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行間を訓む vol.55 hololive 7th fes.記念特別回 ~ ときのそら 「 Diva 」 編 ~


プロローグ


 親愛なる全世界ホロライブリスナーの皆様、ホロライブを応援されている方・その他界隈の方々も、ご機嫌麗しゅう。先日2026.03.06 ~ 03.08.幕張メッセにて初の3日間に渡って開催されました、毎年恒例ホロライブの祭典!『 hololive SUPER EXPO 2026 & hololive 7th fes.Ridin’ on Dreams 』でしたが、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう物でして。私つななはどうだったのかというと、まずは今年も無事に幕張に参戦出来ました。👏👏👏毎年行けているのは本当にありがたいことです。EXPO DAY1は連番者様に救って頂き、わためぇが出演するFes stage1はFC先行で無事に自力で掴み取りました。最近発売されたわためぇのArt Collection缶バッチで痛バッグも新しく組み、一年に一度の瞬間をホロライブリスナーの一員として心待ちにしておりました。



 ―――さて、昨年参戦出来なかったので2年ぶりとなったEXPOでは、連番者様にファストチケットを一緒に譲って頂いた為、フードや展示をゆっくり楽しもうと…しましたが、やはり1日だけでは時間が足りず…!各方面の事前予約やエンカアポ・写真撮影などの個人クエストをこなすので精一杯でした。まぁ、正直いつものことです。

 毎年恒例のファンコミュ別写真撮影会は、EXPO規模の拡大に伴い、会場から離れた公園での開催となりました。初日のわためいと集合写真企画に参加させて頂き、ついに欠席者扱いではなく3年目にしてやっとしっかり参加者として額縁に収まることができました。

振返り配信わためぇも一緒に…パチリ📷✨

 参加者の人数が年々が大きくなっている気がしていますが、今年は写真の通り。撮影時間前から集まる人数、会場から列を成して集まって来るわためいとが多いこと多いこと。思わず笑いがこみ上げてきてしまう程でしたね。かつてない大きな群れとなっていることに、運営陣のわためいともびっくりのご様子でした。




 ――― そしていよいよFesの本番、stage1のお時間がやって参りました。私はBブロックの席でしたので「わためぇが反対側での出演にならなければ」良い席だと思いつつ着席。開幕前にホロリスで埋め尽くされた観客席の楽しげな様子をカメラで映すお楽しみも恒例行事ですね。
 そして記念すべき一曲目は6thフェスの全体曲「Color Rise Hermony」でした。もうこの時点でぶち上げ確定。カラフルなペンライトがステージに華を添え、3日間4公演に渡るステージが幕を開けたという歓喜に満ちた大歓声が会場を包みます。一糸乱れぬコールが響き渡る中、まだ歌い始めてすらいないのに、一部のホロメンがステージの端に寄って行き、少し小さな謎の箱に移動したように見えました。私は目で追いかけつつ別モニターなどで様子をうかがいましたが、何が起きているかが全く理解ができませんでした。

そして歌詞の二小節目が始まった瞬間、
予想だにしないことが起こったのです。


 う、うごいたああああああああああああああああああああああああああああ!?(;°д°)


 ――― なんということでしょう。謎の箱の正体はトロッコだったのです。現地の観客も配信勢もこれには驚かされたでしょう。そしてあろうことか、そのホロメンを乗せたトロッコは観客席の我々の方向へ向かってゆっくりと進んで来るではありませんか。そして、そのトロッコには推しであるわためぇの姿が。度肝を抜かれてしまった私は(まさか…まさか…嘘だろ!?)と思いながら見逃すまいと大きく目を見開いていると、ついにその瞬間を迎えます。

左下に私のパペぬいちゃんの後ろ姿が!

 嗚呼…!!!わためぇ推しが!!!!目の前にッ…!!!!!こんなに…!!近くに…!!!


