展覧会レポート|Meet Your Art Festival2025 芸術の秋を感じた大充実の1日
こんばんは、うみです。
今年もMeet Your Art Festivalに行ってきました!アートを中心に食、音楽など多方面の「おもしろい」ものを体感できて、充実した1日になりました。良いなと思ったものを購入できるのも、このフェスの醍醐味。
今日はザザッと気になった作品たちを紹介していきます。初めてみるアーティストの方が多くて、すごく楽しかったです✨
MEET YOUR ART FRSTIVAL
会期:2025年10月10日〜10月13日
会場:東京 天王洲運河一帯
公式HP:https://avex.jp/meetyourart/festival/
明日(10/13)が最終日で、11:00〜18:00までやっているようです。
特に印象的だったアーティスト
サルチョード・イル:モンゴルでは馬も友達だった


モンゴル人のアーティスト、サルチョード・イルさんの作品。友達が「かっこいいー!」と吸い込まれるようにして作品の前まで行ったら、たまたまアーティストさんがいらした時間で、作品について色々教えていただけました。
馬と狼たちがモンゴルの石を囲んでいる作品。モンゴルでは、馬がとても身近な存在で、友達だったと語っていました。日本人的には、「スーホの白い馬」がよぎる…。
おもしろかったのが、モンゴルの宗教観。モンゴルでは、狼が神様に近い存在なんだそうです。死者の身体は狼に食べてもらい、土に還るとともに神様の元へ連れて行ってもらうのだそうです。
彫刻たちの真ん中にはモンゴルから持ち帰ったという石が重ねられています。石も含めてモンゴルの土地にあるものは持ち出す時に神様の許可を得るために儀式をすると仰っていました。
日本にはない価値観に驚くとともに、「石も含めてあらゆるものに神様が宿っていると考えられている」と仰っていて、これは「八百万の神」と似たような考え方だな、と。色んな国の話を知られるのはおもしろいですね。
去年は金沢21世紀美術館で展覧会をしたそうで、その時には130体以上の彫刻をサークル上に配置し、その中に人が入って行くインスタレーションを実施したそうです。
「作品からエネルギーを感じてほしい」
モンゴルの石でできた目を持った彫刻たち。柔らかなまなざしから、なんだかパワーをもらったような気持ちになりました。
丁寧に作品やモンゴルのことを教えてくれたサルチョード・イルさん、ありがとうございました!
寺尾瑠生:一つひとつ和紙で織って生み出す




この作品たち、和紙で一つひとつ織られているんです。
遠くから見ても存在感があった作品たち。近づくにつれて、その凄さ、やばさに驚きました。
まあまあの声量で「これ、やばいよ!!」なんて言っていたら、後ろから「ありがとうございます」と声がかかり、振り返るとまさかの作家さんでした…声がでかくて申し訳ない…。
元々は西洋絵画をモチーフに作品づくりをされていたそうですが、日本というルーツに立ち返り、今は和紙を使ってこうした日本のモチーフで作品をつくられているそうです。
この細い和紙たちは、一つひとつ定規とカッターで切って、それを手作業で織って作品にしているとのこと。途方もない作業量にただただ感嘆。
近影写真も載せてますが、これはもうぜひ生で見ていただきたい。東京を中心に京都でも活動されているとのことです。京都で観ると、雰囲気も出て良さそうですね〜!また観たい。
手塚愛子:糸を解き時間を巻き戻す



最初の2枚はアートフェアで、最後の1枚は寺田倉庫で開催していた展覧会で展示されていました。織物が解かれいる様がすごくキレイで、脚を止めて見ている人が多かったです。
展覧会のキャプションによると、既製布や手塚さん自身が図案を構成した織物の糸を解いて再構成するという手法をとられているそうです。
織物は「時間を巻き戻すマテリアル」と書かれていました。
図案自体が美しいこと、解かれた糸の重なりや色がキレイで目を惹かれました。そして、一度つくりあげ、再構成するというその行為もおもしろいですよね。これもまた途方もない時間がかかるだろうな…すごい。
その他気になった作品たち
名前を見つけられなかったアーティストさんも多数いますので、気になった作品をまとめて。

アーティストさんのお名前が見つけられず…。アートフェア内の「Thailand,what’s going on?」Curated by Sareena Sattapon のコーナーに展示されていました。
一見するとお得意の「なんか好き」な色の作品なんですけど、よく見ると鳥は人面だし、背景や木から絵の具が滴り落ちているしで不穏な雰囲気。
このコーナーはタイのアーティストのグループ展示で、「戦争や歴史的トラウマ、日常生活、ジェンダーアイデンティティ、記憶、政治と権力の変動」などをテーマにしているそうです。
人面の鳥は女性のように見えます。飛び立てない鳥、囲われた女性を表している…?私はそのうように解釈しましたが、みなさんはどうでしょうか。

アートフェア内「藤田二郎(FJD)×KANADEMONO」の展示。このエリア大盛況で、しっかり見れず…。でしたが、この空間、特にこの3作品がすごく好きで急いでカメラにおさめました。どなたの作品だろう…色々探してみます。
※画面左下に観覧者の方を写してしまい、後から編集で消しゴムマジックした関係で作品の一部が欠けてしまいました。実物は欠けてないです!

アートフェアで展示されていた作品。キャンパスを一部剥がして、花に見立てている作品。色合いも優しくて心がホッとする作品でした。

展覧会の最初のインスタレーション。空間全体にお香のような香りと「ゴーン」という音が響きます。手間は香りが強く、奥の丸(実際には映像で、動いてます)に近づくにつれて、香りが柔らかくなっていきました。
心が静まるような、そんな気持ちになりました。
今年も楽しかった!それに尽きます。ラッキーなことにアーティストさんから直接作品の説明を聞くことができて、より作品を知ることができました。アーティストさんやギャラリーの方からお話を聞けるのがアートフェアの楽しいところですよね。
ご紹介したアーティストさん、ほとんどの方がInstagramなどやってますので、気になった方はぜひ見てみてください。
来年もまた行けたら良いなぁ。
それでは、また次回。気が向いた時に🙋🏻♀️
