見出し画像

デジタルは悪者じゃない|遠ざけるだけで終わらず、目的に合わせて使いこなそう|デジタルデトックスコース 講義18


こんしは!

AllA / All Atelier / オールアトリエ講師の、オール・ドメディア / Owl Dmediaです。

全22講義を通して、デジタル機器との上手な付き合い方を学ぶ「デジタルデトックスコース」。

今回も、生徒のう廻うかぷり / Ukai Ukapuriと一緒に学んでいきます。

前回の講義では、**「デジタルデトックスに挑戦!」**をテーマに、実際にスマホから離れる計画を立てました。

何から離れるのか。
どのくらい離れるのか。
いつ行うのか。
スマホをどこへ置くのか。
代わりに何をするのか。

この五つを決めることで、ただ我慢するのではなく、自分の目的に合ったデジタルデトックスへ挑戦できました。

また、途中でスマホを見てしまっても、それだけで失敗ではありません。

見たくなった理由を振り返り、もう一度置き直す。

デジタルデトックスは、スマホを使わない人になるための試験ではなく、自分に合った距離を見つけるための実験でした。

今回からは、Chapter 4。

「デジタルを上手に活用しよう」

へ進みます。

今回のテーマは、講義18。

「デジタルは悪者じゃない」

ここまで、スマホやSNSから離れる方法をたくさん学んできました。

すると、

「デジタル機器は、使わない方がよいのでは?」
「スマホを見ることは、全部悪いことなのでは?」
「デジタルデトックスをするなら、できるだけ画面を避けるべきでは?」

と感じる人もいるかもしれません。

しかし、デジタルデトックスの目的は、デジタル機器を嫌うことではありません。

今回は、デジタルの良さをもう一度見直しながら、使われるのではなく、道具として使う方法を一緒に考えていきましょう。


スマホを使ったら、デトックス失敗?

