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男性育休の記事を読んで思い出したこと ― 出産・育休・働く母親だった頃 ― 2026/6/12(金) R8

松山城へ向かうバスを待つ間、男性の育休取得についての記事を読んだ。

記事には、何年も待ってようやく授かった子どものために育休を取りたいと考えた男性が、当時は「とんでもない」と叱責されたという体験が書かれていた。

それを読んで、自分の若い頃のことを思い出した。

私は1988年と1991年に出産し、それぞれ産休と育休を取得した。当時はそういうものだと思っていて、制度について深く考えることはなかった。

しかし年金を受け取る年齢になり、夫との年金額の違いが気になって年金事務所に問い合わせたことがある。その時、私が出産した頃は現在のような育休期間への年金上の配慮がまだなく、休業期間が年金額に影響していると説明を受けた。

子どもを産み育てることは社会にとって必要なことのはずなのに、そのために休んだことが将来の年金に反映される。今は制度が改善されているそうだが、少し考えさせられた。

さらに思い出したことがある。

親戚の不幸の席で、私が働いていることを話した時、「なんや、あんた子供捨てて」と言われたことだ。

何十年も前のことなのに、その言葉は今でも忘れられない。

当時は働く母親への見方が今とは大きく違っていた。子どもを産み、育てながら働くことは、今以上に理解されにくかったように思う。

もちろん私は子どもたちを育てられたことを幸せに思っている。

ただ、振り返ってみると、出産や育児による負担や不利益が女性に偏っていた時代だったのではないかとも感じる。

少子化の原因は一つではないだろう。しかし、子どもを産み育てることによる負担の大きさや、働く親への厳しい視線が積み重なった結果が、今の社会につながっているのかもしれない。

バスを待つほんの短い時間の記事だったが、思いがけず昔の記憶を呼び起こしてくれた。

ハッシュタグ

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