私はJAL派
社会人になって初めての給料を手にしたとき、なんだか心が弾んだ。学生時代は鉄ヲタで、飛行機なんて眼中になかった。というか当時は飛行機結構高くて選択肢に入らなかった。
でも、関西から北海道や東北への旅行を考えると、帰りは飛行機じゃないと時間的に厳しい。自然と旅行計画に飛行機が組み込まれるようになった。
そんな中、「バースデー割」という制度が始まった。誕生日周辺ならどの路線も1万円くらいで乗れる。誕生月に東北や北海道の予定を入れるのが、ちょっとした楽しみになった。
その頃、航空会社はJAL、ANA、JAS(日本エアシステム)があって、勝手なイメージだけど、ANAは主要空港同士をつなぐ路線、JALやJASは地方空港への路線が強い気がしていた。今なら安い主要路線をまず探すのが普通かもしれないけど、当時は価格差も小さく、地方路線を飛ぶ(と思い込んでいた)JALやJASに惹かれた。
社会人になってクレジットカードを作る際、「マイルを貯めたらタダで乗れる!」とJALのJCBカードを作った。今も使っているけれど、メインカードではなくなったかもしれない。
このカードが、JALの「囲い込み」の第一歩だった。JALカードを持つと、ANAは選択肢から消えた。
ANAのマイルカードを作る気にもならなかったし、昔はJALカード以外で航空券を買えなかったから、ANAのカウンターで恥ずかしい思いをするのも嫌だった。
JASがJALに吸収されたこともあって、完全にJAL派に。ANAが嫌いなわけじゃない。ただ、囲い込みの力でこうなっただけだ。
今、飛行機は身近な存在になった。海外旅行はしないからLCCはあまり使わないけど、若い子たちが気軽にLCCに乗っているのを見ると、時代が変わったなと感じる。ANAは若者に人気で、JALは伝統を好むおじさん世代に愛されるイメージがある。便利な世の中になった一方で、JALの囲い込みに染まった自分は、新しい選択肢を受け入れる余裕が少し減っているのかもしれない。
最近の悩みは、JALのバーゲンセールだ。毎月24時に予約が始まるけど、待合室で順番を待っていたら40分経って、土曜の朝や日曜の夜の長距離便はすでに売り切れ。10分で買える人っているの?と不思議になる。結局、伊丹-羽田の8000円くらいの便しか買えたことがない。伊丹-新千歳の1万円くらいの便、欲しいけど、なかなか手に入らないなぁ。
来週の3日にまた8・9月のチャレンジがある。次回は参加しようかなと思う。
【挿絵はしげくさんのものを使わせていただきました。ありがとうございます。】
