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【子育て】塾なし中3長男|夏休みを終えて。お前、そこまで惚れ込んでたんかい。


夏休みが終わった。


受験生の夏休み。
勉強時間は、日によってバラバラだった。


「今日は結構やったな」という日もあれば、
「今日はあんまりやってないな」という日もあった。

親としては、これで大丈夫なのかなと思うこともあった。
それでも、夏休みを終えてみて思う。

長男、ちゃんと頑張ったんじゃない?

毎日完璧だったわけじゃない。
でも、勉強を辞めなかった。
モチベーションも、思っていたほど大きく落ちなかった。

そして新学期を迎えてからも、学校から帰ってきたら、自分で決めて勉強する。

勉強したら、ゲームもする。
ちゃんと息抜きもしている。

そして何より、私が一番いいなと思っているのが、
メンタルが崩れていないこと。

あるとき、
「なんか、思ったよりメンタル崩れてないね?」
と聞いてみた。


すると、
「そうやね。」
と。


でも、そのあとに続いた言葉が意外だった。


「落ちないように、ポジティブに考えるようには気をつけてる。」

……そうだったの?

初めて知った。

夏休み、私は「なんか、長男のキャラが目立ってきたな」と感じていた。

以前よりふざける。
適度に力を抜く。
しんどそうなときも、深刻になりすぎない。


そのひとつに、
「もうやだ!さいあく!」
という言葉がある。


実はこれ、もともとは私の口癖だった。


家事やら、やることやら、いろいろ詰まってくると、
「もうやだ!さいあく!」
と、私はよく言っていた。


それを父が面白がってマネしてくる日が続いた。
すると、それを見て息子が笑う。

そんなやりとりを繰り返しているうちに、いつの間にか我が家に定着した。笑


私自身も、家事をしながら息子に、
「こうやって、あえてネタっぽく言って、モヤモヤを小出しにして吐き出してるんだよ。」
なんて話したことがあった気がする。


そして、
「マネしていいよ。」
と、なぜか得意気に言ったことも。笑


だから、息子が最近、
「もうやだ!さいあく!」
と、わざとネタっぽく言っているのを見て、


「あぁ、こういうことか。」
と思った。

自分で適度に力を抜く場面を作っていたんだ。


しんどいことを、しんどいまま抱え込むんじゃなくて。
ちょっと口に出して。
ちょっとふざけて。
ちょっと笑って。
そして、また戻る。

そんなやり方を、いつの間にか自分なりに身につけていたのかもしれない。


受験生だからって、ずっと真面目に、ずっと前向きに、ずっと頑張り続けなくてもいい。

むしろ、こうやって適度に抜けることも、長い受験生活には必要なのかもしれない。


そしてもうひとつ。

最近の長男を見ていて、どうしても気になることがある。


お前、第一志望の高校に、かなり惚れ込んでるよね?


オープンスクールに行った。

次は友達と文化祭に行く。

さらに別日にある土曜日の公開授業にも、友達から「一緒に行かない?」と誘われたらしい。

……お前、そこまでその高校好きだったんかい。笑


なんだかもう、
「俺、本命行くから。」
くらいの勢いを感じる。

もちろん、受験だから私立の確約など、現実的な準備はしていく。

でも、本人の気持ちとしては、
「行けたらいいな」
ではなく、
「ここに行きたい。」
が、かなりはっきりしてきたんだと思う。


それって、これからの勉強にも大きい気がする。
偏差値を上げる。
過去問を解く。
苦手を潰す。
やることは、まだまだある。


でも、その先にあるものが、少しずつリアルになってきた。
オープンスクールで見た学校。
文化祭で感じる空気。
公開授業で見る高校生たち。
そこに、自分が通っている姿を想像できる。

「ここに行きたいから、今やる。」

そう思えるなら、勉強の意味も少し変わってくるのかもしれない。
夏休み、思ったようにいかなかったこともある。
もっとできたんじゃないかと思うこともある。

それでも、辞めずにここまで来た。

自分なりに気持ちを整えながら、新学期を迎えた。
そして今、自分の行きたい場所を見つめながら、また勉強している。


そう考えたら、
夏休み、結構よく頑張ったんじゃない?
母ちゃんは、そう思ってる。


ここから先は、いよいよ受験本番に向かっていく。
まだまだ伸びしろはある。
だから焦らず、でも一歩ずつ。
「俺、本命行くから。」
その気持ちを、大事にしてほしい。

……それにしても。



お前、ほんとその高校好きだな。笑



そんな息子が、ちょっと誇らしかった。

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