【古典邦画】「お嬢さん」
三島由紀夫のエンタメ小説「お嬢さん」が、若尾文子さん主演で映画化されてた!
謎の自殺を遂げた弓削(ユゲ)太郎監督の、1961(昭和36)年の大映作品である。YouTubeにて。
三島と文子さんが共演した作品「からっ風野郎」(増村保造監督)の撮影時に、文子さんが「私がヒロインを演じたい」とアピールして実現したのだって。文子さんの衣装は全て文子さんデザインだという。
女子大生役の文子さんが、遊び友達の青年(川口浩!)がシツコク結婚を迫るGFと別れるために策を講じて、彼との結婚を決めるが、いざ夫婦となると彼の過去の女性関係が気になって嫉妬してしまうという、三島らしい皮肉の効いた喜劇である。
あどけなくも整ったお顔のアップが多く、風呂に入るお色気シーンもあって、文子さんファンにはたまらない作品だろう。
エンタメ作品とはいえ、チープなセットの空想と現実の映像を使って、嫉妬に揺れ動く“お嬢さん”の女性心理を表すなど、凝った演出もあって面白い。
田宮二郎や野添ひとみも友達役で出演している。文子さんと川口浩は、小津安二郎監督の「浮草」でも共演してて、川口浩の奥様は野添ひとみだったね。









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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。