ヤンキースタジアム初潜入!夢の場所はやっぱり桁違いだった【MLB観戦記】
2025年8月。
仕事のVacationをもらって、ずっと行きたかったニューヨークへ。
一番の目的はもちろん……ヤンキースタジアム。
念願の初潜入、その記録をここに残しておきます。
161 St駅を出たらすぐ……のはずが(笑)
161 St駅を出たらドーンと見えるはずのスタジアム。
でも私は出口を間違えて、全然違う方向へ。
その間の歩きが逆に期待を膨らませてくれて、結果オーライ。
なぜなら、過去の選手の壁アートが見れてラッキーだったから。

そしてついに広がったのはゲート6からの景色。
圧巻すぎて3分くらい黙って眺めてた。出てきた言葉は「すごい」だけ。
言葉にならないってこういうこと。


行列に飲み込まれたら、なぜか前方へ
到着した16時半頃には、すでに長蛇の列。
「最後尾に並ぼう〜」って思ってたのに、人の波に流されてたらなぜか前の方に(笑)。
まぁラッキーってことで。
並んでる人たちはほぼ全員ヤンキースのグッズ着用。
みんな笑顔で、その空間にいるだけで楽しい。
そしてなぜかブルージェイズのグッズ(Tシャツや帽子)を身につけている人もちらほら。
対戦相手じゃなくてもファッションとして着るの、海外っぽいな〜って思った。
チームの勝ち負け以上に、野球そのものを「イベント」として楽しんでる感じがした。
入場は空港並みのセキュリティ
まず軽い金属探知機。
その後「ピーッ」と鳴ったら空港並みの本格検査へ。
私は案の定引っかかって、「またか……眼鏡かな」と心の中で突っ込み。ロジャースセンターでも毎回同じ。
入ってすぐに見えたのは歴代スター選手のフラッグ。
このフラッグはとても有名だったので、「あ、これが本物か」って感じた。

そして入った瞬間は、不思議と食べ物の匂いがしない。「これから試合が始まる」って空気だけが漂ってた。
グッズとご飯は全力で
まずはユニフォームが欲しかったので、チームストアへ。
ヤンキースのユニフォームって、名前が入ってないのが本物。
「選手の存在が球団を超えることはない」という球団哲学に基づいていて、せっかく買うなら球団哲学に基づいたものにしたいなと思ったので、「背番号だけ」のユニフォームを探したけど、売ってるのは名前入りばっかりで断念……(オーダーメイドすれば良かった!笑)
代わりにNY発ブランド「New York or Nowhere(NYON)」とのコラボTシャツをゲット。

ピンバッジや実使用ボール(実際に試合で使われたボール)も、つい衝動買い。
実使用ボールは白いビニールにくるまれていて、手のひらにのせるとずっしりと重みが伝わる。ゆっくり紙をほどくと、ふわっと立ちのぼるのは、汗と土とゴムが混じった“球場の空気”のような匂い。
うっすら土の跡もついていて、「これ本当に誰かが投げたやつ!?」ってテンション爆上がり。

思わず鼻を近づけてクンクン……完全に怪しい人だったけど、それくらい感動してた。
このときばかりは、銀行口座の残高なんて見て見ぬふり(笑)。
スタジアムグルメは、もちろん「99 BURGER」🍔
アーロン・ジャッジ(Aaron Judge)にちなんだメニュー。まさに「肉肉しさの暴力」って感じの味。
スーベニアカップ付きのアルコールドリンクも飲んで、デザートはヘルメットアイス。甘いけど口当たりが良くて、美味しかったけど、量がえげつなくて最後は修行だった(笑)。




「セクション217」からの眺め
この日は1塁側2階席のセクション217、Row 16、Seat 3。

正直、そこまで高さは感じなかった。
むしろ、「え、めっちゃ近いやん!」って驚いたくらい。
いつもブルージェイズ戦を500レベル(最上階)で観てる私からすると、より見やすくて臨場感もあった。
ただ、人によっては「ちょっと高いな」と感じるかも。
ピッチャーのモーションやバッターの構えも見えるし、ブルペン(リリーフ投手が試合中に準備するエリア)も視界には入るので、「全体を楽しむ席」としては大満足。

