【短編童話】ちいさな神さまとひとりのわたし
ちいさな神さまと
ひとりのわたし
言葉に出来ない神様と
言葉を失った私のコトバ
ちいさな神さまがいた
ちいさな神さまがいた
ちいさな神さまは空の上の雲に寝そべり
ぼんやり地上を眺めていた
ちいさなな神さまは ひとりのわたしを見つけた
ひとりのわたしはひとりぼっちだった
生きることにつまずき
愛することをおそれて
失敗と挫折の中を生きていた
何をやってもうまくいかない
何をやっても失敗続き
誰と話しても誤解を生み
もう言葉を使うことすら
おそれるぐらい
沈黙の失意の中を生きていた
本当に望んでいたことに裏切られ
帰りの道は雨だった
天気予報は曇りのち晴れ
けれども今日も天気予報は外れて
いつもの集中豪雨が始まっている
風あたりが強く
心にも冷たい風が吹き抜けていた
ひとりのわたしは失意の中で
わたし生きてていいのかな?
と思うようになった
気がつくと言葉を失い
言葉を使うことが怖くなっていた
なんでわたしなんかが生きているのか?
という思いが
幾度となく心の中で繰り返されていた
なんでわたしなんかが..?
なんでわたしなんかが..?
そんなある日
わたしの部屋に
ちいさな神さまが現れた
ちいさな神さまは
『小指のツメ』ほどの大きさで
白ヒゲを生やして白い着物
片手に木の杖を持った
白髪姿の おじいさん
なぜかおじいさんは
ぽぉーっと淡い光を首の後ろや
身体のまわりに放っていて
ひと目でそれは神さまだとわかる
なにかがあった
ただそれは思っていたほど大きくはなく
ちいさな『小指のツメ』にも足りないくらい
米粒2つ分くらいの大きさだった
リビングのテーブルの上に現れた神さまは
もの珍しく置き物を触ってみたり
買っていた果物や野菜を少しつまみ食いして
微笑んでいた
福の神が現れたと思ったひとりのわたしは
そのまま神さまを見守っていると
ふとした瞬間神さまと目が合った
ふたりは驚きじっと見つめた
まさか気づかれるとは思っていなかったからだ
神さまはニッコリ笑った
そうしてじっと見つめた
愛くるしい微笑みを見せながら
神さまは静かに待っていた
戸惑うひとりのわたしは何か言おうにも
やっぱり言葉は出なくって
口を小さく開けることしか出来なかった
神さまはもう一度ニッコリ笑った
そうして首をかしげてさらにニッコリ笑った
両手で顔をおおって
パッと開いて満面の笑顔で笑って見せた
もう一度
両手で顔をおおって
パッと開いて満面の笑顔で笑って見せた
さらに
両手で顔をおおって
パッと開いて満面の笑顔で笑って見せた
すると神さまは
じぶんでじぶんを可笑しく思い始めたのか
テーブルの上を転げ回って笑いだした
ひとりのわたしは
なんだか可笑しくなってきて
少し笑顔がこぼれた
いつの間にか神さまとは
共同生活をするようになっていった
神さまは家にいる時は働き者で
家中の掃除をしたり
家中を探検したり
家中の修繕をしたりしていたが
いつも失敗ばかり
手は届かないし 身長も足りない
ほとんどのものが動かない
すぐに転んで落っこちるし
すぐに泣き出し諦める
神さまは思いのほか手が掛かり
放っておくとすぐすねる
でもある日
不思議なことが起こった
お腹をすかしている神さまが
紙に杖でこんなことを書いていた
果報は寝て待て
そう書き記すと神さまは眠り始めた
ドアのチャイムが鳴り
宅配で頼んでいた食材が届いた
神さまは飛び起きてダンボールを開いて出てきた食材の豆や野菜や果物に大喜びしてちいさな果物や豆をかじっていた
そこでふと気づいたことがある
神さまはいつも
助けを必要としている
わたしが助けていなかったら
神さまはいつも弱っているし
食べてもいない
部屋の掃除だって出来ないし
探索するにもすぐに道がはばまれ
手助けしてやる必要がある
部屋の修繕だって
結局わたしの手助けが必要で
なんだかんだでわたしがやっている
あれ?
気がつくと
神さまってなんにもしていない
いつもわたしがやっている
なぜだろう?
まぁいっか
神さまと
共同生活を続けていたわたしは
いつの間にか
ひとりでないことに気がついた
ひとりのわたしであったはずのわたしは
この奇妙なふたりの生活を
いつの間にか楽しんでいて
それがあたりまえの日常になっていた
そんなある晴れた日
散歩をして公園のベンチで寝そべって
ウトウトしていたら
淡いまどろみの中で
子どもたちの声が聞こえていた
子供の頃に木の上で遊んでいたら
足を滑らして両手で木の枝につかまり
落ちそうになった時に
誰だったかが助けてくれた
誰だったっけ?
