見出し画像

『か「」く「」し「」ご「」と「』見に行きました。【映画の感想/ネタバレぽいこともあるので注意】

『君の膵臓を食べたい』から8年、か「」く「」し「」ご「」と「映画鑑賞記

『君の膵臓をたべたい』――これが、私が浜辺美波さんを初めて知った作品でした。
あの屋上のシーンで、主人公が「君は死ぬの?」と尋ねた後に、美波さんが「死ぬよ」と答える。そのセリフの瑞々しさに完全にやられました。
あのCMを見ただけで、私は映画館に足を運んだんです。物語自体にはややネット小説っぽさがあり、粗さも感じましたが、とにかく浜辺美波さんの演技の輝きが圧倒的で、内容を凌駕していました。いまでも鮮明に記憶に残っています。

こんな話をしたのは、最近観た映画が「キミスイから8年」と謳って宣伝していたからです。
「おいおい、あれから8年も経ったのか…」としみじみしつつ、「あの作品を引き合いに出すからには、相当な作品なんだろうな?」と。
結果、まんまと釣られて課金してきました。ええ、チョロいおじさんですとも。観たからには、率直に感想を述べましょう。

結論:物足りないけど、みたい人にやめときなというほどではない(54点)

【※筆者独自の基準で、60点を合格ラインとしています、
80点以上:かなりよい(おすすめ)、60~79点:合格自分的にはよかった、41~59点:自分的にはいまいち、40点以下:ひどい(おすすめできない】

予備知識ゼロで観ました。キミスイのような切ない青春恋愛ドラマかと思いきや、ちょっとこれは違いましたね。
強いて言うなら、過去に観た『サトラレ』に近いかもしれません。ただし、今回は「心の声が周囲に漏れる」といった強い設定ではなく、男女5人それぞれが「ちょっとした気持ちの機微を感じ取れる」程度の緩やかな特殊能力を持っている、という話でした。

恋愛要素はありつつも、どちらかというと友情がメイン。
5人全員が特殊能力を持ってはいるものの、その力が物語の大きな起点になるわけではなく、やや地味で盛り上がりに欠ける印象です。
とはいえ、最近の映像作品によくある嫌味なキャラクターは一切おらず、不快感なく安心して観られました。高校生5人(男子2・女子3)の友情物語としては悪くなかったです。

ただ、アラフィフのおじさんが高校生の青春映画を観に行くのもどうなんだ…という気持ちありますね。あんなキラキラした明るい高校のクラスだったら楽しかっただろうな…って
キミスイを引き合いに出していなければ、そもそも観に行ってなかったですからね。あれで釣られた我々が悪いのか、釣った側が悪いのか…。

演者について

出口夏希さん、とても可愛かったです。
浜辺美波さんのときは「可愛い」に「すごい」が付くような演技の力を感じましたが、出口さんはひたすらキャピキャピしていて、純粋に可愛いという印象。
顔立ちは少し濃い目で、以前はフジのドラマで「棒演技」などと叩かれていたようですが、今作に関してはそこまで棒という印象はなく、普通に観られました。

他の4人も違和感なく、それぞれ自然に物語に入り込めました。
特に、主役の男子ではない方(ちょっと錦戸さんに似てる方)のキャラクターには一番共感できました。ああいうサバサバ系男子はきっとモテるでしょうね。パンフレットを見たら、Aぇ! groupの方でした。

おじさんは1か所くらいサービスシーンが欲しい

映画自体は「まずまず」といった印象。
ただ、2000円払って観るにはやや物足りず…1,400円くらいなら納得という感覚でした。

それと、これは完全におじさん目線なのですが――
学校の制服が青を基調とした清潔感のあるデザインで、それ自体はとても良かったのですが、出口さんがスコールでびしょ濡れになるシーンがあったんですよ。
にもかかわらず、服が肌に張り付く描写もなく、色も変わらない。
いや、だったらあの演出いらないでしょ、スコールでびしょぬれになるシーンと正直思いました。今どきの制服ってそんなに良い生地なんですかね…?

内容が素晴らしければそんなこと気にしないんですけどねえ、映画はクローズだからちょっとくらいあってもよくないですか?

まとめ

最終的に「54点」としましたが、内訳としては:

  • 本来は60点あげてもよい映画

  • ただし、「キミスイで釣ってきた罪」が重くマイナス3点

  • 雨の演出が中途半端だった点でマイナス2点

  • 正式タイトルが書きにくいでマイナス1点

…ということで、この点数に落ち着きました。
別に見たいという人は見たらいいと思います。
40点以下ならやめたほうがいいですよって私書いちゃうんで。

とはいえ、あくまでもアラフィフおじさんの偏った感想です。
ご興味ある方は、ぜひ他のちゃんとしたレビューも参考になさってください。

いいなと思ったら応援しよう!