「飛行機は向かい風だから飛ぶ」は職場の合言葉であり魔法の言葉
このnoteに「飛行機は向かい風だから飛ぶ。わたしも、きっと。」という名前をつけました。
この言葉は、私が青系の航空会社で働いていた頃、社内でよく耳にし、私自身もよく口にしていた言葉です。
飛行機は、翼に受ける空気の流れによって揚力を得ます。だから向かい風は、飛行機が空へ上がるのを助けてくれる。人生になぞらえた言葉のようでいて、ちゃんと科学の話でもあるところが、私は昔から好きでした。
空港の仕事は、いつも時間と隣り合わせでした。出発時刻は決まっていて、その中でたくさんのお客さまをご案内する。思うようにいかないことが重なり、タイムプレッシャーに追い詰められることもありました。
そんなとき、ふと誰かの口から聞こえてきたり、自分でつぶやいたりしたのが「飛行機は向かい風だから飛ぶ」という言葉でした。
それだけで何かが解決するわけではないけれど、もう少しだけ頑張ろうと思えたし、私にとっては小さな魔法の言葉でした。
空港を離れて、新幹線パーサーになってからも、教員として働いていたときも、看護師になってからも、この言葉はずっと心のどこかにありました。仕事も制服もまったく違うのに、苦しいときになると不思議と思い出すのです。
振り返れば、ずいぶんいろいろな向かい風に出会ってきました。
もちろん、向かい風なんてないほうがいい。でも、その風の中で踏ん張った時間も今の私につながっているような気がします。
だから、これから書いていく場所にも、この言葉をつけることにしました。
飛行機は向かい風だから飛ぶ。
わたしも、きっと。
昔、空港で何度も聞いた言葉が、今も変わらず私のお守りです。