 ――― 私はホロライブのイベントに何度も参戦して何度も涙を流してきましたが、こんなにも早く、それも開幕一曲目に限界を迎えて涙を零すことになるとは…思いもよらないことでした。本当に一体何が起こったんだ…。とことんくじ運・席運・銀テ運から見放された男に差し伸べられた救いはオタクの琴線をいとも簡単にぐわんぐわんと大きく震わせてしまいました。


 最後には双方向から進んで来たトロッコと中央でドッキング。これでもやばかったのに、二曲目「Our Bright Parade」のイントロで最早イベント終盤クライマックスを確信するレベル。「もう終わりだ…」と思わず呟いてしまうほど。トロッコもメンバーをチェンジして来た道を戻り中央からステージへ。
 『「ただいま」を聞けば 「おかえり」って叫ぶよ 当たり前じゃないか――― 』…ここで私はたまらず物理的に目頭を押さえました。幕張に帰ってきた。ホロメンがいる。今此処が最高のステージエデンなのだという事実が私の涙腺をことごとく刺激し、更に溢れ出す涙を止めることができなかったんだろうと思います。



 その後のわためぇはバカタレサーカスでFesの3日前である3月4日に披露されたばかりの新曲ユニット新曲『Vivid Stampede!!!!』を無料パート内で大熱唱。彼女達らしい元気なナンバーで会場のボルテージは最高潮。その直後も独特の雰囲気でMCを4人で務めました。

 ソロパートでは昨年末の周年でお披露目された新曲『ぼくらのなぞなぞ』を披露。個人的にも刺さっている曲なのでとても盛り上がりましたが、ステージが反対だったため遠かったのが残念…。それでも一所懸命応援しました。セトリ予測界隈ではこの曲の対抗馬として『ビリ』も候補に挙がっていましたが、個人的本命が選ばれたのでこれはほぼ予想通り。『良曲は耳に嬉し』ですから。


 ――― そのほかにstage1の個人的ハイライトとして、おかゆんの新曲『ノンデリシャス』・お嬢の『花吹雪』フブキングの『グローエンブレイス』等、各ホロメンの新曲にフィーチャーされたセトリと思いましたが、全体としてのセトリは神がかっていたという意見をよく見かけました。
 そしてラストの7thフェス新全体曲『Ridin' on dreams』もエモな仕上がりでアツかった。どうしてこうもホロの全体曲はエモ過ぎるのか。



 ほんとうはstage2も行ってミオしゃ&そらちゃんの出演も現地で見届けたかったのですが、翌日から移動して翌々日に沖縄で行われる身内の結婚式へ参列の予定が入っておったため、今年の幕張現地は1日目のみの参加となりました。fesが終わってから足がボロボロの状態で急いで帰宅し、疲れた体に鞭を打ちつつ翌朝早くの便で沖縄に向かっておりました。式自体は素晴らしいくらいの晴天に恵まれ、少人数ながら大変に和やかで良い式でした。久々の沖縄ということで美味しい料理を食べつつ観光しながら家族でゆっくり過ごしました。





 さて、翌日のフェスは沖縄を移動中の車内からstage2を鑑賞しておりました。その後のstageに於いても開幕の全体楽曲2曲の歌唱は固定継承されていきました。
 ミオしゃはソロパートで昨年12月の周年でリリースされた『狼煙のろし』を披露。かわいいのにかっこいいのずるくないですか…。そしてコラボパートでフブキングをゲストに迎えてコールが楽しい『ドッタバッタ珍道中!』をトリ前に披露し、会場をド沸かせしました。



 そして我らがそらちゃんはというと、コラボパートではイオフィと団長こと白銀ノエルさんをゲストに迎えて3人でトロッコを駆使し『最上級にかわいいの!』を披露。そしてここからがやっとこ本記事の本命本題、ソロパートでは「Diva」を披露されました。この姿が脳裏に焼き付いたという方は多かったのではないでしょうか。私もそのひとりです。
 そらちゃんの私の中でのパーソナルイメージは王道のアイドルとして可憐な曲が似合うイメージですが、数多くあるオリジナル曲の中でもDivaはかっこよく、更には歌詞の重みがあるものに思えます。
 「Diva」は、2025年9月24日にリリースされたニューアルバム『Pulse』に収録されており、今年の1月10日に東京国際フォーラムで行われたソロライブ『 ときのそら New Year’s Party 2026「Dreams in Motion」 』(#そらぱ2026)でもDAY公演で披露されていました。
 それまでは公式MVはなかったのですが、ホロフェス後である今月3月13日にリリース。直前に行われたフェスでの印象が強かったファンに向けて後押しするような形で公開されました。ソロライブを経て自認そらともとなった私も、11月のぴあアリーナMMに向けてこの曲の魅力を発信するべく、この記事を書かせて頂いたというわけです。(長すぎる前置き)


