配当金は、私にとって単なるお金じゃない。
「物価が上がる中、給料だけで生活していくのは苦しい」
「投資を続けたいけれど、生活費を考えると、積立額を減らした方がいいのではないか」
そんなふうに感じたことはありませんか。
私も、もし給料だけで今の生活を支えていたら、積立投資を続けながら、週末の外食や旅行まで気兼ねなく楽しむことは難しかったと思います。
私が19年間、高配当株や株主優待を中心に投資を続けてきた結果、今年は年間の配当金が税引き前で300万円を超える見込みです。
しかし、私が配当金によって得た一番大きなものは、お金そのものではありませんでした。
この記事では、配当金が私の家計や暮らしを、どのように変えてくれたのかをお話しします。
我が家の家計は、毎月赤字です
我が家では、毎月の給料の手取りを、ほぼそのまま積立投資へ回しています。
そのため、日々の生活費は主に配当金で賄っています。
我が家の毎月の支出は、約30万円です。
年間では約360万円になります。
今年の配当金は税引き前で300万円を超える見込みですが、税引き後の配当金だけで生活費のすべてを賄えるわけではありません。
足りない分は、ボーナスで補っています。
そのため、毎月の家計だけを見れば赤字です。
「それで大丈夫なの?」
そう思われるかもしれません。
しかし、給料を積立投資へ回すことで資産を増やし、そこから生まれた配当金を暮らしに使う。
毎月の収支だけを見れば赤字でも、資産全体では少しずつ増えています。
これが、今の我が家のお金の流れです。
「お金がないから我慢」が少なくなりました
配当金が増えて、一番変わったのは、家計簿の数字ではありません。
私の気持ちでした。
以前は、何か欲しいものがあっても、まず頭に浮かぶのは、
「今月は厳しいかな」
ということでした。
外食に行きたいと思っても、「今回はやめておこう」。
旅行に行きたいと思っても、「もう少し先にしよう」。
生活できないわけではありません。
それでも、お金を使うたびに、「今は我慢した方がいい」という気持ちが、どこかにありました。
投資を続けたいと思うほど、生活に使うお金を減らしたくなる。
物価が上がっている今、同じように感じている方もいるのではないでしょうか。
しかし、配当金が少しずつ増えるにつれて、その気持ちは変わっていきました。
何でも好きなだけ買えるようになったわけではありません。
今でも、お金は大切に使っています。
それでも、外食や旅行など、自分が本当に価値を感じることには、以前より迷わずお金を使えるようになりました。
私にとって、配当金がもたらした大きな変化は、使えるお金が増えたことだけではありません。
「お金がないから我慢する」という場面を、少しずつ減らしてくれたことでした。
週末の外食を、素直に楽しめるようになりました
私たち夫婦にとって、週末の外食は一つの楽しみです。
「今度は、あのお店に行ってみよう」
「前から気になっていた料理を食べてみたい」
そんな話をしながら予定を決める時間も、私にとっては楽しいひとときです。
以前の私は、行きたいお店があっても、
「今月は出費が多いから、また今度にしよう」
と考えていました。
せっかく出かけても、料理の値段を見ながら、「少し高いかな」と迷うこともありました。
しかし、配当金が日々の暮らしを支えてくれるようになってからは、「今日はおいしいものを食べに行こう」と、以前より自然に思えるようになりました。
もちろん、毎週のように高級なお店へ行くわけではありません。
無理をして、ぜいたくをしているわけでもありません。
それでも、お金のことばかりを気にせず、妻と過ごす時間を素直に楽しめるようになりました。
私にとって配当金は、単に外食代を支払うためのお金ではありません。
妻と過ごす週末の時間を、心から楽しめるようにしてくれた存在です。
値段よりも、価値で選べるようになりました
配当金が増えたからといって、何でも買うようになったわけではありません。
今でも100円ショップへ行けば、「本当に必要かな」と一度立ち止まって考えます。
たとえ100円でも、買って失敗すればがっかりするからです。
安いからという理由だけで買うことは、ほとんどありません。
また、他人に見てもらうために、高価なものを買いたいとも思いません。
見栄のためにお金を使うよりも、自分や家族が本当に価値を感じるものに使いたい。
その考え方は、今も変わっていません。
一方で、「これは暮らしを良くしてくれる」と思えるものには、以前より納得してお金を使えるようになりました。
その一つが、妻と一緒に購入したオーダーメイドのマットレスと枕です。
二人分で約50万円。
決して安い買い物ではありません。
それでも、毎日使うものだからこそ、快適な睡眠にはお金をかける価値があると考えました。
実際に使い始めてからは、毎日ぐっすり眠れるようになり、「思い切って購入してよかった」と感じています。
値段の安さだけで選ぶのではなく、自分たちにとって本当に価値があるかを考え、納得してお金を使えるようになりました。
配当金がなくなったら、一番失うのはお金ではありません
もし、明日から配当金がゼロになったら。
もちろん、家計への影響はあります。
積立額を減らしたり、生活費の使い方を見直したりする必要も出てくると思います。
それでも、私が一番失いたくないのは、年間300万円というお金そのものではありません。
何かを選ぶたびに、
「本当に使って大丈夫だろうか」
と考える生活に戻ってしまうことです。
配当金がある今は、外食や旅行、暮らしを良くしてくれるものにも、以前より安心してお金を使えるようになりました。
しかし、配当金がなくなれば、同じ金額を使うとしても、気持ちは大きく変わると思います。
楽しみにしていた予定であっても、まずお金のことが頭に浮かぶ。
欲しいものがあっても、「今はやめておこう」と考える。
本当は価値を感じていても、使ったあとの不安が気になり、諦めてしまう。
一つひとつは、小さな我慢かもしれません。
しかし、その小さな我慢が積み重なれば、暮らしの楽しみ方まで少しずつ変わっていきます。
私にとって配当金は、何でも自由に買うためのお金ではありません。
自分や家族にとって大切なものを、お金だけを理由に諦めなくてもよいと思わせてくれる、心の余裕です。
おわりに
19年前に投資を始めた頃の私は、配当金が今のように暮らしを支えてくれるとは想像していませんでした。
当時は、少しでも資産を増やし、将来のお金に対する不安を減らしたいという気持ちで投資を始めました。
しかし、実際に配当金が増えて分かったのは、その価値は受け取った金額だけではないということです。
妻との週末の外食を楽しむ。
旅行へ出かける。
自分たちの暮らしを良くしてくれるものに、納得してお金を使う。
こうした時間を、お金の心配ばかりせずに楽しめるようになったことが、私にとって一番大きな変化でした。
私がこれからも配当金を積み上げていきたいのは、ぜいたくな暮らしをしたいからではありません。
今の暮らしと、必要なことに安心してお金を使える心の余裕を守りたいからです。
もし19年前の自分に一言だけ伝えられるなら、こう言いたいです。
「投資を始めてくれてありがとう」
配当金が私に与えてくれた一番大きなものは、お金ではありません。
自分や家族にとって大切なものを、お金だけを理由に諦めずに選べる心の余裕でした。
あわせて読みたい
配当金で外食を楽しむ暮らしについては、こちらの記事にも書いています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
みなさんにとって、配当金はどのようなものを支えてくれていますか。
今回の記事に共感していただけた方は、スキやコメントをいただけるとうれしいです。
私の19年間の投資歴や、1億円を達成するまでの歩みについては、こちらの自己紹介記事にまとめています。
興味を持っていただけた方は、こちらも読んでいただけるとうれしいです。
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この記事は noteマネー にピックアップされました