う廻うかぷり

「前回、三十分のデジタルデトックスに挑戦したよ!」

オール・ドメディア

「おお、実際に挑戦できたんだね。どんなふうに過ごしたの?」

う廻うかぷり

「本を読んだり、少し散歩したりしたよ。でも、散歩中に道を調べるためにスマホを使っちゃった……」

オール・ドメディア

「必要な地図を確認したんだね。それは失敗なのかな?」

う廻うかぷり

「スマホを使ったから、デジタルデトックス失敗だと思ったんだけど……違うの?」

デジタルデトックス中にスマホを使ったら、すべて失敗。

そう考えると、デジタルとの付き合い方は、

使うか、まったく使わないか

の二択になってしまいます。

しかし、地図を確認する。

家族へ連絡する。

交通情報を調べる。

健康や安全のために必要な情報を見る。

こうした使い方まで、無理に禁止する必要はありません。

大切なのは、スマホを使ったかどうかだけではなく、

何のために使い、目的が終わったら閉じられたか

です。


デジタル機器は「道具」

道具は使い方によって結果が変わる

包丁は、料理を作るために使えます。

しかし、使い方を誤れば、けがにつながります。

車は、遠くへ移動するために役立ちます。

しかし、安全確認をせずに運転すれば、事故につながります。

同じように、スマホやパソコンも道具です。

家族と連絡を取る。

分からないことを調べる。

勉強する。

仕事をする。

作品を作る。

生活を管理する。

使い方によっては、私たちの生活を大きく助けてくれます。

一方で、目的なく何時間も見続けたり、睡眠や人との時間を削ったりすれば、生活へ負担が生まれることもあります。

う廻うかぷり

「スマホそのものが良いとか悪いとかじゃなくて、使い方が大事なんだね」

オール・ドメディア

「その通り。道具を責めるだけでは、上手な使い方は身につかないからね」


デジタルデトックスは、デジタルを捨てる活動ではない

デジタルデトックスと聞くと、デジタル機器を生活から追い出すことだと思われる場合があります。

しかし、本当の目的は、

  • 何となく見る時間を減らす

  • 疲れにつながる使い方へ気づく

  • 自分の時間を取り戻す

  • 必要なときに集中して使う

  • 使わない時間も選べるようになる

ことです。

つまり、デジタルから永遠に離れるのではありません。

一度距離を取り、使い方を見直したうえで、自分に必要な形で生活へ戻すことが大切です。


デジタル機器の五つの良さ

良さ①|離れた人とつながれる

スマホがあれば、遠くにいる家族や友達とも連絡できます。

メッセージを送る。

電話する。

写真や動画を共有する。

直接会うことが難しいときにも、関係を続けられます。

また、同じ趣味や悩みを持つ人と、オンラインで出会えることもあります。

う廻うかぷり

「スマホがあったから知り合えた人もいるし、遠くの友達とも話せるよ!」

オール・ドメディア

「デジタルは、人とのつながりを広げてくれる道具にもなるんだ」

ただし、オンラインのつながりだけを優先して、目の前の人との時間を忘れないことも大切です。

遠くの人とつながる時間と、近くの人へ向き合う時間。

その両方を選べる関係を目指しましょう。


良さ②|知りたいことをすぐに学べる

分からない言葉を調べる。

料理の作り方を見る。

外国語を学ぶ。

歴史や科学の講義を見る。

資格の勉強をする。

デジタル機器を使えば、場所や時間に関係なく学び始められます。

本や教室だけでは出会えなかった知識へ、簡単に触れられることもあります。

う廻うかぷり

「知りたいと思った瞬間に、調べられるのはすごく便利だよね」

オール・ドメディア

「そうだね。大切なのは、調べるだけで終わらず、理解したことを自分の行動へつなげることだよ」

情報をたくさん集めることと、学んだことが身につくことは同じではありません。

必要な情報を選び、考え、使ってみるところまで進めると、デジタルは学びの心強い味方になります。


良さ③|勉強や仕事を助けてくれる

デジタル機器には、勉強や仕事を進めやすくする機能があります。

文章を書く。

表や資料を作る。

予定を管理する。

オンラインで会議する。

ファイルを保存・共有する。

翻訳や計算をする。

必要な情報を検索する。

以前なら長い時間が必要だった作業も、デジタルによって短くできることがあります。

ただし、勉強や仕事のために画面を開いた後、通知や動画へ流されてしまう場合もあります。

そのため、

「今から何をするのか」
「どこまで終わったら閉じるのか」

を決めることが重要です。


良さ④|自分の作品を作り、発信できる

デジタル機器は、受け取るためだけの道具ではありません。

文章を書く。

絵を描く。

音楽を作る。

写真を撮る。

動画を編集する。

プログラムを作る。

自分の考えや作品を、誰かへ届けることができます。

う廻うかぷり

「スマホで動画を見るだけじゃなくて、動画を作ることもできるんだよね!」

オール・ドメディア

「そう。受け身で見続ける道具から、自分で生み出す道具へ変えられるんだ」

同じ一時間でも、

おすすめ動画を何となく見続けた一時間と、
自分の作品を作った一時間では、

使った後に残るものが変わります。

どちらが絶対に正しいという話ではありません。

休むために動画を見る時間も必要です。

ただ、見続けるだけで疲れているなら、少しだけ「作る時間」へ変えてみる方法があります。


良さ⑤|生活や健康を管理できる

デジタル機器は、毎日の生活を整えるためにも使えます。

カレンダーへ予定を入れる。

アラームを設定する。

家計簿をつける。

歩数や運動時間を記録する。

睡眠時間を確認する。

薬や水分補給の時間を知らせる。

買い物リストを作る。

こうした機能を使えば、忘れやすいことを補ったり、生活を振り返ったりできます。

ただし、数字を見ることが目的になりすぎると、かえって負担になることもあります。

記録は、自分を責めるためではなく、自分の状態を知り、行動を整えるために使いましょう。


デジタルが悪者に見えるのはなぜ?

