⑯ 年賀はがきを「☆当選番号つき☆クリスマスカード」に変える【裏技】ちょい待て、年賀状じまい!
10月になると「年賀状、どうしよう?」という経営者の声が聞こえてくる。
顧客へ新年のあいさつとして送付していたが、
実際は「初売り」などを知らせる販売促進ツールだ。
そのため、
「経費をかけたほどの効果が得られない」
「85円は高い」
「読んでもらえない」
「そもそも期待されていない」
そんな理由で、ここ数年ためらう経営者が多い。
毎年、大手も中小も、年賀状をやめる企業が増加中。
「うちも“虚礼廃止”でいいのでは…」という流れの中で、
小さな店でも年賀状をやめて、SNSに切りかえるところが珍しくない。
「家族に内緒だからLINEならいい」というご婦人はいても、
「やっぱり、はがきのほうがよかった」という声が聞こえてこなければ、
「ちょうどマンネリ気味だから、今年で最後にしよう…」
と、なるのもうなづけるが・・・
「ちょっと、まって!」
小さな店の顧客は、法人よりも個人客が中心だ。
もし他店がSNS強化に走っているなら、
丁寧に企画した年賀状はむしろ記憶に残る。
実際、「おばあちゃんに届いた年賀状を羨む孫がいる」という話も聞く。
ならば、マンネリ気味の年賀状の“視点”を変えてみてはどうか。
たとえば、正月に届く年賀状を、
12月上旬〜25日ごろに届くように手を加える。
そんなことできるの?と、思うだろうが、
「普通はがき扱い」してもらえるように、
おもて面(=A面)に、ひと工夫すれば、問題ない。
うら面(=B面)のあいさつは、
「メリークリスマス&ハッピーニューイヤー」が使える。
これで、クリスマスセールや初売り情報を一緒に伝えられる。
下段に印字された数字(当選番号)も魅力的。
1月中旬の当選発表を愉しんでもらうのもよいが、
店独自の当選番号を設け、
中旬を待たずに独自の抽選会を開くのも喜ばれる。
クリスマスカード色を濃くするなら、
先の番号を使い、12月25日前後に店独自の
プレゼント抽選発表を行う。
B面のQRに紐づけた自店サイトを回遊してもらうとか、
あるいは、発送する顧客をVIPに絞るなら「全員一等当選」とし、
顧客すべてに当選通知を贈れば、アドレナリンが出る。
上記は一例で、メジャーな紙媒体である年賀状は
この他にもいろんな裏技活用ができそうだ。
そして大事なポイント。
「普通はがき扱い」してもらう工夫。
A面の「年賀」マークをマスキングし(本稿の下段に写真添付、参照)、
念のため「年賀ではなく普通はがき扱いで」という旨を書き添えて
投函すれば安全だ。
見慣れた年賀状が一足先に届けば、顧客は驚き、記憶に残るだろう。
名付けて「フライング年賀」。
私も27年以上、毎年12月にコンサル先に送り続けている。
必ず押すスタンプも準備した。
その文面は、
「沢山のハガキで ポストがいっぱいになる前に、少し早めのごあいさつ」
かつてのコンサル先(印章店)の力作だ。
この「フライング年賀」を真似た経営者によれば、
なによりうれしいのが、顧客の反応。
SNSや他の紙媒体へのリアクションとは、
「別格」だという。
***
デバイス必携の世になったが、
「電源なし、手に取れるメッセージ」を受け取る体験は、
若年層ほど新鮮かもしれない。
そして、年賀状の価値は、一斉送信の情報伝達にはない、
関係維持&深耕にあると、あらためて思う。
だから、特別な方にだけ出す、これが良い選択だ。
その対象は、
①B面の余白に添える、手書きのメッセージに迷わない方、
②顔が浮かぶ方、
③声を聴きたいなあ、と、思える方に出せば、じゅうぶん。
「私にも、いる!」
という、あなた。
もちろん、「経営者じゃない」OK!
昨年、「年賀状じまいした」OK!
下段の添付写真を参考に、まず2〜3枚でOK。
「フライング年賀」、楽しんでみよう!
***
【フライング年賀~おさらい】
A面:「年賀」マークをマスキングし、普通郵便扱いにしよう。
B面:MerryXmas&Happy New year+クリスマスsailや初売り等の周知に。
B面:個人なら、書きたいことが山ほどある方に絞って、届けよう。
投函:12月上旬。届くのに3日〜5日かかるのを計算して投函しよう。
安全:心配な時は、最寄りの郵便局に聞いてみよう。
Blicon note 20251023



