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9/13 血圧が高い日に、まず確認したいこと

血圧が高い日に、まず確認したいこと

朝、いつもの習慣で血圧計に腕を通したら、数字が思っていたより高い。
「え、なんで?」と、そのまま固まってしまう。

私自身、何度もこの瞬間を経験してきました。
看護師として働いていても、自分の血圧が高い日はやっぱり動揺します。

結論から書きます。
血圧が高い日にまず確認したいのは、この4つです。

  • 測り方が正しかったか(直前の行動・姿勢・タイミング)

  • 前日の食事や生活に思い当たることがないか

  • 処方されている薬の指示をどう守るか(自己判断で変えない)

  • 受診が必要な数値・症状に当てはまっていないか

この記事では、看護師としての一般的な知識と、高血圧・慢性腎臓病の当事者である私自身の「その日の過ごし方」を分けて書いていきます。


まず疑うのは、体ではなく「測り方」

血圧が高い数字を見ると、どうしても体の異常を先に考えてしまいます。
でも実際には、測り方の条件で数字が変わることは珍しくありません。

一般的に、家庭血圧は次の条件で測ることがすすめられています。

  • 起床後1時間以内、トイレを済ませてから

  • 朝食や薬を飲む前

  • 椅子に座って1〜2分落ち着いてから

  • 腕(カフ)の位置が心臓と同じ高さになるように

寒い部屋で測る、直前に動き回っていた、カフの位置が低い、しゃべりながら測る。
こうした条件が重なると、普段より高めに出ることがあります。

私の場合は、忙しい朝ほど「早く測らなきゃ」と焦って、座ってすぐ測ってしまうことがありました。
その日はやっぱり高め。落ち着いてから測り直すと、少し下がっていることもあります。

だから今は、高い数字が出たときほど、すぐに次の行動に移らず一度深呼吸して、数分おいてもう一度測るようにしています。


前日の生活を振り返ると、理由が見えてくることがある

血圧が高い日には、たいてい「思い当たること」があります。

一般的に、血圧が一時的に上がりやすいとされているのは、こんな場面です。

  • 塩分の多い食事をとった翌日

  • 睡眠不足・寝つきが悪かった日

  • ストレスや緊張が強かった日

  • 体をほとんど動かさなかった日

  • 気温差が大きい日、寒さで体が冷えたとき

私の場合、朝の血圧は普段120〜130台で落ち着いています。
でもそれが140〜150になる日には、はっきりしたパターンがありました。

前日が外食だった日。お惣菜を買って済ませた日。そして、ほとんど歩かずに1日が終わった日です。

外食やお惣菜は、味つけが濃いというよりも「自分で塩分量を調整できない」のが大きいと感じています。
そこに運動不足が重なると、翌朝の数字にそのまま出る。
私にとっては、この2つが重なった翌日が一番高くなりやすい組み合わせでした。

この傾向に気づいてから、数字を見て落ち込む時間が少し減りました。
「体がおかしくなった」ではなく、「昨日の生活が出たんだな」と受け止められるようになったからです。


薬については、必ず医師の指示の範囲で

ここは、看護師としてどうしても丁寧に書いておきたいところです。

血圧が高いからといって、自己判断で薬を増やしたり、逆に「今日は低いから飲まない」と減らしたりするのは避けてください
降圧薬は、飲み方によって血圧が下がりすぎることもあり、ふらつきや転倒につながる可能性があります。

私の場合は、主治医から「140以上のときに飲む」という指示で頓服の薬が出ています。
だから朝の測定で140を超えていたら、その指示どおりに服用します。
これはあくまで、私の体の状態に合わせて医師が決めた指示です。

そのうえで、仕事が落ち着いたお昼ごろにもう一度測って、様子を見るようにしています。
飲んだら終わりではなく、その後どうなったかを確認しておくと、次の受診のときに主治医へ伝えやすくなります。

もし「高い日が続くけれど、どうしたらいいか分からない」という状態なら、次の受診を待たずに相談してもいい場面だと思います。


高かった日、私が実際にしている3つのこと

ここからは、私が患者として続けている工夫です。
特別なことはしていません。

1. その日の食事は塩分が読めるものにする
外食やお惣菜など、塩分量が分からないものはその日は避けます。
家にあるもので、味つけを自分で決められる食事にする。
それだけで「今日はやりすぎていない」という安心感があります。

2. 水分をしっかりとる
意識して水分をとるようにしています。
ただし、心臓や腎臓の状態によって適切な水分量は人それぞれ違います。
私自身も主治医から言われている範囲を守るようにしています。

3. 歩く時間をつくる
高かった日は、意識してウォーキングの時間をとります。
がんばって長時間歩くのではなく、「昨日動かなかった分を少し戻す」くらいの感覚です。

この3つは、どれも「明日の数字のため」にやっていること。
今日の数字をその場で下げようとするのではなく、翌朝につなげる行動だと思っています。


Q&A

Q. 血圧が高かったとき、何回も測り直してもいいですか?

A. 数分あけて1〜2回測り直す程度なら問題ないとされています。

ただ、何度も繰り返すと緊張して、かえって数字が上がってしまうことがあります。
一般的には、時間をおいて測った値や、数日分の記録の流れで判断することが大切だと考えられています。

私の場合は、朝に高かったら、その場では測り直しを1回までにして、あとはお昼ごろに改めて測るようにしています。

Q. どのくらいの数値なら、受診したほうがいいですか?

A. 数値だけでなく「症状があるかどうか」が大切な目安になります。

強い頭痛、吐き気、胸の痛み、息苦しさ、言葉が出にくい、手足の力が入らない。
こうした症状をともなう場合は、数値にかかわらず早めの受診が必要とされています。

症状がなくても、普段より明らかに高い日が数日続くときは、次の受診を待たずに医療機関へ相談してください。
受診の目安は持病や治療内容によって変わるため、自分の目安を主治医に確認しておくと安心です。


まとめ

  • 血圧が高い日は、まず測り方の条件を確認する。姿勢・タイミング・落ち着いた状態かどうかで数字は変わります。

  • 前日の食事や運動量を振り返ると、自分の傾向が見えてきます。私の場合は「外食・惣菜+運動なし」の翌日でした。

  • 薬は必ず医師の指示の範囲で。症状をともなう高血圧や、高い日が続くときは早めに相談を。

今日からできること

  • 血圧を測る前に、座って1〜2分待つ時間をつくる

  • 高い数字が出た日は、前日に何を食べて、どのくらい動いたかをひとことメモしておく

ともちゃんから読者へ

血圧の数字は、その日の体からのメッセージのようなものだと思っています。
高い日があると「また失敗した」と感じてしまいますよね。私も同じです。

でも1日の数字で、これまでの努力がなくなるわけではありません。
大事なのは、その1日ではなく、1週間、1か月の流れです。

高い日があってもいい。そこから何か1つ気づけたら、それで十分だと思っています。
完璧にできない日があるのは、私も同じですから。

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