見出し画像

脂の木曜日とポンチキ

脂の木曜日とは?
キリスト教でいうところの伝統的な祝祭日で、四旬節の期間中は断食(あるいは節制)が必要となるため、その前に大量のお菓子やご馳走(断食前に食材を使い切る)を食べておく、という日だそうです。
因みに、四旬節の初日にあたる灰の水曜日の直前の木曜日になるそうです。
今年の脂の木曜日は2/12で、ポーランドでは穴の開いていないポンチキというドーナツをたくさん食べるそうです。
今年もポーランドのクラクフではポンチキ早食い競争が開催されたとのネット記事を読みました。
何個くらい食べれるものなんでしょうか?


ポンチキは中に少し酸味のあるバラジャムなどが入っていて、ふんわり軽くてしつこくなくてとってもおいしいです!


ポンチキヤさんのポンチキ


東京の調布に「ポンチキヤ」さんがあり、数種類のポンチキや他お菓子、サンドイッチが食べられる、素敵なお店があります。何度かお取り寄せして食べていますが、私の好きな味のドーナツです!

☝︎こちらからお取り寄せできます。


今年一番、どうでもいい情報だとは思いますが、2/12は私はセブンイレブンのシュガードーナツを食べました。温めた後にシュガーをかけて食べるというドーナツスタイルでしたが、なかなかプレーンドーナツで美味でした🍩


■もうひとつのポンチキ

九州の長崎に、ポーランドと関わりのある場所があります。
ご存知の方もおられるかとは思いますが、1930年来崎されたコルベ神父たちが作り上げた、ニエポカラヌフ(無原罪の聖母の園)、聖母の騎士修道院です。

コルベ神父は長崎に6年間の滞在後、ポーランドに戻り、1941年ビルケナウ強制収容所で亡くなりました。
コルベ神父が日本を離れる際、1人のポーランド人修道士に「あとを頼みます」と言って旅立ちました。
その頼まれた方が、セルギウス・ペシェクさんといって、コルベ神父たちが残したルルドを大切にし、清掃や、庭の植物の管理を行い、参詣に来られた方との会話を楽しみ、ポンチキを作りふるまっていたそうです。
(名物修道士 小崎登明修道士談)
そのポンチキ、私もいただきたかったです。
2010年に103歳で帰天され、それまでルルド係で働き、4冊の本も書かれました。

・コルベ神父さまの思い出
・越えて来た道
・ポーランドの思い出
・無原罪の聖母
             全て聖母文庫より

実際のコルベ神父と共に過ごしたセルギウスさんの視点が、とても貴重です。
コルベ神父の人間性を感じることができます。
特に藁の布団をほぐす話がクスッと笑えます。

以前作りました。
修道士さんの写真展で飾らせていただきました。
説明文は晩年の小崎修道士が書きました。
似てるかな?


コルベ神父に後を任されたセルギウスさん。
きっとその誇りで最期まで働かれたのではないかと思います。
ポーランドへ帰りたい気持ちもあったのではないかと、本を読みながら、修道士さんのお話しを聞きながら、私の勝手な想像かもしれませんがそう感じました。

時々、ルルドに参詣します。
(とっても急斜面を登ります…)
道中、息を切らしてしんどくなりますが、山の中ほどから静かに長崎の街が望め、しんどさも消えてしまいます。
私は信者さんではありませんので、ロザリオを繰ることも、お祈りの言葉を捧げることもできませんが、小さくですが、感謝の気持ちは確かにそこにあります。


ポンチキは日本語で「つぼみちゃんたち」という意味ですが、セルギウスさんのポンチキを受け取った方々は、それぞれの中でつぼみになって、いつか小さく花を咲かせるのかもしれません。
そうだったらいいな。

ジンクーエン!


セルギウスさんと関連ある方々



Nina Simone / Ain't Got No,I Got Life
昭和を生きた修道者へ

いいなと思ったら応援しよう!