初めて会社を退職するときに、最初に整理したい7つのこと
会社を退職することが決まると、思っていた以上に確認することが多くあります。
退職日や最終出勤日、有給休暇、引き継ぎ、会社から受け取る書類、返却物、転職先への提出物。
一つひとつは難しくなくても、別々に考えていると、
「何から始めればいいのか分からない」
「確認漏れがありそうで不安」
「会社にいつ、何を聞けばいいのか迷う」
という状態になりがちです。
この記事では、初めて会社を退職する方に向けて、最初に整理しておきたい7つの項目をご紹介します。
※勤務先の規則や雇用形態、退職後の予定によって必要な手続きは異なります。実際の期限や必要書類は、勤務先や公的機関へご確認ください。
1.就業規則と退職の申し出期限
最初に確認したいのが、勤務先の就業規則です。
会社によっては、
退職希望日の1か月前まで
退職希望日の2か月前まで
所定の退職届を提出
上司への申し出後に人事手続きを開始
など、独自のルールが定められている場合があります。
法律上の考え方だけで判断せず、まずは勤務先の就業規則や社内規定を確認しておくと安心です。
確認したい項目は、次のとおりです。
退職の申し出期限
申し出る相手
退職届や退職願の要否
指定書式の有無
提出先
引き継ぎに関するルール
有給休暇の申請方法
社内システムや就業規則を確認しても分からない場合は、人事担当者へ確認しましょう。
2.退職日と最終出勤日
「退職日」と「最終出勤日」は、同じ日とは限りません。
たとえば、有給休暇を消化する場合は、
最終出勤日:実際に会社へ出勤する最後の日
退職日:会社との雇用関係が終了する日
となることがあります。
例として、
最終出勤日:9月10日
有給休暇:9月11日〜9月30日
退職日:9月30日
という形です。
この2つの日付を混同すると、引き継ぎや貸与品の返却、挨拶のタイミングがずれてしまうことがあります。
早い段階で、次の3点を整理しておきましょう。
希望する退職日
希望する最終出勤日
有給休暇を取得したい期間
ただし、希望どおりになるとは限らないため、上司や人事担当者と相談しながら決めることが大切です。
3.有給休暇の残日数
退職前に有給休暇を取得したい場合は、現在の残日数を確認します。
有給残日数は、
勤怠管理システム
給与明細
社内ポータル
人事担当者への問い合わせ
などで確認できる場合があります。
残日数を確認したら、退職日までの勤務日数と照らし合わせて、取得希望日を整理します。
このとき、土日祝日だけでなく、
会社独自の休日
シフト勤務
半日有給
繁忙期
引き継ぎに必要な出勤日
なども考慮する必要があります。
有給休暇の取得時期や申請方法は勤務先によって異なるため、早めに相談しておくと調整しやすくなります。
4.担当業務と引き継ぎ
退職準備の中でも時間がかかりやすいのが、業務の引き継ぎです。
まずは、自分が担当している業務をすべて書き出します。
定期的な業務だけでなく、次のような業務も忘れずに整理します。
毎日行う業務
毎週・毎月行う業務
四半期・年1回の業務
不定期で発生する業務
特定の人しか知らない業務
トラブル発生時の対応
取引先との連絡
ファイルやデータの保存場所
使用しているシステムやアカウント
引き継ぎ資料には、単なる作業手順だけでなく、
いつ行うか
誰と連絡を取るか
どこにデータがあるか
注意点は何か
例外が起きたときにどうするか
まで記載すると、後任者が困りにくくなります。
資料を渡して終わりではなく、可能であれば説明や実演を行い、後任者が一人で進められるか確認しておくと安心です。
5.会社から受け取る書類
退職時には、会社から受け取る可能性のある書類が複数あります。
代表的なものとして、次のような書類があります。
源泉徴収票
雇用保険被保険者証
離職票
退職証明書
健康保険資格喪失証明書など
基礎年金番号を確認できる書類
最終給与明細
ただし、全員がすべて受け取るとは限りません。
転職先が決まっているか、退職後に失業給付の手続きをするか、健康保険をどのように切り替えるかによって、必要な書類は異なります。
書類によっては退職後に郵送されるため、次の点も確認しておきましょう。
どの書類を受け取れるか
申請が必要か
いつ発行されるか
郵送か手渡しか
送付先住所は正しいか
転職先への提出期限に間に合うか
退職前に人事担当者へ一覧で確認しておくと、退職後の問い合わせを減らせます。
6.会社へ返却する物
会社から借りている物も、早めに一覧にしておきます。
代表的な返却物は、次のとおりです。
社員証
入館証
セキュリティカード
鍵
パソコン
スマートフォン
タブレット
制服
名刺
社用資料
備品
健康保険証など
返却方法は会社によって異なります。
最終出勤日に返却するものもあれば、退職日まで使用するもの、退職後に郵送するものもあります。
また、パソコンやスマートフォンについては、
私物データの削除
業務データの保存
アカウントからのログアウト
初期化の要否
充電器や付属品の返却
も確認しておきましょう。
会社のルールに従い、業務上の機密情報やデータを私物へ保存しないよう注意が必要です。
7.退職後と転職先の準備
退職日が近づくと、会社を辞めるための準備だけに意識が向きがちですが、退職後の予定も整理しておく必要があります。
転職先が決まっている場合は、次の項目を確認します。
入社日
集合時刻
集合場所
当日の持ち物
服装
提出書類
提出期限
通勤経路
担当者の連絡先
退職から次の入社まで期間が空く場合は、健康保険、年金、税金、雇用保険などについて、自分に必要な確認先を調べておきましょう。
手続きは個人の状況によって異なるため、会社から受け取る案内だけで判断せず、公的機関の最新情報を確認することが大切です。
まずは、頭の中にあることを書き出す
退職準備では、最初から完璧に進めようとすると、かえって手が止まりやすくなります。
まずは、
いつまでに行うか
誰に確認するか
何を受け取るか
何を返却するか
何を引き継ぐか
を一つずつ書き出してみてください。
頭の中だけで管理せず、チェックリストにして見える形にすると、確認漏れを減らしやすくなります。
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最終出勤日まで
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
退職準備は、勤務先や今後の予定によって必要なことが変わります。
一度にすべて終わらせようとせず、確認できるところから一つずつ進めてみてください。🌿
