「国宝」の聖地巡礼先取。そんなのあり?
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの映画「国宝」だけど、映画館で見ている時、びっくり。
あれは、数年前に行った出石永楽館では??
聖地巡礼を先にしちゃったような気持ち。

夫と天橋立~城崎温泉へ向かうレンタカーの旅の途中でふらり、と寄ってみたのだけれど、こんな劇場が残っていることにまず驚いた。
しかもともて丁寧に手入れされていて。

畳敷きではあるけれど、後方はちょっと高くなっている場所もあって、見やすいのでは?
400円の入場料を払って見学するのだけれど、とにかくとても興味深い。

なんと舞台裏まで見せてくれちゃう。
ここがこうなってああなって、思いのほか奥行きある・・・。などと色々なことを考えながら。

これぞ圧巻。
手動の奈落だよ。
他の会館の裏にも回ったことがあるけれど、手動は初めて。ガイドさんは特別にはいなかったけれど、ちょっと説明をしてくれるスタッフの方はいて、どうやって動かすのか教えてくれたよ。
なるほど。
機械操作でなくても、ここまでできちゃうのねというのが驚き。

ここは、片岡愛之助さんが特別に愛している小屋らしく毎年必ず興行を打っている。そして、近隣の人たちは、それを待ちわびてるわけで。
そういうのって、良いよね。
こんなかわいい小屋で天下の愛之助を見られるなんて、なんて幸せなんだろう。

愛之助コーナーもあるよ。
そして今じゃ「国宝」ロケ地として一躍有名に。
期間限定で、映画で使った小道具を展示してるらしい。私たちがお邪魔した時は、他に数人の見学の人がいただけだけど、きっと今はたくさんの人が来てるはず。
どこまで「国宝」効果は続くのかな?
歌舞伎もお客さんが増えてるって言うし、原作者の吉田修一さんが大好きな私は、この現象が素直に嬉しい。そうだよね、何年も黒子として舞台袖で取材してたんだもの。
その汗と努力が報われる。
このお盆シーズンも、映画館は「国宝」目当てで混雑してるというじゃないの。

良きこと、良きこと。
