2025年 個人的ベストソング10
今年も素晴らしい曲にたくさん出会えました。ランキングをつけること自体が不粋ではあるのですが、そうでもしないと紹介したい曲が無限に溢れてしまうので、頑張って10曲に絞りました。動画も載せておくので、ぜひ聴いていただけると嬉しいです。
第1位 Regulus - くるり
淡白ながらもメロディが良すぎて繰り返し聴きました。そしてなぜかAメロで既に泣いてしまいます。 Homecomingsの畳野さんがコーラスで参加しているのですが、ツインボーカル感も気持ちいいです。
第2位 Car Crash Baby - Madeon
フレンチハウスのマナーを引き継ぎつつ、アシッドなシンセが新生Madeonのサウンドを決定づけるかのような1曲。"I'm gonna be a popstar, hit me like a fast car"という語感のよさも癖になります。ファーストシングルの"Hi!"も含め、スマホのスピーカーで聴くと普通の曲のようにも思えるのですが、ヘッドホン等で聴くと低音の鳴り方や音の広がり方の斬新さがよく感じられておすすめです。
中盤で曲調が変わってエレピだけになるところはDaft Punkの"Digital Love"のオマージュなのかなと思ったり。
第3位 ヴァンパイア - iVy
メロディの良さがとにかくやばい。サビがサビっぽくない曲の展開も好みです。裏声のままサビに入るところとか、「残ってない/ビー玉みたい/信じない」「思ってない/相反する匂い/走れない」という部分の韻の踏み方や突き放す感じが耳に残って何度も聴きたくなります。
第4位 Relationships - HAIM
"fxxkin’ relationships"(人間関係、特に恋愛関係)と歌い、人と人との関係にウンザリしながらも、"But I would do it all again"と言うように、それでもそれに拘泥せずには生きられない人間らしさに心の底から共感しました。"lie-ie-ie"とか"why-am-I"みたいな譜割りも楽しいし、サウンドもめちゃくちゃかっこいい1曲。
第5位 blade bird - oklou
Y2K的な要素も、ダンス/エレクトロポップ的な要素もありつつ、でもどちらにも振り切れない感じが独特で掴みどころのない作品でした。Danny L HarleやA.G. Cook、そしてCasey MQという面子からハイパーポップみを想像していたものの、良い意味でそれが裏切られた感じがします。アルバムのクローザーであるこの曲は、歌とアコギにエレクトロなレイヤーが合わさっており、最もアルバムの雰囲気を感じやすいのではないかと思います。
第6位 おじいさんへ - 坂本慎太郎
歌詞が最高でした。誰とは言いませんが、これを聞かせたい人の顔がたくさん思い浮かびます…。けど、批判だけじゃなくて「あとはやっときますので」という気概がある(?)のがすごいなと思います。
第7位 THUNDA - PAS TASTA
昨年のベスト10曲にも選んだPAS TASTAは、相変わらずサウンドデザインが流石。最近は生楽器を取り入れた楽曲が増えてきましたが、この曲はアウトロにブレイクダウンがあって最高です。テンポのはやいダンスパンクからの緩急が素晴らしい1曲。
第8位 every breath - Homecomings
昨年のアルバムからシューゲイズ要素を引き継ぎつつ、やはり中心には歌とメロディが据えられているのが大好きです。サポートドラムの吉木さんが初めてレコーディングに参加した曲でもあり、間奏のドラムが暴れていて最高。"many shapes, many echoes"ツアー後の福富さんの「いろんなかたちやいろんな声が一緒に暮らすこの社会のなかで、そのどれにもファーストもセカンドもない、と思う」というポストに、この曲のメッセージが込められていると思うし、私自身も本当に勇気をもらいました。
第9位 ファミリー・サマー・バケーション - TUBE & FRUITS ZIPPER
両者の良さが活き、かつそれぞれのファンをにやりとさせるようなフレーズが散りばめられた神作編曲だと思います。2段構成になっているサビやワイワイ感のあるブリッジなど聴きどころがたくさんあるのですが、特にBメロの掛け合いがとてもかわいいです。
第10位 starburn - crushed
crushedの"no scope"が2025年で1番好きなアルバムでした。ドリームポップでありつつ、全体の雰囲気にはTrip Hop感もあるというのが個人的にヒット。なのですが、あんまり話題になっていないのが悲しいです。ぜひご一聴あれ。
来年も素敵な音楽にたくさん出会えますように。
良いお年を!
