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35秒に込めた8時間

7月13日のTEAM EXPOパビリオンで出展する「ロボット動物園ROBOZOO」に向けて、今日から確実に準備を終わらせていかなければならない。私は本当にいのち輝く未来社会をデザインすることはできるのか? 少なくとも準備が間に合わなければ、輝かせるものはないので、死を意味する。

残りのタスクとして大きく分けて、ロボット改良とその他展示品制作がある。私は時間がかかるものほど後回しにするタイプで、瞬殺できるタスクほど最初に終わらせて、メインタスクの時間をたっぷり用意するタイプだ。なので、その他展示品制作から終わらせていく。その他展示品としては、ポスターやモニター投影映像などがあり、今日はそれに取り掛かった。まずは、会場入り口で投影する映像に取り掛かった。

万博来場者に対してどんな映像が我々の展示のアピールとして効果的だろうか? 簡単に展示の雰囲気が分かり、目を引くような映像がいいだろう。音も文字もない方が、世界中のだれでもすぐに雰囲気を掴めるだろう。メインとして、キーウィのロボットとペンギンのロボットを展示するので、キーウィとペンギンは登場させたい。しかし、だからといって実際の我々のロボットを登場させるとネタバレになってしまうので、それは避けたい。実際の動物の写真や映像を使う場合は著作権を気にしないといけないのでこれも避けたい。そこで、私はアニメーション映像を造ることに決めた。キャラクターとしては展示のロゴ用に描いた「こみゃく」を模したキーウィとペンギンを用いて、制作することにした。

iPadのProcreate Dreamsというアプリを使ってアニメーション制作に取りかかった。アニメーションとして、3種類の制作方法が用意されており、1つ目は実際にパラパラ漫画を描いてアニメーションにする方法、2つ目は時間軸に沿って座標を設定することで絵を動かす方法、3つ目はApplePencilで絵を動かしたい方向になぞることで絵を動かす方法である。せっかくなら3つとも利用して、アニメーションを造ってみようと思った。

私はアニメーション初心者であるが、ジブリマニアとしては最低限の制作知識はある。しかし、いざ自分が描くとなるとあまりにも難しすぎた。キャラクターの動き方や、芝居の部分も難しいし、どこまで動かすことで生きているように見えるかを判断するのも難しい。とはいえ、まずは描きまくるしかない。アニメーションの時間としては30秒程度として、大体の絵コンテを描いてから、動画にしていく。あとは、動画は全て手書きでなくても、ApplePencilで設定できるので、使い分けながら描いていった。なんて面倒くさいんだ!

ある程度やってみると、なんだか様になってきたような気もしてくる。動いていると、キャラクターがよりかわいいと思えてくる。まあ、きっと悪くはない出来だろう。トータル8時間くらいかかったが、35秒の映像が完成した。もっともっと良くすることはできるだろうがきりはないし、やる度に少しずつ技量も上がってきて、もっと気になるところは増えるだろうし、現時点の到達点ということで終わりにした。

あとは会場内のポスターを早急に完成させねばならない。シンプルに情報をそぎ落としつつ、来場者のこころにひっかかるようなフックがあるポスターに仕上げたい。


読んでくださり、誠にありがとうございます。今日も皆さまに良い風が吹きますように。

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