理由①|使いすぎた結果が目立つから

夜更かしした。

時間を無駄にした。

目や肩が疲れた。

勉強へ集中できなかった。

SNSを見て落ち込んだ。

こうした問題が起きると、

「スマホが悪い」

と考えたくなります。

もちろん、デジタル機器の特徴が使いすぎへつながることはあります。

しかし、問題をスマホだけのせいにすると、

どの時間帯に使いすぎたのか。

何を見て疲れたのか。

なぜ止めにくかったのか。

代わりに何をすればよかったのか。

という大切な部分を見落としてしまいます。


理由②|便利すぎて、すべてを任せてしまうから

スマホがあれば、多くのことができます。

そのため、

暇つぶし。
気分転換。
連絡。
勉強。
仕事。
趣味。
予定管理。

すべてをスマホ一台へ任せやすくなります。

すると、疲れたときもスマホ。

退屈なときもスマホ。

不安なときもスマホ。

というように、ほかの選択肢が少なくなることがあります。

う廻うかぷり

「スマホが悪いというより、私が何でもスマホだけで済ませていたのかも」

オール・ドメディア

「そうかもしれないね。道具を一つに集めすぎると、その道具から離れにくくなるんだ」


理由③|自分で選んでいる感覚を失いやすいから

スマホを開くと、さまざまなものがおすすめされます。

次の動画。

関連する投稿。

新しい商品。

気になるニュース。

それらを見続けていると、自分で選んでいるつもりでも、表示されたものへ反応し続けている状態になることがあります。

自分が見たいものを探す。

目的が終わったら閉じる。

おすすめを見ない選択をする。

こうした行動ができると、デジタルとの主導権を取り戻しやすくなります。


「良いデジタル時間」と「疲れるデジタル時間」

良いデジタル時間の例

  • 目的がはっきりしている

  • 自分で始め、自分で終えられる

  • 使った後に学びや作品が残る

  • 生活や仕事が進む

  • 人とのつながりが深まる

  • 見た後に満足感がある

疲れやすいデジタル時間の例

  • 目的なくアプリを移動し続ける

  • 終わりを決めずに見続ける

  • 見た後に強く後悔する

  • 睡眠や食事を後回しにする

  • 他人と比べて落ち込み続ける

  • 本当は別のことをしたいのに止められない

大切なのは、画面を使った時間の長さだけで判断しないことです。

二時間パソコンを使って作品を完成させた人もいれば、十五分SNSを見て強く疲れる人もいます。

その時間が自分に何を残したか

を確認してみましょう。


デジタルを味方にする五つの使い方

使い方①|開く前に目的を一つ決める

スマホやパソコンを開く前に、

「今から何をするのか」

を決めます。

メッセージを一件返す。

電車の時間を調べる。

動画講義を一本見る。

文章を三百文字書く。

目的を言葉にすることで、関係のないアプリへ流されにくくなります。


使い方②|終わりの条件を決める

デジタル機器には、自然な終わりが少ないものがあります。

そのため、

二十分たったら終了する。

動画を一本見たら閉じる。

資料が完成したら休憩する。

返信が終わったら机へ置く。

というように、自分で終わりを作ります。

う廻うかぷり

「始める目的だけじゃなくて、終わり方まで決めるんだね」

オール・ドメディア

「そう。終わりがあるから、安心して使えるんだ」


使い方③|見る時間と作る時間を分ける

動画やSNSを見る時間が悪いわけではありません。

ただ、受け取る時間だけが続くと、疲れや後悔につながることがあります。

そこで、

三十分見る。
その後、十五分だけ自分で作る。

というように、見る時間と作る時間を分けてみましょう。

文章を書く。

絵を描く。

写真を整理する。

学んだことをノートへまとめる。

受け取った情報を、自分の行動へ変えることがポイントです。


使い方④|集中を助ける機能を使う

スマホには、集中を邪魔する要素だけでなく、集中を助ける機能もあります。

通知を止める。

アプリの使用時間を制限する。

タイマーを使う。

カレンダーへ予定を入れる。

集中モードへ切り替える。

特定のアプリをホーム画面から外す。

デジタルの問題を、デジタルの機能で整えることもできます。


使い方⑤|使った後の状態を確認する

スマホを使い終えたら、短く振り返ります。

目的は達成できたか。

予定より長くなったか。

使った後に元気になったか、疲れたか。

本当は別のことをしたかったか。

