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私はどちらも合うし、どちらも合わない

2013年の夏から2023年の年末まで、私は会社員として働いていた。
その間、2度の育休を挟みながら、約10年。
それは、同じ広告業界でありながら社風としてはまったく違う色の2つの会社で過ごした10年間。

一つ目の会社は、いわゆる“体育会系”。
営業職で、数字を追いかける毎日。
飲みニケーションが日常で、売れる人が目立ち、評価される世界。
成果で語られる分かりやすさもあったけど、その一方で「プロセスも見てほしいな」と思うことも多かった。数字以外にも、大切なことがあるってことに気づかされた時間だった。

二つ目の会社では、裏方のサポート業務。
戦略立案、報告書作成、広告運用のサポートなどを担う“内職型”の仕事。
人前に立つよりも、支えることが求められるポジションで、環境も雰囲気も前職とは真逆。飲み会もほとんどなく、静かに仕事が進んでいく世界。
けれどその中で、私は「もっと挑戦したい」「変化を起こしたい」そんな自分の内側の熱にも気づかされた。

そして今、フリーランスとして自分のビジネスを始め、「遊ぶようにビジネスをする」というコンセプトのビジネスコミュニティに参加している。

会社員、副業中、起業している人…。働き方も価値観も、じつに多様な人たちが集まっていて、刺激的でありながら、不思議と安心感もあるこの場所。
そんな各領域で活躍する人たちをアベンジャーズみたいだと表現しているメンバーがいた。そんな言葉に「会社員時代にもこんなコミュニティを知っていたらな」ふと、そんなことを感じた今日。

今、あらためて感じるのは、どちらの会社でも、私は“自分の輪郭”を知るための時間を過ごしていたように思う。求められる役割をこなしながら、その中で「何が嬉しかったか」「どこに違和感があったか」を感じ続けていた。

今思えば、あの10年があったからこそ、「遊ぶように働く」ことの意味や豊かさが、ちゃんと胸に届くのかもしれない。

安心と挑戦、自由と責任。そのバランスを探りながら、これからも“自分の働き方”を更新していけたらと思っている。

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