を味わっていました。

当時の上司とのすれ違いと切羽詰まった引継ぎ業務で僕の心に決定的なひびが入ったのが、2022年の9月。
元上司が異変に気づき、打合せスペースで話し合いの場を設けてもらい涙した、「あの時」です。

そこから、慢性的な片頭痛との闘いが1年間続きました。正確には今も時々頭痛の症状は出ます。

脳神経の病気と信じていました。
いや、信じようとしていました。

どんな薬を与えられても、効くのは鎮痛剤のみ。
最後は保険適用でも1本5桁円する自己注射まで行いました。

それでも、ダメだった。
冷静に考えれば、「あの日」を境に頭痛が発症しているのですから、原因は「こころ」にあったのです。

そして、ある夏の終わり。
起き上がれなくなりました。
金縛りとは違い、意識ははっきりしています。
なんだこれ?

そこでようやく、診断名が「不安神経症」から「うつ病」へと変わったのです。

僕は、闘いを止めました。
もう、闘わなくていいんだ。
安堵しました。
8月31日に何とか出社して上司と今後のことを話し、9月1日から休業、休職に入りました。


2024年9月1日。

休業当初、とっくに復帰しているはずだという僕の目論見は、見事に崩されました。
静かに落胆しつつも、慌てても仕方ないという気持ちは持っていました。
遅くとも来春には。そうイメージしながら。

その春に、復職トライアルを受けましたが失敗。
このときはさすがに落ち込みました。
情けない。悔しい。
そんな思いが複雑に絡みあっていました。

それを救ってもらったのが、創作大賞応募への創作モチベーションと「13日のフフフ」でした。

初めての小説執筆。
憧れのコニシさん始め、路地裏の皆さんとの交流。

改めて前を向く力をもらったのです。


2025年9月1日。

僕がまだ休職者であることは確定しています。
但し、それまでの復職トライアルスタートは目論んでいますし、今までで一番自信を持っています。

あくまで、復職はリスタートです。
その後もどういう身の振り方をするか、不透明です。
でも、僕にとっての9月1日は「挫折し、再出発する区切り」として、これからも胸に刻んで生きていきます。

今度こそ、負けるもんか。

(了)

#9月1日がこわいあなたへ2025

いいなと思ったら応援しよう!