【古典邦画】「河内山宗俊」

早逝の天才監督、山中貞雄の、1936(昭和11)年の日活配給時代劇「河内山宗俊(コウチヤマソウシュン)」をYouTubeにて。

なんと、まだ16歳のカワイイ原節子が、甘酒の屋台を引く娘役で出演している。

居酒屋で毎日、酒ばっかり呑んでウダウダやってる河内山宗俊と、ショバ代を取って生計を立てる用心棒の金子市之丞。

この2人のオヤジの心の慰めとなっているのが、原節子演じるお浪。その日暮らしのオヤジ2人は、お浪の屋台で甘酒を飲むのが何よりの楽しみ。

が、彼女には不良の弟がいて、彼が芸者に手を出したことで多大な借金を作ってしまう。お浪は、その借金を清算するために、借金先の森田屋に自ら身売りすることを決心する。それを知ったオヤジ2人はお浪を救うべく戦う、というストーリー。

やはり原節子に注目するのだが、はにかんで物静かながらも、不祥の弟にいきなり激しく平手打ちを喰らわせるなど、すでに一端の女優としての貫禄は十分だ。

結局、オヤジ2人は、森田屋の子分に斬られて死んでしまう悲劇だけど、弟が宗俊が作った金を持って、姉の身売り先に赴くことに。弟がトンズラしなきゃ良いけどね。

原節子が気に入って大きく起用したことは、やはり小津安二郎に通じるところがあるんだね。


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TOMOKI 脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。

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