淡いまどろみの中で
子どもたちの声が高まり悲鳴になっていることに気づき
まどろみの中で公園の木をぼんやり見つめたら
子どもたちが蜂に襲われている
ハッとして飛び起き
子どもたちのところに向かい
ジャケットを振り回しながら
蜂の気を引きつけた
それは間違っていたかもしれない
子どもたちは避難出来たが今度はわたしに蜂が全部襲いかかってきた
というよりなぜか
ちいさな神さまを攻撃している
あわわとあわてていたわたしはちいさな神さまを両手ですくい
そのまままっすぐ土手に向かって駆けだし
走り出した
蜂はしつこくついてきて
振り払いたくても
神さまがいるので振り払えない
土手を上がり切ったところで息が上がり
振り返ってまだまだ追いかけてくる蜂に怯え
土手沿いを走りだそうとして
息を大きく吸い込んだら
ちいさな神さまが飛び込んで来て
口の中に入って呑み込んでしまった
思わず口を両手で押さえながら走り続け
走って走って走り続けてチカラが尽きて倒れてしまった
病院のベットで目を開けると
刺された首や腕や背中に包帯が巻かれ
点滴を付けられていた
どうやら助かったようだけど
ちいさな神さまはいない
そうだ食べてしまったんだ
洗面所にゆき吐き出そうとしてみるが出てこない
薄い食塩水飲んで吐こうとしたがうまく吐き出せないでパニックになり混乱してまた眠ってしまった
そうしてまたわたしは
ひとりのわたしに戻っていった
神さまは喉の奥で呑み込まれ食道を通って胃袋に来ていた。
胃袋では神さまは
すぐに胃液で溶かされて
体内の栄養分へと変化していった
体内の栄養分へと変化していった神さまは
分裂分身を繰り返しながらだんだんその分身を増やしていった
ひとりのわたしに戻ったわたしは
仕事場でも
買い物してる時も
誰かといる時も
家の中でも
いつもやっぱりひとりだった
でも時々
ちいさな神さまのことを思い出すと
神さまはいつも何も出来ていなかったことを
思い出した
何も出来ていなかったし
いつも何かに失敗してたし
いつもわたしの助けが必要だった
そう思うと
まわりのひとに少しだけ優しくなれた
まわりのひとを少しだけ助けていられるようになった
そうして自分もまわりのひとに助けてもらえることを素直に受け入れられるようになっていった
ちいさな神さまは分裂分身を続けていた
ちいさな神さまは分身を続け、
ひとりのわたしの中で
すべての細胞に
神を宿すようになっていった
ある日の朝
わたしが鏡を見ていたら
鏡の中の
ひとりのわたしが
身体の内側からこう言った
生きてくれてありがとう
生きててくれてありがとう
誰だかわからないけれど
誰だかわかっていた
ちいさな神さまの声だ
言葉を話せなかったちいさな神さまの声が
今聴こえる
ありがとう
ありがとう
生きてくれてありがとう
生きててくれてありがとう
涙が溢れながら
身体中から神さまの声が聴こえる
響き渡る
澄んだ心の声の奥
あの澄み切った言葉にならない
ちいさな神さまの想いが心の中で澄んでゆく
ありがとう
ありがとう
今日も生きてくれて
ありがとう
そうしてわたしは
ちいさな神さまと
ひとりのわたしになった
ここまで読んでいただきありがとうございました
このnoteでは日々のスピリチュアルな気づき体験を書いていこうと思っています
自己紹介がてらこのnoteのテーマ童話を書いてみました。
わたしたちひとりひとりの中にいる神さま
それはたとえではなく
神さまはまるで自分の身体の"肉体"を通して
"同じ肉体を共有"し
"ちんもくの神"として存在しています
そしてあなたは魂であり
魂が意識として"神さまの肉体"を操作しています
今一瞬!
そういうもんだと思ってみてください笑
すると不思議な日常の奇蹟が始まります
そうしてこのnoteのタイトル
神はわたしとSO在る世界で
よろこびとともに生きている
体験をしてみてください笑
やり方はカンタン
神はわたしと◯◯をする
あるいは
神はわたしと◯◯をしている
◯◯のところにお好きな言葉を入れて
内なる意識のあなたと
ちんもくする神さまの肉体と一緒に
それを体験してみてください
わたしがそうであったように
きっとあなたにも数々の奇蹟が今日
そして今この瞬間から始まってゆくと思います
そしてひとたびその言葉を発して発動させた瞬間
今までのさまざまなスピリチュアルワーク体験を
くつがえすほどカンタンに
ありえないほど神さまという存在を
最も近く身近に感じ
その温かさや息づかい
生命の鼓動や生命の息吹きを体験し始め
次の瞬間にはあなたにも、
ワクワクする日常的な
神さま体験が始まっていると思います笑
面白そうだなと思って頂けた方は
スキやフォローやシェアーなど
奇蹟体験をコメント欄などで今日でも後日の体験談でも書いておいて頂けると嬉しいです
シェアしたりご自身のnoteやSNSなどで書いて頂ける方は、
などのハッシュタグをつけておいて頂けますと
ゆくゆく他の方の体験談や気づきを参考にしたりも出来るようになると思いますので差し支えのない方はご活用ください
みなさんと体験談を共有しながら
神はわたしとSO在る
よろこびとともに生きている世界を
体験してゆけると幸いです
あなたの今ここが
今日も1日
神さまの肉体に煌めいていて
輝き満ちる豊かさに
溢れんばかりの涙と喜びに溢れています
そんな幸せをあなたにも贈り届けてみます
この神さまからのギフトを受け取って
神さま体験始めてみようと思われた方は
コメント欄に、
『神さま体験始めてみます』
と参加表明を書いてご感想頂けると励みになりますし他の方との共有にもなりますので嬉しいです
今日があなたとあなたの神さまにとりまして
奇蹟と運命の始まり日となりますように
たかやすき とせん(高安 富千)
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