コースは、上手くなってから行く場所じゃなかった
『今、行動する勇気が、後悔しない最短の人生を作る』
この言葉は、練習場で足を止めている人にこそ、そっと渡したい言葉です。
完璧になってからではなく、不安を抱えたままでも一歩出ること。
そこから見える景色は、思っているよりずっとやさしいものだと思います。
夜の練習場には、少しだけ安心する空気があります。
打席のライトに白いボールが浮かび上がって、乾いた打球音が順番に夜へ溶けていく。
前に飛んだだけで嬉しくて、うまく当たらない日は少し悔しい。
それでもまた一球打ちたくなる。そんな場所です。
でも、その安心感があるからこそ、コースデビューが遠くなることもありますよね。
「まだ早い気がする」
「もう少し打てるようになってから」
「周りに迷惑をかけたくない」
その気持ち、すごくわかります。
周りでは快音を響かせるベテランさんたち。
自分はまだ、まっすぐ飛ばすことさえ思うようにいかない。
そんな光景の中にいると、
「いつか」という言葉が、少しずつ逃げ道になってしまうことがあります。
練習場なら何とかなるのに、芝の上に立つと怖かった。
練習場は、平らなマットの上から、同じ方向へ打てます。
でもコースは違います。足元の傾きもあるし、風もあるし、池やバンカーまで急に目に入ってくる。
景色がきれいなぶん、緊張までくっきりしてしまうんですよね。
だから「もう少し練習してから」と思う。
そして、その“もう少し”が、いつの間にか何か月にもなる。
けれど、ゴルフの楽しさって、練習場だけでは見えない部分がたくさんあります。
朝の芝の匂い。
カートで風を切る感覚。
ナイスショットじゃなくても、前に転がっていくボールをみんなで笑いながら追いかける時間。
コースデビューした初心者の方が帰り道によく言うのは、
「うまく打てた」ではなく、
「思っていたより楽しかった」だったりします。
私は、その言葉がとても好きです。
ゴルフって、きれいに打てた瞬間だけが魅力じゃないんですよね。
少し失敗しながらでも、景色の中に自分が入っていく感覚。
それを初めて味わえるのが、コースなのだと思います。
今年のマスターズをテレビで観ながら、胸が熱くなった。
2026年のマスターズでは、ローリー・マキロイが2年連続で優勝しました。
一時はリードを失いながらも、静かに巻き返してグリーンジャケットを再び手にした姿。
プロでも、そんなドラマがある。完璧じゃないからこそ、続く物語があるんだと、改めて思いました。
松山英樹選手も大会後に「まだまだ練習が足りない」と振り返っています。
世界のトップ選手でさえ、迷いや課題を抱えながら
前へ進んでいるのだと思うと、少し肩の力が抜けます。
私たち一般のゴルファーに、
完璧な準備ができる日なんて、たぶん来ないのかもしれません。
ゴルフ歴が長くなっても、「今日は少し不安だな」と
思いながらコースに向かう日はあります。
一歩踏み出す勇気が、止まった時計を動かす。
最初の一歩は、きれいなスイングじゃなくていい。
「一度コースへ行ってみたい」と口にしてみること。
スマホのカレンダーに、仮でもいいから日付を入れてみること。
その小さな行動だけで、止まっていた時間が少し動き始めます。
まずは「芝生の上を散歩する」くらいの気持ちでいいんです。
空の青さや、風の匂いを感じるだけで十分。
上手くなってから行くのではなく、行くからこそ、上手くなっていく。
その順番を変えるだけで、世界は一気に色づき始めます。
「自分にも出来るかも」という予感を大事に
「まだ早い」とブレーキをかけるのは簡単です。
でも、その一歩を踏み出さなければ、一生味わえない感動が、コースの向こう側に眠っています。
18ホールずっときれいに打てる人なんて、経験者でもほとんどいません。
ミスをしてもいい、空振りしてもいい。
その勇気が、あなたの人生に「ゴルフがある幸せ」を連れてきます。
「自分にも出来るかも」という小さな予感を、大切にしてください。
次の練習で、ひとつだけ試してみてほしいこと。
明日、もし練習場に行くのなら、ボールを打つ前に、
一度だけ深く深呼吸をしてみてください。
そして、練習場のネットの先にある「空」を眺めるんです。
「この空の下に、本物のコースがあるんだな」
そう思うだけで、不思議と心が少し前を向くことがあります。
3秒でいいんです。
遠くの景色を想像するだけで、練習の一球が、
次の一歩につながっていく気がします。
緑の絨毯が、あなたを待っています
ゴルフは、一生かけて遊べる最高のゲームです。
失敗も、成功も、すべてがいつか愛おしい思い出に変わります。
私と一緒に、不完全なままの一歩を踏み出してみませんか。
練習場のマットの先には、芝のやわらかさも、風のにおいも、
思いがけず笑ってしまう一日も待っています。
あなたがもし今、コースデビューをためらっているなら、
その不安は、向いていない証拠ではなく、
ちゃんと向き合おうとしている証拠かもしれません。
だから大丈夫。
今の自分のままで、一歩出てみていいんです。
あなたの挑戦を、私はいつでも応援しています。
【最後に、あなたへ問いかけたいこと】
あなたがもし、何の制約も不安もなかったとしたら、
本当はどんな場所で、誰とゴルフをしてみたいですか?
心の中に浮かんだその景色を、よかったらコメントで聞かせてください。
一緒に、のんびりゴルフを続けていきましょう。

いいなと思ったら応援しよう!
応援ありがとうございます😊