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財政危機には「階段」がある。僕が整理した5つのステップ

こんにちは、うえまたくみです。

昨日は、僕が市役所を辞めた理由の一つに
「財政への危機感」があったことをお話ししました。

「財政危機」という言葉を聞くと、
皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
おそらく、多くの人が
北海道の夕張市の事例を
思い浮かべるのではないかと思います。
でも、調べていくうちに気づいたんです。

夕張市のような「倒産」に近い状態は、
ある日突然、やってくるわけではありません。

そこに至るまでには、目に見えにくい、
けれど確実な「下り階段」があります。

今日は、僕が他自治体の事例を
調べて整理した、「財政危機の5段階」という
地図をお見せしたいと思います。

法律で決まっているのは「最後」だけ

まず知っておいていただきたいのは、
日本の法律(地方財政法、財政健全化法)で
明確に「あなたはピンチですよ」と
名前がついているのは、次の2つだけです。

第4段階:早期健全化団体(イエローカード)
第5段階:財政再生団体(レッドカード・いわゆる破綻)

この2つは「法律上の正式な区分」です。
でも、ここに入ってから
「さあ、大変だ!」と騒いでも
実はもう選べる選択肢は
ほとんど残されていません。

僕が本当に伝えたかったのは、
その手前にある、
法律には名前が載っていない
「第1〜第3段階」の存在です。

財規危機の5段階マップ(※)

他自治体で過去に起きたこと、
そして今起きていることを整理すると、
財政危機は次のようなステップで
進んでいくことがわかってきました。

「他人事」ではなくなりつつある現実

調べてみて驚いたのは、
この第1段階から第3段階のどこかに
足を踏み入れている自治体が、
全国には決して少なくない、
ということです。

派手な給付金の裏で基金(貯金)を
使い果たしかけていたり、
将来のための投資をストップさせて、
なんとか今日をしのいでいたり。

そして、
今の僕が一番お伝えしなければならない
と感じていること。
それは、
私たちが住む塩尻も、決して無縁ではない
ということです。

正直に言えば、
塩尻もすでにこの段階のいずれかに位置している
と僕は考えています。

なぜ、私たちは気づけないのか


「そんなにまずいなら、もっとニュースになるはずじゃない?」

そう思われるかもしれません。

でも、この第1〜3段階というのは、
実は市役所の中にいても、
その深刻さに気づくのが難しいんです。
なぜなら、
「まだ、表面上はサービスが維持できているから」

しかも、第一段階などは、
一見うれしい事業が
いくつも打ち出されていたりもするので
むしろ市民には歓迎される状態
だったりもします。

でも、目に見えないところで、
将来の選択肢は確実に奪われ
ていきます。

市民にとっては、ある日、
窓口の手数料や、施設の使用料が
急激に上がったり、
これまで行われてきた地域活動への補助金が
減ってきたり打ち切られたりして、
初めて実感として伝わってくるものなのです。

明日から、一つずつ紐解いていきます

「私たちのまちは、今どこにいるんだろう?」
そう感じた方もいらっしゃるかもしれません。

明日からは、この第1〜第3段階で
「具体的にどんなことが起きるのか」を
実例をもとに一つずつ紐解いていきます。

まずは明日、最も見過ごされやすい入り口、
「第1段階:特定政策・不対応によるリスク」
についてお話しします。

「まだ大丈夫」に見える時期に、
実はどんな変化が始まっているのか。
一緒に考えてみてもらえたら嬉しいです。

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続きはこちらをクリック
第1段階「特定政策・不対応によるリスク」〜静かに積み上がる“宿題”〜
https://note.com/uematakumi/n/n88a5049c8d88

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