血管をぜんぶつなぐと地球2周半になるらしい|心・血管病予防デー|2026年9月14日|記念日上等
朝の空気が少しひんやりして、半袖のままでは肌寒く感じる瞬間が増えてきた。夏の間は勢いで乗り切っていた体調管理を、そろそろ数字で確認しておきたくなる季節の変わり目でもある。
健康診断の封筒を開けて、去年の数値とつい見比べてしまうことはないだろうか。血圧の欄が前回より少し上がっているだけで、その日は理由もなく歩く速さを落としてしまう。特に自覚症状がないまま、数字だけが先に「気をつけて」と言ってくる感覚は、四十代を過ぎたあたりからよく味わうようになった。
9月14日は、そんな「数字にドキッとする感覚」と相性のいい記念日がある。
心・血管検診の大切さを広めるために発足した一般社団法人・日本心・血管病予防会が定めた「心・血管病予防デー」で、日付は敬老の日の前週にあたる。高齢者を対象にした心血管病予防の活動を続けてきたことから、この並びに落ち着いたのだという。
血管に由来する病気を検診で見つけ、早めに手を打てるようにすることが目的で、動脈硬化の検査体験や公開講座といった催しが各地で開かれてきた記念日でもある。
血管というと地味な脇役に見えるが、調べてみるとその存在感はかなり大きい。全身の血管をすべてつなぎ合わせると、その長さはおよそ10万キロメートル、地球を2周半するほどになるらしい。
しかも心臓から送り出された血液が体をひとめぐりして戻ってくるまでの時間は、たったの約30秒。信号が青に変わるより早く、指先まで届いた血がもう心臓に帰ってきている計算になる。
この長い道のりの99パーセントを占めるのが、髪の毛よりずっと細い毛細血管だという。血管を作る内皮細胞の面積は合わせるとテニスコート27面分ほどにもなるといわれ、血管はしばしば「人体最大の臓器」とも呼ばれるらしい。
そう聞くと、健康診断で気にするのは体重や血糖値だけでなく、この目に見えない巨大な臓器の状態でもあるのだと気づかされる。
生活習慣が乱れると、この毛細血管は部分的に働きを止め、消えてしまうこともあるという。逆に言えば、少し歩く時間を増やしたり、塩分の摂り方を見直したりするだけでも、この網の目のような道は今からでも変わっていく余地があるということでもある。
健康診断の数字を見て一喜一憂するよりも、その奥で地球2周半分の道が今日も黙々と働いていると考えると、少し見方が変わってくる。余白人としては、数値の上下に振り回されるより、まずはその道がちゃんと通っているかどうかを、たまに気にかけてみようと思う一日になった。
{今日という一日を大事にしていきましょう。感謝!}
この二日間少々気を病んで酒の量がふえてしまって、反省の朝である。
なにを悩んでいるのかもわからないが、精神的に落ち込むサイクルがある。
仕方のない事と理解はしているが、嫌な周期。
せっかくカロリー計算して、節制しても元の木阿弥である。
血管にも日々負担をかけていることだろう。
健康維持も、なんでもそうだが、ストレスが大敵であると改めて感じる。
見た目には元気、不安もなさそうな私だが、自分だけの深い感情に揺れてしまう。
その害が体に与えてしまう影響をもっとしっかりと受け止めねばと改めて思う朝でもある。
{次回も、また目にしていただくと嬉しいです。}
【これからのひとり時間】
気候という言葉の元になった二十四節気・七十二候をもとに、今日のひとり時間を提案しています。9月14日は二十四節気でいう「白露」の期間にあたり、七十二候は第四十四候「鶺鴒鳴(せきれいなく)」、セキレイが鳴き始める頃とされる時季にあたる。夏の名残がある空気の中に、少しずつ澄んだ気配が混じり始める頃合いでもある。
そんな季節の変わり目に、今日はひとつだけ、体をめぐる長い道のことを気にかけてみてはどうだろう。前回の健康診断の結果を引っ張り出して血圧やコレステロールの欄をもう一度見返してみる、いつもの味噌汁を一杯だけ薄味にしてみる、エレベーターの一段手前で階段を選んでみる。どれも生活全体を変えるような話ではなく、地球2周半分の道のどこか一区画だけを、今日だけ手入れしてみるくらいの距離感でいい。余白人ならそのくらいの小さな確認から始めたいと思っている。
【今日のその他の記念日】
メンズバレンタインデー
揚州商人スーラータンメンの日
グリーンデー
コスモスの日
食いしん坊の日
セプテンバーバレンタイン
【歴史上の今日】
1822年(文政5年) フランスの研究者シャンポリオンがロゼッタ・ストーンの解読に成功。
1900年(明治33年) 津田梅子が女子英学塾(現在の津田塾大学)を東京・麹町に創立。
1901年(明治34年) 狙撃されていたアメリカ合衆国大統領ウィリアム・マッキンリーが死去し、副大統領セオドア・ルーズベルトが大統領に就任。
1959年(昭和34年) ソビエト連邦の無人探査機「ルナ2号」が月面の「晴れの海」に衝突、月に到達した最初の人工物体となる。
1984年(昭和59年) 長野県西部地震(マグニチュード6.9)が発生、王滝村を中心に大きな被害が出た。
【余白おみくじ】
「記念日上等」は、今日という日を大事に生きるための記事サプリを目指しています。
知らなければ見過ごしてしまうことも、知ると「なるほど」が増える。記念日をきっかけに、いつもの一日に新しい発見や小さな行動が生まれたら嬉しい。
余白人が、いちばん楽しんでいるのかもしれません。
皆様の毎日に、生活の余白がひとつ増えたら嬉しいです。
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