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デスクワークで女性が肩こりになる理由:実は股関節の硬さが関係していた

「デスクワークで一日座りっぱなし」
「仕事で一日中パソコンを見ていると、肩がガチガチになる」
「最近、肩こりに加えて冷え性も自覚している」
このようなことでお悩みではありませんか?

デスクワークをされている方にとって、肩こりはとても身近な症状です。
毎日仕事を続けられていると、多少の肩こりは仕方がないと思ってしまうかもしれません。
しかし肩こりが何ヶ月も続くと「このまま治らなかったらどうしよう」と心配になりますよね。
肩こりの原因を考えるとき、肩だけが原因ではないケースを多く見てきました。
今回は、長時間のデスクワークによる肩こりで来院された40歳代女性の患者さんの症例をご紹介します。

結論
デスクワークによる肩こりは肩だけが原因とは限らず、股関節など身体全体の動きに目を向けることが大切。

【この記事を書いた人】

氏名:坪木心吾(つぼきしんご)
資格:柔道整復師、はり師、きゅう師
施術歴:整形外科、リハビリ科、クリニック勤務の傍らスポーツ現場にてトレーナー業務に従事。
2005年、大阪府大阪市にて坪木鍼灸院を開業。
2013年、兵庫県姫路市にてつぼき鍼灸整骨院を開業。
得意分野:
・慢性的な疾患(腰痛、肩こり、関節痛など)
・自律神経の不調
・スポーツによる怪我
・睡眠障害
所属:つぼき鍼灸整骨院

デスクワークで肩こりが起こる理由は股関節の硬さが関係していた。

肩こりで来院された40歳代女性。
女性は普段からデスクワークをされており、ほぼ一日中座って過ごす生活をされていました。

数年前から肩こりを感じることがあり、特にここ半年から1年ほどは症状が気になるようになっていたそうです。
ご本人も「育児とデスクワークが原因だと思います」と話されていました。
お仕事に家事に育児。無理をなさりお身体が不調をきたしてしまうのも仕方がないですよね。そんなあなたが心配です。

ご家族から当院を勧められたことをきっかけに来院されました。
お体の状態を確認すると、肩周りにはもちろん張りがありましたが、
左の股関節が非常に硬く、脚を開く動作がしにくくなっていたのです。
「肩こりなのに、なぜ股関節?」
と思われるかもしれませんね。長時間座りっぱなしになっていると股関節が曲がった状態のまま動かなくなる。

 私たちの身体は、それぞれの部分が独立して動いているわけではありません。歩いたり、身体をひねったり、前にかがんだりするときも、股関節、骨盤、背中、肩などが協力して動いています。ところが、デスクワークで長時間座っていると、どうしても股関節を動かす機会が少なくなります。
 朝から仕事をして、昼休みも座って食事をして、仕事が終わったら車で移動する。このような生活が続いている方も少なくありません。もちろん、座っていること自体が悪いわけではないですよ。ご安心ください。
 同じ姿勢が長時間続くことによって、身体の一部が動かしにくくなることがあります。特に股関節は、座っている間ずっと曲がったままです。そのため、少しずつ股関節の動きが悪くなっていくことがあります。

デスクワークで起こる肩こりは、股関節が動かない分を肩や背中が頑張ってしまうから。

 では、股関節が硬くなったら、なぜ肩こりにつながるのでしょうか?
簡単にいうと、「動かない場所の代わりに、別の場所が頑張る」からです。
例えば、仕事で本来3人でする仕事を、1人が休んでしまったとします。残った2人は、その分の仕事を肩代わりしなければなりません。身体もこれと似ています。
 股関節がうまく動かないと、その動きを背中や肩などが補うことがあります。
 身体をひねるとき、前後に動くときなどに、股関節が十分に動かない。
すると、その分を背中や肩が頑張って動こうとします。
 その状態が毎日繰り返されれば、肩周りには少しずつ負担が蓄積していきます。
 今回の女性の肩こりの原因は、肩そのものだけが問題なのではなく、左股関節の動きにくさによって身体全体の動きに偏りが生じ、その結果として肩に負担がかかっているのではないかと考えました。

 肩こりがあるとどうしても「肩が悪い」と考えてしまいます。そう考えるが普通ですよね。もちろん、肩周りの筋肉の緊張が肩こりにつながっていることもあります。
しかし、「長時間座っていると特に肩がつらい」という方は、もしかすると肩以外の場所に負担の原因が隠れているかもしれません。
だからこそ、当院では肩だけを見るのではなく「身体全体がうまく動いているか」を見ることが大切だと考えています。

デスクワークで肩こり。そのヒントは座り方と股関節のストレッチ

今回の患者さんには、硬くなっていた左股関節を開きやすくするストレッチを指導しました。そして、もう一つお伝えしたのが普段の座り方です。
せっかく身体を整えても、一日の大半を同じ姿勢で過ごしていれば、身体にはまた負担がかかってしまいます。

股関節に負担をかけない座り方
足裏は地面につけておく
両方のつま先は位置を揃えておく
両膝は軽く開いておく

一度立つ

実は日本人は座っている時間が世界最長なんです。座りっぱなしによる弊害を避けるため20〜30分に一度立ちましょう。そして座り直す。それだけで体がリセットされます。

股関節のストレッチ

  1. 片方の足首を反対側の膝に乗せる

  2. 背筋を伸ばしたまま前に倒れる

  3. 20秒キープ

  4. 反対側も同様に

現在、この患者さんは6回の施術を受けられてその後の状態を伺うと、「肩こりを自覚することがなくなった」とのことでした。
以前気になっていた足先の冷えについても、現在は気にならない状態になっています。私もとてもうれしいです。
ご自宅でのストレッチは「思い出したらする」という程度だそうです。
もちろん、すべての肩こりが股関節の硬さによって起こるわけではなくケースバイケースでさまざまな原因があります。肩こりがなかなか改善しない場合は一度全身の状態をチェックすることをお勧めします。

まとめ
今回のブログではデスクワークで肩こりが起こった事例についてご紹介させていただきました。
長時間のデスクワークによって股関節の動きが悪くなり、それを身体のほかの部分が補っている状態が見られたため、股関節や座り方にも目を向けました。
座り方やストレッチをご紹介させていただきましたが、これらの対処法を試してみても症状が解消されない場合は他に原因があるかも知れません。そのような場合は当院までお気軽にご相談いただければ適切なアドバイスをさせていただきます。
ご相談は当院LINEからどうぞ→https://lin.ee/OKHMNw4
あなたが再び安心した毎日を送れるよう、全力でサポートいたします。
079-255-8952(予約専用ダイヤル)

【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】

つぼき鍼灸整骨院(診療時間・アクセス)
住所:兵庫県姫路市網干区坂出160-3
アクセス:JR網干駅から徒歩約10分
電話:079-255-8952
営業時間:月・火・水・金 9:00~20:00. 土 9:00~13:00
駐車場完備・バリアフリー対応
公式ホームページhttps://tsuboki-shinkyuseikotsuin.com
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