影を追いかける7ヶ月。“見つけた瞬間”に立ち会う喜び
7ヶ月の次男が最近、「影」を見つけました。
自分と一緒に動く影を追いかけてハイハイしたり、床や壁を叩いたり。
かわいい。

赤ちゃんの“見つける”といえば、ハンドリガード。
握りこぶしを1日中、いろんな角度から眺める日々。
そのうち、握った手をそのまま口に入れてなめたりもして。
長男の頃はまだそれを「ハンドリガード」と呼ぶことを知らなくて、
ガッツポーズをしてるみたい!と思って写真を撮っていました。
少し経ってから、
発達心理を学んだ友人とカメラロールを見ていたときに
「お手手見つけたのかわいいね」
と言われて、象徴的な発達段階に名前がついていることを知ったのでした。
手を見つけたあとは、足。
フットリガードも、長男の頃はそうとは知らず、
でもよくやっていたポーズなので写真は残っています。
次男がフットリガードを始めたのを見たときには
「足を見つけた!」
と気づくことができました。
その後、手をグーではなくパーにして眺めたり、1本ずつ丁寧に舐めたりするようになって、
「指を見つけたな〜」と感じた時期もあり。
長男の子育てで一度経験しているからこそ、
「あ、これ知ってる!」
「前にも見たような……?」
と、次男の成長の節目に気づけることが増えたように思います。
最近の「影を見つける」という出来事は、
これまでの「手→足→指」といった“自分自身の発見”の流れとは少し意味合いが変わってきます。
外側の世界に関心が広がっていく段階です。
① 視覚の発達が進んで「変化」に気づく
視覚が発達することで、明暗のコントラストや動くものに特に強く反応する時期。
影は、動く・形が変わる・コントラストが強い、という性質から、赤ちゃんの“気になる対象”になりやすいようです。
② 因果関係(=自分が動くと何かが起こる)の理解の始まり
「自分が動く→影が動く」という現象が、ちょっとした“因果関係の理解”につながります。
自分の動きが何かを変えるという体験として良い刺激になります。
③ 運動発達・探索行動のバリエーション
ハイハイで追いかけたり、床を叩いて影を触ろうとするのは、
「対象に向かう動き」「触って確かめる」という探索系の発達がしっかり育っている証拠。
ハンドリガードのような初期の自己発見というよりも、
視覚、思考、行動がそれぞれ発達してきているからこそ見られる仕草のようです。
大人にとって当たり前の現象も、
赤ちゃんにとっては新しい発見の連続。
特別なおもちゃがなくても、
自分で楽しみを見つけて
また一つ新たな世界と出会っていく。
「影」との出会いもそのひとつ。
赤ちゃんが何かを“見つけた瞬間”に立ち会えるのは、やっぱり育児の醍醐味だなと感じます。
本人は忘れてしまうけれど、
親としては見逃さず、ずっと覚えていたい。
そんな一コマでした。
