花下酔
今日は、1875(明治8)年に小石川植物園が開園した日だとか。そこで今回は、植物に関係したネタにしようと、『閑適のうた』より李商隠の「花の下の酔」を。詩の題が「花下酔だから」関係無くもない…かな?

芳(はな)を尋(もと)めて 不覚(しらずしらず)流霞(さけ)に酔う
樹にもたれて 沈眠(うとうとし)日すでに斜なり
客散(かえ)り 酒 醒めしは 深夜後(よるふかまりてのち)
ふたたび紅燭(あかきともしび)を持(てにも)ち 残花(のこりのはな)賞(め)ず
昔、ある人が子供をつれて山に登ったまま、十年目にやっと帰宅したので、家の者が訳を尋ねると、山で仙人に出会い、流霞と名づける液体を一杯飲ませてくれた。すると、飢えも渇きも感じなくなったのだ、と答えた。これ以後、仙人が飲む酒、転じて、一般に酒のことを、流霞というようになった、とこの詩の解説にある。なかなか風流な呼び方だ。
作者の李商隠は生没年が812?〜858なので、杜牧と同時代の人。若くして才能を認められたそうだが、政争に巻き込まれ不遇のうちに死んだ、とある。気の毒な人だ😔。
今回、何に一番時間をかけたかと言うと、李商隠のキャラ作り(笑)。見出し画像にあるように、初登場なので😅。
🐻