写真だとちょっと遠く感じる。
この日の対戦相手は、ヒューストン・アストロズ。
近年ずっと強豪で、ちょっと因縁もあるチーム。
初めて来た私でも、なんとなく「今日は負けられない」っていう空気が伝わってきて、スタジアム全体がピリッとした雰囲気に包まれていた。
国歌は席まで辿り着けず
「国歌だけは席で聞こうね」って友達と話してたのに、結局辿り着けず。
MLBの試合では、試合開始直前に国家が演奏されるのが定番。
その時間だけは、みんな静かに立ち止まって、帽子を取って胸に手を当てたりしている。
私たちは、席の入口付近で立ち止まってアメリカ国旗とズームされる選手の顔を見ながら聞いた。
それでも全員が静かに歌ってる光景に鳥肌が立ったし、「あぁ、私は今メジャーの試合にいる」って心から実感した。
本場のブーイングは“重低音の塊”だった
ヤンキースに関しては、アウェイ観戦しか経験がなかったから、アーロン・ジャッジ(Aaron Judge)はいつもブーイングされるのが当たり前。でも本拠地では拍手と歓声。
「え、ブーイングないの!?」って逆に違和感。これが本拠地か〜と感慨深い。
一方で、相手の主力ホセ・アルトゥーベ(Jose Altuve)にはスタジアム全体から重低音のブーイング。
トロントでもブーイングはあるけれど、本場のヤンキーススタジアムでは”全員が腹の底から出してる”感じがした。
そのホセ・アルトゥーベ(Jose Altuve)が大ブーイングの中、見事にホームラン打ったときは「さすがすぎる…...」と唸るしかなかった。
しかもヤンキースの中継ぎが打たれて失点したとき、味方なのにブーイング。「勝つためには甘やかさない」っていう愛の厳しさを全身で浴びた。
試合結果は悔しい敗戦
試合は5-3でアストロズの勝利。
初回からホセ・アルトゥーベ(Jose Altuve)の2ランで主導権を握られ、ヤンキースは6回にアーロン・ジャッジ(Aaron Judge)のタイムリーで追いついたけど、その後は追加点が奪えず。
延長10回、カルロス・コレア(Carlos Correa)の勝ち越し打とテイラー・トラメル(Taylor Trammell)の3ランで決着。
スタジアムは一気に静まり返った。
次こそは「ヤンキースタジアムでアーロン・ジャッジ(Aaron Judge)のホームランを見る」。
新しい夢ができた夜だった。
執念のボブルヘッド再訪劇
どうしても欲しい。いや、手に入れなきゃ気が済まない。
そんな執念で、8月13日、ふたたびヤンキースタジアムへ。
開場6時間前の11時に到着。でも気温は完全に試合開始レベル。
暑さにやられそうで、いったんマックへ避難。
午後2時ごろから列が伸び始め、いざ参戦。
「ゲット確定だ〜!」ってみんなでハイタッチする謎の団結感。これぞアメリカ。
拍手の鳴り響く開場前。
なのに天気はまさかの大荒れ(雷雨)で、試合開始は夜9時すぎ。
安全面を考慮して0時までにはホテルに帰りたかったため、8回裏までしか観られなかったけど、ボブルヘッドは手元にある。
この日をなんと呼ぼうか?
大好きな選手のボブルヘッドを手に入れて、スタジアムの熱気もまた味わえた。
だから、私にとっては“完全勝利”だった。


と突っ込みたくなった本物のボブルヘッド
ブルージェイズと比べても、ヤンキースはファンの熱量と声の重みが桁違いだった。
負けた試合でも、スタジアム全体が生み出す空気に「来てよかった」と思わせられる。
そして、ここに来るという夢を叶えたことで、また新しい夢ができた。
夢が次の夢へと連鎖している。
それを体感しているからこそ、今が生きている中で一番充実していると思う。
