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hiiro_archive153
もしそうだったとしたら
八十一年前。
あの夏の
あの日を
生き延びようとした方たち。
(これが最後になるかもしれない…)
運命と懸命に向き合い
いつかは……そう願いながら
来る日も来る日も
明けない朝を迎えていたのだろうか。
帰ってくるはずだった
あの人。
待っているはずの
あの人。
名前を呼びたくても、呼べなくて……。
その日を経験していない
わたしには
ほんとうの痛み、見えない傷みは
想像することしかできない。
それでも、
もし……そうだったとしたら
今日の
「またあしたね」は、
どれほど大切な言葉になるだろう。
「いってきます」
「いってらっしゃい」は、
どれほど勇気のいる挨拶になるだろう。
何気なく囲んだ食卓。
笑い合う時間。
哀しみ合う時間。
当たり前じゃないから
今奇跡のように感じてる。
八十一年という歳月。
遠い昔のようでいて
人から人へ
命から命へ。
誰かの手によって
命令に反いたとしても
手渡されてきたあの時間があるから
こうして、
拙いながらも
今日を
そして
過去を
少しだけ振り返ってみたくなった。
いまを見つめ直す
限りある時間。
もし、……だったとしたら
小さな想像力が
だれかを大切に想う心や
争わない選択肢へと
つながっていくのだと 信じていたい。
綾瀬そら☆介護福祉士さん
記事を読んで、利用者に聞かせてもらった戦時中、戦後の話を思い出し、シェアしてくださりありがとうございます。
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あなたの過ごす日々が少しでもやわらかくありますように…⭐︎
