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フランス在住8人のママが、日本の不登校に見た可能性

今まで、語ったことのないテーマ。
不登校
について、書きたいことができた。

きっかけは、岐阜県恵那市岩村にある、「ひふみ学園」を作られた、
秋田稲美さんが、我が家に来てくださったこと。

そこで、日本の学校教育の現状、不登校児たちの数や様子などを聞かせてもらった。

ひふみ学園とは?


そもそもフランスでは、不登校が成り立たない


私は今まで、不登校については気になっておりながらも、とことん考えることはできなかった。
なぜならフランスでは、不登校児が周りにいない、、、不登校というのが成り立たない。

そもそもフランスでは、日本に比べると「学校へ行きたくない」と感じる子どもがでにくいというのと、
出席日数や、テストの成績が基準を満たしていなければ、同じ学年をやり直し
というシステムのため、不登校は、私が14年フランスで暮らしてきた中では、一人も見たことがない。

実際に我が家の子たちは学校が大好きで、喜んで通っている。
そうしてそのまま学校システムに従って、なりたい職業に就いていくのだろうと、漠然と思っていた。

そんな中今回、日本の不登校児の実情について、聞くこととなった。

日本の実情と、危機と思われる点


日本では今や、1クラスに2人は不登校児。
稲美さんは、
「日本の学校教育って、150年前から変わっていないんですよ」
とおっしゃった。

社会は、世界はこんなに変わっているのに、
そこで生きていくための力を養うはずの学校が、変わっていない。
これは、「合わない部分」が出てくるのは、当然のことだな。

そしてもう一つ、フランスからは考えられない、日本のシステム。それは、

出席日数が0日でも、学年は上がっていき、学校を卒業できる

というもの。
フランスでは、留年制度がある。
出席日数を満たしていなかったり、テストの点数が足りていなければ、もう一度その学年をやり直す。
これを、本人も親も周りも、恥だと思うことはない。
「その学年の内容をわからないなら、もう一度やり直すべき」
というシンプルな捉え方。

内容を理解しないまま、学年を上がる方が恐い

と考えている。

日本では、学年を上がるどころか、極端な話、
1年生から6年生まで全く学校へ行かなくても、卒業ができてしまう、、、、
学校という社会経験も、教育も受けないまま、義務教育を終えることができる。
そのまま、大人になって社会を生きていくことになる。

教育を受ける機会がないまま、年齢を重ねた子ども達は、どうなってしまうの?

恐ろしいと思った。

フリースクールって、勉強はどうなるの?


私は稲美さんに、いくつも質問をした。
稲美さんは、ひふみ学園での子ども達が実際にどうか、教えてくれた。

ひふみ学園では、勉強などを強制していないという。
自己肯定感が低くなって、やってくる子ども達。
最初は遊ぶところから始め、遊んでいるうちに、勉強したくなってくるという。

だけど、授業があるわけではない。
学年も、みんな違う。
勉強は、どうなるの?
将来は、どうなるの?

私は、ひふみ学園の子ども達が、次々に夢中になることを見つけて、毎日専門性を高めていることを知った。
どうやって?

答えは、AIだった。

学校で学ぶべき内容は、AIに、学びたい部分を伝えて、教えてと頼めば、教えてくれる。
学校から配られるプリントなどは、全てAIにそれを解けるようになるための授業をしてと頼めばいいだろう。
おまけに、好きなだけ質問もできる。
生徒一人に、一人の家庭教師がついてくれるようなもの。
時間無制限、内容も無制限、好きな時間に、いくらでも。

とはいっても、家で一人で継続するのは、厳しいところも多い。
そのために、フリースクールなど、家から出て、学ぶ環境、場がある。
周りも何かに取り組んでいれば、自分も「何かをやる時間」ができる。

「遊ぶ」の続きに「勉強」がある。
そもそも、遊ぶということも、勉強するということも、名前が違うだけで「何かに取り組む」ということだから、
遊ぶように取り組むことが、勉強をするという状態になれば、最高だな。

未来へのレールは、なくなった


しかし、まだ疑問は、ある。
いくらそれで学力がついたとしても、
それだと、希望の高校や、大学など、行けなくなるのでは?
内申点は?

私は自分で話しながら、同時にあれこれと今までの価値観を見直し始めた。「良い仕事につきたければ、良い大学へ行くこと」
という時代は、終わりに近づいていると聞く

いや、そもそも、良い仕事って何だ?

AIにより、あれもこれも、どの職業もなくなっていく未来
大きな企業に就職して、一生安泰
なんて人生は、存在しない。

仮に、良い大学に入ったおかげで、良い会社に入れたとしよう
その仕事を、何年続ける?
選択肢が多い時代。
今までの当たり前が、次々に壊される時代。
AIの進化で、明日がどうなるのか、わからない時代。

どうやって、お金を稼ぐ?
人と人との触れ合い方も、問われ続ける時代。

この世の中で、どうやって生きていくの??

これからの時代に、子ども達が本当につけるべき力とは


受験から、就職というシステム。
就職してからの、定年までの働き方。
昔以上に、確かなものがなくなったこの時代、
子ども達が大人になる頃、生きていくために必要な力とは?

稲美さんは、言う。
「もう、会社に勤めるという時代は、終わると思っているの。経営者にとって一番のストレスは、人を雇うことよ」
何人もの従業員を抱えて、会社を経営してきた稲美さんだからこその、お言葉。

そういえば、、、
私の友人たちも、従業員を全てAIにし始めている。
AIで、何人もの複数タイプの従業員を作って、自分が寝てる間にも働き続けてもらう。
会社、仕事は、人間一人と複数のAIで成り立つ時代が来ている。

経営者が人を雇わない時代なら、人々はどこで働くの?

稲美さんは、
「一人一起業の時代がくる。そもそも昔の日本は、そうだったよね」
と教えてくれる。

そうか。昔は誰もが、「何かの人」、専門家だった。
それを聞いて、私は考えた。これからの時代に必要な力は、

専門性 と 自ら作り出す力

ではないだろうか。

私が考える、学校の役割。それは、

勉学 と 人とのコミュニケーション

だと思う。
ひふみ学年は、最新のテクノロジーを取り入れることを大切にしている。
AIがある。環境、道具はある。
だから、勉学は可能。
しかも、カリキュラムに縛られることなく
自分の好きなだけ、専門性を高められる。

人とのコミュニケーションは、フリースクールに通う子ども達は一人ではないので、自然に身に着く。

そして、日本の学校教育システム。
学校は、出席をしなくても卒業ができてしまう。

150年間変わらない教育をし続ける学校の外に、可能性を多く残している状態だ。

子ども達の毎日に、未来を作る力を


もちろん、学校教育そのものが、改革されていくことが一番だと思う。
しかしそれは、すぐ明日、できることではない。
だが言うまでもないが、
子ども達の可能性と未来のための時間は、毎日が貴重なものである。

そこを、どう最大限に活かすのか。

AIによって、世界中のどこでも、子ども達は自分たちが

生きていくための力

を各自養い続けられる時代になった。
未来へのレールがなくなった今
今までのやり方が通用しなくなったから、大人にはわからない
答えを知っているのは、子ども達

子ども達が、安心して過ごせる場で、
楽しく遊ぶように、力を育んでいってほしい

日本の不登校が、ネガティブなだけでなく、
むしろ 可能性が見える時代となっていることがわかり、
嬉しく思った。

同時に、わが子たちも、
このままなんとなく、学校のシステム、レールに乗せているだけでいいだろうかと
レールを走り続けるのと同時に、
他の力も養った方がいいのではないかと考えた。


秋田稲美さんと
向かって左が私


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