【奈良交通】信貴山を訪ねて(2)
信貴山朝護孫子寺は大阪府と奈良県の府県境にそびえる信貴山の上にある古刹で、古くから大阪側と奈良側から交通手段が整備されてきました。秋のある日、奈良交通さまのバスで信貴山を訪ねてきましたのでご紹介します。
大門ダムのダム湖の大門湖に架かる信貴大橋を奈良交通さまのバスが行きます。緑の山々と赤い欄干の橋に緑とクリーム色のバスがよく合いますね。

大門湖のほとりにある信貴大橋停留所は信貴山朝護孫子寺の最寄り停留所です。

信貴山に佇む朝護孫子寺は毘沙門天を祀る古刹です。本堂の舞台からは奈良盆地を見下ろせました。




朝護孫子寺の仁王門からは街並みが続いています。この先には東信貴鋼索線の信貴山駅がありました。今はひっそりとしていますが、かつてはこちらも門前町として賑わっていたのでしょうか。


奈良交通さまの信貴山停留所はかつての近鉄さまの東信貴鋼索線の駅でした。待合室は元駅舎で、中で待っているとケーブルカーの案内が聞こえてきそうですね。


待合室に掲出されている案内図は東信貴鋼索線を消した跡が残っていますし、日本高速バスが記載されています。

山道を行くエンジン音が聞こえてきて、信貴山停留所へ奈良交通さまのバスがやってきました


奈良交通さまの信貴山停留所から山麓へ向けて東信貴鋼索線の廃線跡が続いています。信貴山へ向かう参拝客を運んだ鉄路は自然に還りつつありました。


東信貴鋼索線の廃線跡の半分は山道ですが、残りの半分は住宅街です。その中にあった停留所名は「万葉荘園」で、実に奈良らしいような気がしましたが、そういう名前の施設が近くにあるのが停名の由来のようです。

奈良盆地を見下ろす真っ直ぐな坂道。かつてはここをケーブルカーが行き交っていました。

近鉄さまの生駒線の信貴山下駅には東信貴鋼索線の車両や機器が保存されています。車両の状態は良く、廃線から40年以上経っていても、会社や地域で愛されていることがよくわかりますね。




信貴山下駅に奈良交通さまのバスがやってきました。信貴山門へ向かうバスと、かつて信貴山へ向かっていた東信貴鋼索線のケーブルカーの車両がスライドします。

バスで訪ねる信貴山の旅、楽しませていただきました。