この振り返りを続けると、自分に合う使い方と、疲れやすい使い方が分かってきます。


休むためにデジタルを使ってもいい

う廻うかぷり

「役に立つことに使わないと、良いデジタル時間にならないの?」

オール・ドメディア

「そんなことはないよ。楽しんだり休んだりするために使う時間も大切だよ」

動画を見る。

音楽を聴く。

ゲームをする。

友達と話す。

好きな作品を楽しむ。

こうした時間も、生活には必要です。

すべてのデジタル時間を、勉強や仕事へ変える必要はありません。

ポイントは、

自分で選んで楽しめたか。

予定したところで終われたか。

睡眠や大切な予定を邪魔しなかったか。

使った後に満足できたか。

という点です。

娯楽だから悪いのではなく、望んでいないのに止められない状態が苦しさにつながるのです。


デジタルを使わない時間も、同じくらい大切

デジタルを上手に活用するためには、デジタルを使わない時間も必要です。

自然を見る。

本を読む。

体を動かす。

趣味を楽しむ。

家族や友達と話す。

何もせず休む。

使う時間と離れる時間の両方があることで、デジタル機器を道具として扱いやすくなります。

ずっと使い続けるのでもなく、完全に遠ざけるのでもない。

使う、離れる、また使う。

この切り替えを自分で選べることが、健康的なデジタル習慣です。


1分ワーク|デジタルの「助かる使い方」を見つけよう

普段のデジタル機器の使い方を振り返り、次の質問へ答えてみましょう。

① デジタル機器に助けられていることは?

例:

家族と連絡できる。
勉強できる。
予定を管理できる。
作品を作れる。

私がデジタル機器に助けられていることは、
「                」です。

② 見直したい使い方は?

例:

寝る前の動画。
目的のないSNS。
食事中のスマホ。
何度も通知を確認すること。

私が見直したい使い方は、
「                」です。

③ これから増やしたい使い方は?

例:

学習に使う。
創作に使う。
健康管理に使う。
必要な連絡へ使う。

私が増やしたい使い方は、
「                」です。

④ 終わりの条件は?

「                」
が終わったら、画面を閉じます。

最後に、自分のデジタル方針を一文へまとめます。

私はデジタルを、
「                」
のために使い、
「                」
の時間には離れます。


今日のまとめ

デジタル機器は、私たちの生活を助けてくれる道具です。

  • 離れた人とつながれる

  • 知りたいことを学べる

  • 勉強や仕事を進められる

  • 作品を作り、発信できる

  • 生活や健康を管理できる

という良さがあります。

一方で、

目的なく見続ける。
終わりを決めずに使う。
睡眠や人との時間を削る。
スマホだけへ気分転換を頼る。

といった使い方が続くと、生活への負担が大きくなることがあります。

デジタルデトックスの目的は、スマホやインターネットを悪者にすることではありません。

一度距離を取り、

何のために使うのか。
何を減らしたいのか。
いつ離れるのか。

を考え直すことです。

大切なのは、

使うか、使わないかを、自分で選べること。

デジタル機器に使われるのではなく、自分の学び、仕事、創作、生活を支える道具として使っていきましょう。


次回予告

次回の講義19は、

「勉強や仕事に役立てよう」

です。

スマホやパソコンには、

調べものをする。
予定を管理する。
資料を作る。
文章を書く。
学習動画を見る。
作業時間を記録する。

といった、勉強や仕事を助ける機能があります。

しかし、勉強のために開いたのに、通知や動画へ流されてしまうこともあります。

次回は、

目的を決めて使う方法。
集中を守る設定。
デジタルと紙の使い分け。
学んだ情報を行動へ変える方法。

などを学びながら、デジタル機器を集中の敵ではなく、学びや仕事を進める味方にする方法を一緒に考えていきましょう。


それでは、次回の講義でお会いしましょう。

講師は、オール・ドメディア / Owl Dmedia

生徒は、う廻うかぷり / Ukai Ukapuriでした。

デジタルを遠ざけるだけでなく、自分の目的のために使える道具へ変えていこう。

またね!


#デジタルデトックス
#デジタル活用
#スマホ依存
#デジタルウェルビーイング
#スマホの使い方
#自己管理
#生活習慣
#学び
#創作
#オールアトリエ
#AllAtelier
#AllA

いいなと思ったら応援しよう!