未だ聴いたことが無い方は下記からどうぞ! ▼


 ―――いかがだったでしょうか。Divaディーバとは、AI解説によるとイタリア語で「女神」を語源とし、主にオペラやポップス界で卓越した歌唱力を持つ「歌姫」・「スター女性歌手」を指す言葉とされています。話が逸れますがAZKiさんも「Virtual Diva AZKi」という形でデビューされていましたね。
 そらちゃんが描く「Diva」とは、そらちゃんが「Diva」として存在するためにはという意味合いも色濃く出ているような気がしております。早速次の章から歌詞の内容に沿って内容を見て行ければと思います。



 注)セクション分けや歌詞の内容の考察ついてはあくまで筆者の個人的主観です。私自身は専門家でも何でもありません。もしかすると表現や言葉使い等に間違いもあるかもしれませんし、解釈違いが起こることは否めませんので万一の場合はご容赦ください。



歌詞訓み(§1)


高鳴る心臓に祈りを乗せて
曖昧な夢を描く
幻想は想像のまま
終われないんだ

 心の鼓動と共に進む時間。徐々にその音は大きくなり、たどたどしくも描かれていく夢への軌跡。どうか、今の世界が幻想でふっと終わらないで欲しい。そんな切なる祈りを乗せ今日も、私は「終わらせてなるものか」と歯を食いしばり、愛昧だった想像を現実に替えていく。


答えを延々と探し続けて
何者かになりたくて
潸々さんさんと降る夕立を
ただ眺めた

 自分が求める答えを追求し、ただ闇雲に答えを捜し求める毎日。成果のかけらや手がかりすら掴めないまま、途方もなく広がる世界と向き合い続ける。そんな辛い心の内を体現するかのように、どこか物悲しげに降りつける夕立を、ただ傘を差さずに眺めることしかできなくて、自分の無力さを痛感させられる。



優しく寄り添って
心が晴れるのなら
翼が生えたような気がして
いつだって隣にいるから

 誰かの傍に私が寄り添うことでその人の心が晴れると知ったその日から、何者でも無い私の背中に翼が宿り、脈打ったようなあの感覚は今でも覚えている。私が捜し求めていた物のような気がして、はっとした。私がその役を担えるのなら、いつだって君の隣にいてあげたいんだ。



だって言葉紡いで唄うことが わたしの運命だ
世界にありふれた虚しささえも 上書きして

 私が与えられた運命。それは言葉を紡いで歌を唄い継いでいくことだから。この世に御万と存在する空虚な日々を送る誰かの人生に彩りを添え、上書きして塗り替えていく。



路地裏に咲いた花のように 願いを照らす
小さな光に憧れて

 人目を浴びない路地裏にどこからともなく息吹いて健気に咲く小さな花は、何かのきっかけでふと見つけた人にとっては愛おしく、心に何かをもたらしてくれる。たとえどんなに小さかったとしても、そんなことができる『誰かの心の光』に私は憧れていたのかもしれない。



歌詞訓み(§2)


名前を持たない歌なんて 神様は認めてくれない
一つ一つ枯れない花のよう
昨日の自分にさよならして 溢れた涙
うまく笑えなくてもいいかな

 押し花のように枯れずに額縁に飾られた歌にはみんな名前が付いている。それは神様がひとつひとつ定めたことわりとして息づいているものだから、変えることは出来ない。
 時には自分が持っている大事な個性や思考パーソナリティを捨てなければいけなくて、過去に固執してはいけないのに勝手に零れた涙が後ろ髪を引いている。今日くらいは君の前で弱音を吐いてしまうかも。



