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安野さんが師事した松尾豊教授   2623文字

松尾 豊さん(’75年生まれ50才)

NHKオンデマンドの中にあるNHKスペシャルで今年1月放映された
「岐路に立つ東京大学~日本発イノベーションへの挑戦~」
という番組を観た。
気付かされることが多くて、とても為になった。

見る気になったのは安野さんのお陰だ。
番組タイトルを見て「ひょっとして、安野さんが学んだ松尾研究室とか出てくるのかな」と思って見始めたところ、松尾教授の志を受け継ぐAI時代の若者が、低迷の続く日本をAIで変えられると信じて起業し、実績を上げている事実を知って嬉しくなった。
なので、おっさんにとって為になったことを番組進行順にメモって投稿した。

東大総長は61才。若い!!


藤井輝夫(ふじいてるお)さんといって’21年4月に56才で就任。
おっさんからみたら相当若いんで嬉しくなった。
56才で就任して今年5年目ってのも、脂が乗りきって一番活躍できる時期のはず(^_^)

とにかく年寄りにトップをやらせておいたらあかん。
とはいえ、おっさんも含めて色んな年寄りがいるのでダメな範囲を絞ると、
パソコンが使えない、スマホも通話やライン程度の、いわゆるITについていけていない65才以上の高齢者のことをいいます。

もちろん中には孫正義さんのようなビックリするような高齢者もいますが、普通に考えて、一般的には、AI革命の時代に高齢者にトップをやらせておいたら、AI競争で、勝ち組組織、負け組組織のどっちになるかは火を見るよりも明らか。

おっさんに言わせれば、昭和39年生まれの藤井さんは、おっさんたち戦後の貧しい不便な(ガス・テレビ・冷蔵庫・洗濯機・クーラー・自家用車などが無い)時代に生まれ育ったのと大きく違って、子供時代を高度成長期の真っ只中を過ごしてきた、いわゆる新世代第一号グループです。

インターネットが普及したころ、藤井さんは30代前半。
生活の中にネットが当たり前にある世代の先頭集団だと思う。
IT革命に乗り遅れまいと、産学一体となって研究し始めた先頭集団だろう。

例えば、ネット関連でおっさん世代の3巨人は、孫正義さん、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ。
藤井学長は10才くらい下の世代。
だから、この人たちの革命的創造物を使いこなして年齢を重ねてきたのが藤井さん世代。
この点だけをとっても、大いに期待できる世代です。

だから、藤井学長のもとで松尾教授のような若手の逸材が伸び伸びと育つのだろう。

松尾豊教授の経歴

松尾さんが目指すのは
「画期的な技術やサービスを生み出すイノベーション人材」

この人材は
「起業(スタートアップ)を通じて生まれてくる」
という考えから松尾教授は学生に起業を促している。
放映時点で松尾研究室発のスタートアップ27社。
すでに複数が上場を果たしている。

番組の中で売上げ160億円を達成した企業のお祝いの挨拶で松尾教授は、

「160億を日本の生活者人口を約1億として考えると、一人いくら?
 そう、160円。
 日本人一人あたり年間で160円しか使ってもらえていない。
 これだけAIがすごいと言われて、世の中変えると言われて。。。

 (お祝いのテーブルにある紙のお皿を手にして)
 こういう紙製品とかに普通に負けているんですよ。
 AIの持っているポテンシャルからすると、本当に人々の生活を変える、仕事を変えるというところまでいかないといけない

と、更なる動機付けをしている。
素晴らしい👏👏👏

松尾教授がモデルにしているのは自身が留学していたスタンフォード大学の仕組み。
学生が次々に起業し社会に大きなインパクトを与えてきた。
有名企業がグーグル、ヤフー。
大学の周りはスタートアップ企業が集まり、そうしてこの一帯を「シリコンバレー」というようになった。

いま、東京大学周辺も同様で「本郷バレー」と呼ばれている。

千葉駿介CEO(現在、東大修士1年:23才)

松尾教授に刺激を受けて、3年前の’22年20才の時に同期5人と会社を立ち上げ、現在50人の従業員がいる。
いまも大学院生のCEOである。
彼の言葉におっさんは驚いて、そして納得した。
もちろん頼もしく、嬉しくもなった。

なぜ松尾教授に刺激を受けて起業したのかという問いかけに、千葉さんは、

「AIという武器を手に入れることができた。
 世の中に打って出る武器を持つことができた、これが一番」

続けて千葉さんは、
終身雇用が守られた世界観の中で順を追って出世していけば、いい暮らしができたと思うんですけど、なんか僕らの世代って、そこをあまり信じきれていなくて、

「失われた30年」だからもしれないんですけど、既存の日本経済に対する閉塞感みたいなところで、

僕らの世代で何か違うことをやらないと駄目なんじゃないかみたいな

どうせ普通に就職して生きたとしても、あまり世の中が変えられないのであれば、
新しい何かを作るという選択肢の方が面白いかなと。

素晴らしい👏👏👏

おっさんが驚き、納得したこと

松尾教授に刺激を受けた安野さん世代の起業家精神を引き継いで、さらに年齢的に一回り下の千葉さんたちも起業を通じて世の中に貢献しようとしている姿に感動した。

松尾教授のおかげで日本は良くなること間違いなし!!

数年前から「官僚への就職希望者が少なくなっている」と聞いて、その理由は、時間がハードだからとかの就労環境が大きいようなことを言ってたけど、おっさんは真実を見つけた。

千葉さんが言っている通りである。
AIという革命的な武器を使える自信があるなら、就職するより起業した方が面白いに違いない。

この世に無い何かを生み出せるチャンスなどそうそうない。
AI革命の挑戦者は、いまスタートラインに立ったばかり。

IT革命に続いてのAI革命である。
おっさんの電話利用事情にしても、20世紀末にワープロからパソコンに移行して、メールを使い出し、ネット検索をやり始め、21世紀に入ってからは携帯電話を持つようになって、10年前くらいからスマホになって、などなど、公衆電話が当たり前、駅の伝言板が当たり前だった昭和の頃とは様変わりの日常である。

昭和の頃にはアナログという言葉はなかった。
だって、アナログしかない生活環境だもんな(笑)
デジタルという言葉はデジタルが現れたのでできた言葉。
デジタルという言葉と一緒にアナログという言葉も生まれたんだろうな。

何はともあれ、安野さんのように松尾教授のもとで学び起業する若者を、かげながら応援したいと思ったおっさんである(^_^)

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