第7回:売れてなくても経理準備は早めに!
1. はじめに
ミンネやクリーマでハンドメイド販売を始めたばかりのあなたへ!
「まだ売上ゼロだけど…経理ってもう必要?」
そんな疑問、多くの人が感じているはずです。
実は、売れてから慌てるより、売れていないうちに経理の準備を始めたほうがずっとラクなんです。この記事では、初心者でも今日からできる経理準備のコツをお伝えします!
2. なぜ売れてなくても経理準備が必要?
ハンドメイド販売で「月5万円の売上」を目指す人は多いですよね。
ちょっと頑張れば届きそうな数字ですが、年間にすると60万円の売上になります。
ここで知っておいてほしいのは…
- 個人事業主の場合、売上から経費を引いた所得が基礎控除48万円を超えると確定申告が必要になります(2025年時点)。
例えば、売上60万円から経費12万円を引くと所得48万円となり、確定申告が必要です。
- 他にお給料がある場合は、年間20万円以上の所得があれば確定申告が必要です。
「売れてから考えよう」と後回しにすると、
年末に「えっ…税金払うの?」と慌てることになりがち。
だからこそ、売れてなくても早めに経理準備を始めることが大事です。
- 後から領収書や材料費を思い出すのは大変
- 青色申告をするなら開業日からの記録が必要
- 実は、開業日以前にかかった費用も「開業費」として経費計上できるので、その領収書も集めておくと節税になります。
- 税務署や商工会議所で相談するときもデータがあった方が話が早い
※確定申告や経理の詳細については、私は専門家ではありませんので、気になることがあれば税理士などの資格のある方にご相談ください。税務署でも無料で相談に乗ってもらえますので、ぜひ活用しましょう。
さらに、ミンネの販売手数料の仕組みも見落とせません。
ミンネは「商品価格+送料」に対して10.89%の手数料がかかります。
例えば、商品価格5,000円+送料500円の合計5,500円の場合、
手数料は約599円かかる計算。
例えば:利益5万円を残すには、手数料(約6,000円)や材料費(仮に2万円)を考慮すると、約7.6万円以上の売上が必要!
送料にも手数料がかかるため、利益を出すには思ったより売上を伸ばす必要があるんです。
このような数字を踏まえると、経理や帳簿の準備は売れてから慌てて始めるのではなく、最初からしっかり整えておくことが重要です。
3. まずは「集める」だけでOK
経理準備は気軽に始められます!
- 材料のレシートや送料の控えを月ごとにひとつの袋や箱にまとめる
- 家事按分できそうなもの(電気代、スマホなど)の領収書も保管

4. ツールを決める
経理準備は最初から完璧を目指さなくて大丈夫。
まずは、自分に合った方法を選びましょう。
- 紙派 → ノートに手書きで記録
- デジタル派 → Excelやスマホのメモアプリからスタート
- クラウド会計ソフト(マネーフォワード、freee、弥生など)もあり
初めは紙やExcelなど手軽な方法で始めて、慣れてきたらクラウド会計ソフトなどパソコンを使ったデジタル管理に移行するのがおすすめです。
5. 青色申告を使いたいなら早めの準備!
確定申告には「白色申告」と「青色申告」があります。
- 白色申告:10万円控除
- 青色申告:最大65万円の控除があり、帳簿が必要です。
青色申告のスゴさ:65万円の控除があれば、所得が65万円減ったとみなされ、支払う税金が数万円~十数万円節約できることも!(※65万円控除には複式簿記が必要。クラウド会計ソフトなら簡単!)
注意!
開業届を出してから3ヶ月以内に青色申告承認申請書を提出しないと、その年は白色申告になります。
「青色にしたい!」と思ったら早めの行動を心がけましょう。
6. 経費をちゃんと計上しよう!
利益(所得)を減らして税金を減らすには経費の計上が欠かせません。
- 材料費
必ずレシートや領収書を保存。ネット購入の場合は、サイトから領収書をダウンロードして月ごとにまとめましょう。
電子帳簿保存法により、領収書や帳簿を電子データで保存できます。ただし、7年間の保存義務や改ざん防止の要件があるので、詳しくは税務署や税理士、またはfreeeやマネーフォワードのガイドを参考に。
- 家賃(家事按分)
賃貸なら作業スペースの割合を計算して家賃を経費にできます。
持ち家の場合は家賃はありませんが、固定資産税や住宅ローンの利子などを作業スペースの割合で経費計上できる場合があります。詳しくは税務署にご相談を!
- 通信費・電気代
作業で使った分だけ割合を出して経費に計上可能です。
7. パソコンは早めに慣れておこう!
最近の電子帳簿保存法の整備や青色申告の帳簿作成には、パソコン操作が欠かせません。
ハンドメイドの個人事業主としてやっていくなら、
「パソコン苦手」は避けて通れない課題です。
最初は苦手でも、少しずつ慣れていくことで帳簿管理や確定申告が格段に楽になります。
例えば:Excelで簡単な表を作ったり、クラウド会計ソフトの無料トライアルを試してみるのもGood!
無理せず段階的にパソコンに慣れていきましょう。
8. 私の経験と学び
確定申告をするのに慌てずに済んだのは、日々の経費管理をしっかり習慣化していたからです。
私は、透明の袋に「年月」を書いたシールを貼り、そこにレシートや領収書を入れていく方法をとっています。
この袋はリビングの、いつも自分が座る場所に置いているため、何かを買ったら必ずすぐに袋に入れる習慣がつきました。
これだけのシンプルな管理ですが、後から漏れが出ることはありません。
月末や時間のあるときに、その袋の中のレシートを日付順に並べ、マネーフォワードに記帳します。
ハンドメイド販売の記帳は仕分けパターンが限られているので、基本のやり方を覚えれば特別難しくありません。
こうした日々の積み重ねと習慣化が、後の安心感につながると思います。
面倒に感じるかもしれませんが、コツコツ続けることで確実に自信になります。
9. まとめ
経理準備は「売れてから」ではなく「売れる前から」始めること。
未来の自分を助けるために、今日から袋1枚でも用意してみましょう。
これで確定申告も怖くない!コツコツ準備すれば、不安なくハンドメイドを楽しめますよ!
おまけ
経理準備を始めたあなた、どんな方法でスタートしましたか?
「レシートを袋に入れ始めた!」「Excelで管理してみた!」など、ぜひコメントやいいね!で教えてください。
これからハンドメイド販売を頑張る仲間として、一緒にコツコツ進めましょう!
