はしたない女

必ず叶うと信じていた。
希望を捨てる必要はないと思っていた。
それは欲。
はしたない欲だ。

悲しみの果てに抱いた幻想。
苦しみのかなたに追いやられた夢想。

蹴つまずいて
起こされたあとの虚しさに息巻いて
さんざんくたばった私を
欲が試してくる。

「それでいいのかい?」
「まだまにあうかもしれないよ?」

嗚呼欲しい。
手に入れたい。
喉から手が出るほど掴みたい。

あなたは私の一部。
私はあなたの一部なの。

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