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子ども3人。それぞれ全然違うから、子育ての正解がわからない。

子ども3人。それぞれ全然違うから、子育ての正解がわからない。
子どもが3人いると、ときどき思う。
「同じように育ててるはずなのに、なんでこんなに違うんだろう?」
同じ家で暮らして、同じご飯を食べて、同じ親に育てられている。
なのに、性格も、考え方も、得意なことも、苦手なことも全然違う。
そして私は今日も思う。
「子育てって、兄弟が増えるたびに難易度上がってない?」

上の子で覚えた「子育てのやり方」
一番上の子のときは、何もかも初めてだった。
離乳食も、トイレトレーニングも、幼稚園も、学校も。
「これで合ってるのかな?」
と毎日のように悩んでいた。
本を読んだり、ネットで調べたり。
ちょっと熱が出ただけでも心配して、ちょっと変な行動をすると「大丈夫かな?」と気になった。
そして、上の子を育てながら少しずつ、
「こうすればいいのか」
「これは気にしなくてもいいんだ」
と、自分なりの子育ての方法を覚えていった。
だから2人目が生まれたとき、
「よし、今度は少し余裕を持って育てられるぞ」
なんて思っていた。
……甘かった。

2人目は、思った通りにはいかない
上の子でうまくいった方法を、真ん中の子にもやってみる。
すると、
全然うまくいかない。
「え、なんで?」
となる。
上の子には響いた言葉が、真ん中の子には響かない。
上の子なら嫌がったことを、真ん中の子は平気でやる。
逆に、
「これは大丈夫でしょ」
と思ったことを、ものすごく嫌がったりする。
そこで気づいた。
子どもって、同じようには育たないんだ。
「兄弟だから似てるだろう」
なんて思っていたけれど、そんなことはなかった。

そして3人目。
3人目ともなると、親のほうも少し慣れている。
多少のことでは動じない。
泣いていても、
「まあ、そのうち泣き止むか」
と思えるようになった。
ちょっとしたケガなら、
「大丈夫そうだな」
と様子を見ることもできる。
上の子たちのときには、もっと神経質だった気がする。
でも、3人目には3人目の難しさがある。
何しろ、
末っ子は末っ子。
上の2人に可愛がられ、助けてもらい、甘えることも覚えている。
そして、親もついつい甘やかしてしまう。
「もう、しょうがないなぁ」
と言いながら、結局やってあげてしまう。
……これも子育ての難しさだと思う。

同じ家で育っているのに、こんなに違う
うちの3人を見ていると、本当に面白い。
上の子は上の子らしく。
真ん中は真ん中らしく。
末っ子は末っ子らしく。
それぞれに個性がある。
「こういう子に育ってほしい」
と思っていても、実際にはその通りにはならない。
親ができるのは、
その子がどんな子なのかを少しずつ知っていくことなのかもしれない。

「平等」と「同じ」は違う
兄弟を育てていると、
「同じようにしてあげなきゃ」
と思うこともある。
でも最近は、
同じにすることが平等とは限らない
と思うようになった。
必要な声かけも違う。
褒め方も違う。
叱り方も違う。
手をかける量も違う。
それぞれに必要なものが違うから、結果的に同じにならない。
それでいいのかもしれない。

子育ての正解なんて、たぶんない
上の子を育てて、
「これが正解かな?」
と思ったことも、2人目では通用しなかった。
2人目で学んだことも、3人目ではまた違った。
だから私は、いまだに子育ての正解がわからない。
でも、最近はそれでもいいと思っている。
毎日、
「今日もこれでよかったのかな」
と思いながら寝る。
そして次の日には、また新しい問題が起きる。
それでも、少しずつその子のことが分かってくる。
「あ、この子はこういうときにこうするんだ」
「こう言えば伝わるんだ」
そんな小さな発見を積み重ねていく。
たぶん子育てって、
親が子どもを育てるだけじゃなくて、子どもに親も育ててもらっている。
そんな気がする。

3人いるから大変。
3人いるから毎日バタバタ。
3人いるから、同じことを3回経験しているはずなのに、毎回初めてみたいに悩む。
でも。
同じ親から生まれた3人が、それぞれ全然違う人間になっていくのを見るのは、やっぱり面白い。
そして今日も私は思う。
「この子には、この子の育て方があるんだろうな。」
正解はまだわからない。
たぶん、これからもわからない。
でも、わからないままでもいい。
3人それぞれの「その子らしさ」を見つけながら、今日も子育てしていこうと思う。

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