愛犬の病気や介護で、「もっと何かできることは?」がとまらないときほど大切にしたいこと
「もっと何かできることがあるんじゃないか」
「本当にこれでいいのかな」
こんな風に、
愛犬や愛猫など、
大切なペットさんの病気や介護のことで頭がいっぱいになり、不安な毎日を過ごしている人もいらっしゃるかもしれません。
私も以前、そうでした。
ここでは、
高齢で介護が必要になった愛犬に対し、
「もっと何かできることがあるはず」
と探し続けた毎日の中で、私が気づいたことを書き綴っています。
この記事は、
目の前の問題をすぐに解決するものではないかもしれません。
でも、
張りつめた心が少しゆるみ、
今まで見えていなかった大切なものに、
気づくきっかけになれたらと思います。
病気のこと。
介護のこと。
思うようにならない行動のこと。
「どうにかしなければ」
「もっと何かできることがあるんじゃないか」
以前は、
そんなことばかり考えていました。
特に、
3代目の愛犬やまとが高齢になり、
介護が必要になった頃は、
その思いが一番強かったように思います。
看護師として、
多くの人の病気や看取りに
関わらせていただいた私でも、
自分の愛犬、家族のことになると、
頭で分かっているようには
いきませんでした。
知識が増えるほど迷い、
情報を探すほど不安になる。
何かを試しては、
また次の方法を探していました。
介護グッズやサプリも、
「この子が少しでも楽になるなら」
と思い、たくさん試しました。
でも今振り返ると、
最後まで使い続けたものは、
その中のほんの一部でした。
もちろん、いろいろ
試してみないと分からないこともあります。
より良い方法を探すことも、
決して悪いことではありません。
それだけ大切で、
幸せを願う存在だからです。
でも、あの頃の私は、
「もっと何かできること」
を探すことに夢中になるあまり、
目の前の大切な存在を、
ゆっくり見つめる心の余裕を、
少し失っていたかもしれません。
どれだけ知識を集めても、
不安はなくなりませんでした。
心は、ずっと張りつめたままでした。
そんな自分の状態に気づいた私は、
このままでは自分がしんどいだけでなく、
関わる愛犬にとっても、
良い影響は生まれないと思いました。
そこで、
しばらく遠ざかっていたレイキヒーリングを、
もう一度、自分のためにも、
続けてみることにしました。
※レイキヒーリングは、
手を使う癒しの方法のひとつです。
何かを変えたかったからではなく、
新しい方法を探したかったわけでもない。
ただ、この張りつめた心を、
少し休ませたかった。
そんな気持ちでした。
そうして少しずつ、
自分の心が安心を取り戻していく中、
私はあることに気づきました。
私が本当に見つめたかったのは、
「問題ではない」
ということです。
目の前の大切なその子が、
どんな気持ちで過ごしているのか。
その子らしさ。
一緒に過ごせる今日という時間。
本当に大切だったのは、そこでした。
心が不安でいっぱいだった頃は、
愛犬やまとの「できないこと」ばかりが、
目に入っていました。
でも、
自分の心が少しずつ安心していくと、
「今日もごはんを食べてくれた」
「穏やかな顔で眠っている」
「私を見つめてくれた」
そんな何気ない時間が、
どれほど幸せだったのかに
気づけるようになりました。
心が安心すると、
本当に大切なものが見える。
以前は気づけなかった、
その子の穏やかな表情。
今日もそばにいてくれること。
何気なく目が合って笑えた時間。
そんな、
当たり前だと思っていた毎日の中に、
かけがえのない幸せが、
ずっとありました。
問題がなくなったわけではありません。
でも、
問題だけを見ていた私の心が変わると、
その子との時間そのものが、
少しずつあたたかく変わっていきました。
そして私は、
愛犬たちとの時間を通して、
生き方そのものを教えてもらいました。
今振り返ると、
この経験は愛犬とのことだけでは
ありませんでした。
母の介護をする中でも、
大切な人との関わりの中でも、
仕事や日々の暮らしの中でも。
「どうにかしなければ」
と心が張りつめているときほど、
一度立ち止まり、安心を取り戻すこと。
そうすると、
不思議なくらい、
それまで見えていなかったものが
見えてくることがあります。
だから私は今、
大切な存在のことで心配や不安が
いっぱいになっている人に、
何よりも先に伝えたいことがあります。
無理に前向きにならなくてもいい。
答えを急いで見つけようとしなくてもいい。
まずは、一呼吸。
私の場合は、
瞑想やレイキヒーリング、
アロマなどがあります。
こういったことは、
ある程度気持ちが落ち着いている時は、
自然と続けられたり、楽しめたりします。
ところが、
本当にしんどい時ほど、
そのしんどさに飲み込まれ、
自分をケアすることを忘れがちです。
でも、しんどい時こそ、
自分をゆるめてみる。
心が安心すると、
本当に大切なものが見えてきます。
私は、愛犬たちとの関わりを通して、
何度も気づかせてもらいました。
あの頃の私は、
「もっと何かできること」
を探すことに一生懸命でした。
もちろん、
その時間も愛でした。
でも今振り返ると、
情報ばかりを見つめるあまり、
一番見たかったはずのあの子自身を、
少し見失っていたかもしれません。
本当に必要だったのは、
新しい情報を探すことではなく、
目の前のあの子を、
もう一度ゆっくり見つめる時間
だったのかもしれません。
不思議なことに、
心が安心を取り戻していくと、
見えるものだけではなく、
少しずつ流れそのものも変わり始めました。
それは偶然だったのかもしれません。
でも私には、
安心した心だからこそ、
出会えた出来事のように感じています。
そのお話は、また別の記事で、
ゆっくり綴りたいと思います。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。
