御飯の話 回復期リハビリテーション病棟にて 徒然
“美味しそう”
運んで来てくれる 看護師さんが呟く
食べる前から “美味しそう”
食べたら “美味しい”
器変えたら 映えるだろうな
熱々の天麩羅も 抹茶塩も
そう ここは病院
回復期リハビリテーション病棟。
リハビリは 365日 休み無し
曜日感覚もわからなくなる。
コロ禍で 俗世間からは 完全隔離
家族すら 顔を観ない。
その中での 生活。
早四か月。
不思議な感覚に包まれる。
管理栄養士さんが 何度も メニューを
聞きに来て
感想も 聞きにくる。
いつしか 色々な話をするようになる。
でも こんな感覚は 極最近で
少し前までは 命懸けで食事をしていた。
目の前の食事を ワイワイ楽しみながら
食べれる事が どれだけ素晴らしい事かと
未だに 唾液腺と涙腺の神経が代償反応か
食べると 涙が 止まらない。
“吉牛を 涙ぼろぼろ流しながら 食べる
厳つい顔のおっさん”
って セラピストと 盛り上がる。
“先生 周りに誰も座らないですよ”って








ギランバレーになって 色々想う。
俗世間から 感覚が乖離してるかもと
忘年会のお招きに noteのリンクで
お返事をする。
“仙人界から 今 田園界ですと”
今 目の前で起きている事が
これから大切な 時の重ねかただと
一食一食 涙流しながら 食べる
太古から 変わらぬはずだなと
