夏休みの宿題|トマト栽培 Part1
息子の宿題が、私の夏になった。
現在、我が家のベランダにはミニトマトがいます。
それは約1か月前のこと。
次男が学校で植えたミニトマトの苗を、夏休み前に自宅へ連れて帰りました。
そして学校から下された指令は、
「夏休みの間、自宅で育てて観察日記をつけましょう」
というもの。
そうです。
今年も私は、学校までミニトマトを迎えに行きました。
実は何年か前、長男のときにも同じ宿題がありました。
そのときも学校からの指令を受け、私は長男のミニトマトを学校まで迎えに行ったのです。
ところが長男の年は、学校全体でミニトマトが不作の年だったらしく、水をあげても、肥料をあげても、実はおろか花すら咲かない。
そのまま、何の変化もないまま夏が過ぎていきました。
ところが。
次男のミニトマトは、我が家に連れて帰ってくる時点ですでに――
鈴なりの実。
その姿を見た私の第一声は、
「か、かわいい……❤️」
でした。
そこから、私とミニトマトの生活が始まりました。

朝起きて、窓を開ける。
そしてベランダのミニトマトを見る。
あくまでお世話をするのは次男です。
なので私は、水をあげるわけでもなく、
せっせと肥料をやるわけでもありません。
ただ、
「赤くなってないかな?」
「萎れてないかな?」
「昨日より大きくなってない?」
と、一通り様子をチェックする。
そして起きてきた次男に、
「トマト、ちょっと土乾いてるよ」
「赤くなってるのあるから、収穫したら?」
と報告する。
それが、いつの間にか朝の定例行事になっていました。
そして、赤く実ったミニトマトを収穫し、その日のサラダにちょこんと添える。
たったそれだけのことなのに、なぜだか心が躍りました。
朝、トマトを見る。
実が赤くなっている。
収穫する。
食卓に並ぶ。
そんな些細なことが、思っていた以上に楽しい。
ガーデニングや家庭菜園を楽しんでいる人たちの気持ちが、ほんの少し分かったような気がしました。
「来年は自分で苗を買ってきて、ミニトマトを育ててみようかな」
そんなことまで考えるほど、ミニトマトは私の生活に新しい楽しみと潤いを与えてくれました。
ところが。
そんな平和な日々は、長くは続きませんでした。
ある日、赤く実ったミニトマトを収穫しようとしたときのことです。
「……ん?」
トマトのヘタの近くに、丸い小さな穴が開いている。
しかも、実がきれいにくり抜かれています。
な、なにこれ!?😨
私たちが食べるより先に、何者かに食べられていたのです。
慌ててGoogle先生に聞いてみると、
どうやら害虫による食害らしい。
こうして我が家では、急きょ、
「ミニトマト害虫対策本部」
が設置されました。
私から旦那と次男へ指令。
「犯人を探せ!」
葉の裏。
茎。
土。
ミニトマトの隅から隅まで、目を皿のようにして捜索してもらいました。
しかし――
犯人、見つからず。
我々のトマトを食い荒らした張本人の確保には至りませんでした。
ところが、ここでさらに衝撃の事実が判明します。
なんと我が家のミニトマトは、
食害犯だけではなく、別の害虫2種類にも住み着かれていたのです。
合計、
3種類。
😭😭😭
かわいい❤️から始まった私とミニトマトの生活は、いつの間にか害虫との戦いへと突入していました。
まずは、水攻め。
とにかく葉や茎、土が乾燥しないように、全体にシャワーのように水をかけます。
そして、まだ食べられていないトマトには、目の細かい排水口ネットを被せました。

これで害虫の侵入を防げる……はず。
そして翌日の仕事帰り。
私はホームセンターへ直行しました。
Google先生に、
「我が家のトマトにいると思われる3種類の害虫に効いて、なおかつトマトへのダメージが少ない殺虫スプレーはどれですか」
と相談しながら商品を選びます。
どうやら、滴るほどしっかり噴霧するのがポイントらしい。
帰宅後、さっそく噴霧。
これで害虫との戦いも終わる。
私は、そう思っていました。
……しかし。
トマト夏の陣は、まだ始まったばかりだったのです。
