見出し画像

爆速破産が増えている?

破産といえば、これまでは、5年とか7,8年とかかけて少しずつ負債が増えていき(途中から借金を返すために借金するようになると雪だるま式になりますが)、気が付いたら返せなくなっていた・・・というケースがスタンダードでした。

がしかし、最近では、2,3年で数百万円の負債を作って返せないから破産というパターンが増えているように思います。

このような破産が増えてきたことのひとつの要因として、資力を問わない決済手段が増えてきたことがあげられると思います。

どこぞの携帯電話会社(及びその関連会社)は、スマホを契約すればほぼ自動的にクレジットカードが作れるようになっています。資力や資産は全く問われません。
最近は、後払い決済サービスも数が増えてきました。もちろんこちらも予め資力は問われません。

こういうものを活用して、推し活したり、旅行に行ったり、買い物したりして爆速で借金が増えていく・・・ということかなと思うのです。

予め資産や資力を問われないので、ものすごく気軽にサービスを使えます。まるで打ち出の小槌のように好きなものを買ったり、好きなサービスを受けられたりします。
おそらくカードや決済サービスを使っているときに、「後日返せるだろうか」ということは考えていないと思います。
で、あるとき気が付いたら払えなくなっていた。後先考えずにどんどん使っていたので、ほんの少しの期間で結構な負債になっているということだと思います。

ある意味、こういうケースの破産者は、クレジットカードや後払い決済サービスの犠牲者ともいえるでしょう。
簡単にカードを作れたり、後払い決済サービスを利用できたりしなければ、こんなに浪費をすることもなかったわけですから。

そう、近年、お金のない人に浪費させる仕組みというのがどんどん増えています。
回収できないお金がある程度あっても、サービスを利用してもらう人が増えた方が企業としては利益になるということなのでしょう。
お金がないのに使った人がどうなるかということが全く考慮されていない罪な仕組みだとつくづく思います。

なので、もうこうなったら、破産しないためには自衛するしかありません。

お金がない人は誘惑に負けてカードや後払い決済サービスを使ってはなりません。
今カードを切ったら、サービスを使ったら、期日までに払えるか?
こういう自問自答を常にするしかありません。

こう書きながら、他に有効な手立てがないのかなと思います。
破産者がどんどん増えてクレジットカード会社や後払い決済サービスの会社の収支が悪くなり、簡単でも資力審査をするようになれば、もう少し変わるのかなと思います。

ただ、おそらくそこまでは遠い道のりでしょう。
なんだか気持ちが暗くなるのでした。

いいなと思ったら応援しよう!