#550 ロバート馬場さんMC付講演レポート「制限があるから、アイデアは生まれる」(インタビュー動画あり)
昨日、食品・農業関係企業の皆さまを対象とした講演会で、ロバートの馬場裕之さんとご一緒させていただきました。
今回は、私がMCを担当し、60分間すべてディスカッション形式で進行。最後には質疑応答と写真撮影も行いました。
控室でも本番でも感じたことがあります。
馬場さんは、本当に自然体で、腰が低い。
テレビで見ているままの柔らかな雰囲気で、それでいて探究心にあふれた、とても魅力的な方でした。
まずは講演前インタビューから↓↓
Ⅰ.料理の原点は「火が好き」だった
今回、一番印象に残ったのが、料理を始めたきっかけです。
子どもの頃から、とにかく火が好きだったそうです。
マッチで火をつけて遊び、真っ黒になって帰宅した結果、当然ながら火遊びは禁止に。
そこで考えたのが、「合法的に火を使えるものは料理だった。」という発想です。会場も大きな笑いに包まれました。
でも、このエピソードには馬場さんらしさが詰まっているように思いました。
禁止されたから諦めるのではなく、別の方法を探す。その発想が、今の料理人としての原点になっているのです。
Ⅱ.制限が、アイデアを育てる
食品ロスについてのお話も、とても印象的でした。
実は馬場さん、子どもの頃のお小遣いは50円。
ちなみに幼なじみの秋山さんは200円だったそうです(笑)。
限られたお小遣いの中で、お腹を満たすにはどうすればいいか。
自然と「無駄なく使い切る」という考え方が身についていったそうです。
さらに講演では、
・余りやすい食材は冷凍する。
・余って冷凍した野菜はスープや鍋に活用する。
・買い物は価格が安定している食材を軸に考える。
・食品ロス対策はゲーム感覚で楽しむ。
など、今日から実践できる工夫も数多く紹介してくださいました。
ただ、私が一番心に残ったのはテクニックではありません。
制限があるからこそ、人は工夫する。そんな考え方でした。
これは料理だけではなく、仕事にも通じることだと思います。
予算が限られている。時間が限られている。人手が足りない。
そうした制約があるからこそ、新しいアイデアが生まれることは少なくありません。
Ⅲ.人柄は、行動に表れる
講演後の質疑応答でも、馬場さんの人柄がよく表れていました。
自ら質問者の近くまで歩み寄り、マイクを持って話を聞く。
一人ひとりの質問に丁寧に耳を傾け、笑顔で答える姿がとても印象的でした。
また、ご自身が営まれている飲食店のお話など、テレビではなかなか聞くことのできないエピソードも、講演ならではの魅力でした。
料理の知識や食品ロス削減の工夫はもちろんですが、それ以上に、「相手に楽しんでもらいたい」という姿勢が伝わってきました。
最後に
今回の講演は、食品ロス削減について学ぶだけの時間ではありませんでした。
料理の話を通して、発想すること。工夫すること。楽しむこと。
そして、限られた条件を前向きに受け入れること。
そんな仕事にも通じるヒントが数多く詰まっていました。
食品・農業関連企業はもちろん、社員の発想力や創意工夫を育てたい企業、環境やSDGsをテーマにした講演会を検討されている企業にも、とてもおすすめしたい内容です。
そして何より、講演が終わった後には、きっと馬場さんの人柄まで好きになっている。そんな温かい講演でした。
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マイプロフィール:土橋昇平(㈱ペルソン エバンジェリスト)