だって理想は遠ざかってくばかり もう散々だよ
どれだけ手を伸ばして叫んだって 届かないの

 理想を追い求めれば追い求めるほど、私から遠ざかっていくばかりなのだから、もう正直うんざりしてしまうし目も当てられない。掴み取ろうと伸ばしたこの手は届かず、やっとのことで手に入れたと思ってもすり抜け、呼び声が虚しく響き渡って、何度悲しみ叫んだことか。



望めばいつか叶うはずって信じてる
どうか 歌よ響いて

 それでも心のどこかで「望み続ければいつか私の願いは叶うはず」と信じ続けているし、それが私の原動力だ。どうか私の歌が誰かの心をつかんでくれますように。



あぁ心臓の鼓動が今日も五月蝿い

今日だって心臓の鼓動が私の焦燥感を駆り立てる。
ノイズのように私を遮ってきて、思わず苛立ってしまう。
冷静にならなければ、チャンスが逃げてしまうかもしれないのに…。




行き止まりばっか足がすくんで 立てないよ
音のない世界から君を見つけて 連れ出すんだ

 目の前に立ちはだかるのは背丈よりはるかに高い壁ばかり。恐怖から足が強張って立つことすらままならない。それでも、誰かの心に差す小さな光になってくれるようにと私の歌を届け続ける。鬱屈としてどうしようもなくなってしまっているあなたを私が見つけて、晴天の空の下へ連れ出してあげたいんだ。



言葉紡いで唄うことが わたしの運命だ
世界にありふれた虚しささえも 上書きして

 私が神様から授かった運命。それは言葉を紡いで歌を創り、歌い継いでいくことなんだ。世界に蔓延る大きな悲しみや大きく膨れ上がった空虚さの雲を風と日差しで振り払うような力を持った音楽を届け続けることで、楽しい思い出で上書きしていく事が出来るから。



路地裏に咲いた花のように 願いを照らす
小さな光に憧れて

 あの日憧れた「誰かの心を照らす小さな光」だった小さな花は、今日もどこか晴れ晴れとした様子で人知れず佇むのだろう。そして、名前も知らない誰かの心を癒やすのだろう。



君の歌姫になれたら いいな

私があなたにとってのディーバとなれたらいいな ―――




エピローグ




「 言葉紡いで唄うことが 私の運命だ 」


 ――― この一言、この歌詞に、アイドルVtuberとして活動し続ける「ときのそら」としての覚悟がはっきりと見えたように私は強く思います。ひとりの人間としての悩みや苦しみもありながら、やっと見つけた自分の居場所や役割を理解・享受し、世界中数多の人へ向けて「歌」を通して世界を繋いでいく。そらちゃんの願いがゆっくりと花開くように、私も陰で微力ながら応援していきたい所存です。



 さて話が変わりますが、MVの最後に青い花が映りましたね。あの花はいったいどんな花なのかと調べてみると、恐らくですが花の形からして「デルフィニウム」なのではないかという説があるみたいです。MVのコメント欄でも囁かれておりました。葉の大きさが違うような気がしますが、花の形状や色味はよく似ているようにも思えます。ではあの花が青いデルフェニウムだったと仮定した上で花言葉を調べてみると、主な花言葉は「あなたを幸せにします」「清明」「あなたは幸福をふりまく」などがあるそうです。ほんとうだとすれば、それはそれでなんだか「そらちゃんらしいな~」と思いますし、納得しちゃう自分もおります。

 ――― 3月27日にメジャーデビューとアルバム『Dreaming!』をリリースしてから7周年を迎えたそらちゃん。1月の東京国際フォーラムでのソロライブを経て、11月7日のぴあアリーナMMでは更にキャパシティも上がり、沢山の方がそらちゃんの「Diva」な姿をキャプチャーすることができるようになりましたね。彼女の夢である横浜アリーナでのライブ開催へ向けて、大きな大きな節目となる今年、「ときのそら」と「そらとも達」の大行進は止まらねぇぞ~!!


そらちゃんのチャンネルとXは下記となります!▼

ときのそら X(旧 Twitter):https://twitter.com/tokino_sora


それではまた次回の記事でお会い致しましょう!
言葉紡いで歌むことが私の運命だ~ (๑╹ᆺ╹) ♪
2026.03.30. つなな

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