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愛犬への愛情の伝え方に迷ったら|ただそばにいる時間をあたたかくしてくれたレイキヒーリング

愛犬のために、何かしてあげたい。
もっと遊んであげたい。
もっと喜ばせてあげたい。
もっと、この子と心を通わせたい。

大切に思っているからこそ、
こう考えることがあるかもしれません。

「私は、この子にちゃんと愛情を伝えられているのかな」
「どうしたら、もっと喜んでもらえるんだろう」
そう考え始めると、
何か特別なことをしてあげたくなります。

でも、いざ、
何をしてあげたら喜んでくれるのかと考えると、
意外と難しいこともあります。

私も、以前はそうでした。
今は亡き愛犬やまとと暮らしていた頃、
「もっと一緒に過ごしたい」
と思いながらも、
どう関わればいいかわからないことがありました。

そんな私が、ある日、庭で、
自分にレイキヒーリングをしていたときのこと。

思いがけず、
やまととの間に、言葉ではない、
あたたかな時間が生まれました。

この記事では、
その日の出来事を通して、
「愛犬にもっと何かしてあげないと」
と頑張っている方が、少し肩の力を抜いて、
「ただ穏やかにそばにいることも、大切な時間」
そんな風に感じてもらえたらうれしいです。

また、レイキを知っていて、
ペットさんに取り入れたいけど半信半疑な方にも、
私の一つの体験として、
何か参考になればと思っています。


やまとは里親で迎えたため、
正確な月齢はわからなかったのですが、
おそらく2〜3か月くらいだったと思います。

家に来て間もない頃は、
家の中で過ごしていて、
よく遊ぶ、かわいい子でした。

ただ、やまとの前にも2匹の愛犬がいて、
その頃は、ご近所でも、
庭で犬を飼うのが一般的な時代でした。

その流れもあって、
「わんちゃんは外で過ごす方がいい」と、
自分の中に正確な知識や根拠があるわけでもなく、
なんとなく思い込んでいました。

そのため、
やまともある程度大きくなってからは、
少しずつ外に慣らして、
庭で過ごすようになりました。

もちろん、
大切な存在だからこそ、
季節や天候に配慮して、
環境はしっかり整えていました。

でも、当時の私はフルタイムで働いていて、
今、室内で一緒に過ごしている愛犬と比べると、
やまととの関わりは、
どうしても少なかったと思います。

お散歩をしたり、
声をかけたり、
撫でたり。

そういう時間はあったけれど、
一緒に遊ぶことや、深いスキンシップは、
やまとが若いうちは、
正直、あまりできていませんでした。

今いくら思っても仕方のないことですが、
「もっと一緒にたくさん過ごして、たくさん遊びたかったな」
と思うことは、今でもあります。

当時も、本当はもっと関わりたかった。
でも、
「どう関わったら、やまとは喜んでくれるんだろう」
と、わからない部分もありました。

やまとは、
あまりおもちゃに反応する子ではなく、
私自身も、犬とどうやって遊べばいいのか、
あまり上手ではありませんでした。

そのため、
お休みの日にはなるべく庭に出て、
少しでも一緒に過ごそうとしていました。


そんなある日。
私は庭でやまとのそばに座って、
自分にレイキヒーリングをしていました。

レイキヒーリングは、
手を当てて行う癒しの方法のひとつです。

レイキヒーリングを学んで、
実践するようになって数年。
その頃の私は、
「やまとにレイキをしてあげよう」
と思っていたわけではありません。

ただ、自分自身を整えるために、
静かに自分へレイキをしていました。

しばらくして、ふと目を開けると、
やまとが近くに来ていました。

うれしそうな、
でも、少し不思議そうな表情で。

そして、
試しに手のひらをそっと向けてみました。

するとやまとは、
その手のひらのにおいを嗅いだり、
そのまま、うっとりしたような表情で、
手のひらの前にお座りして、
リラックスしはじめました。

私は、その様子を見ながら、
「何か感じているのかな?」
と思いました。


やまとがもっとまだ若かった頃にも、
庭で一緒に過ごしながらレイキをしていると、
やまとが近くに来ることがありました。

手のひらに近づいてきて、
においを嗅いだり、
じっと見つめたり。

ですから、この日のことを見て、
「やっぱり、やまとはレイキが好きなのかな」
そんなふうに思ったのも事実です。

でも、今振り返ってみると、
もう一つ、感じることがあります。

このとき私は、レイキを通して、
とても穏やかな状態になっていました。
呼吸もゆっくりになって、
気持ちもゆるんで、
ただ静かに、やまとのそばにいる。

もしかしたら、
やまとが感じ取ったのは、
レイキそのものだけではなく、
「レイキをして穏やかになった私自身の変化」
だったのかもしれない。
そんなふうにも思います。

もちろん、本当のところは、
やまとに聞いてみないとわかりません。

レイキを感じて近づいてきたのかもしれない。
私が穏やかになったことに安心して、
近づきたくなったのかもしれない。

そのどちらだったのかは、
私にはわかりません。

でも、
やまとが自分から近づいてきて、
私の手のひらの前でゆったりと過ごしてくれた。

その時間が、
とてもあたたかかったこと。

それだけは、確かに覚えています。


その様子を見ていたとき、
なんだか、言葉じゃない形で、
やまととつながっているような感覚がありました。

言葉は通じなくても、
確かに、あたたかいものが流れている。

そんなふうに感じられた時間は、
とても静かで、
しあわせなものでした。

そして、ふと思いました。

もしかしたら私は、
「やまとを楽しませてあげないと」
「何かして喜ばせてあげないと」と、
少し頑張りすぎていたかもしれない、と。

もちろん、
一緒に遊んだり何かをすることも、
愛犬との大切な時間です。

でも、
特別な遊びがなくてもいい。
特別なことができなくてもいい。

自分自身が穏やかな状態で、
ただそばにいる。

撫でたり、
手を当てたり、
静かに一緒に過ごしたり。

それだけでも、
愛犬との間にあたたかな時間は、
生まれるのかもしれない。

そんなふうに思えました。


それまで私は、
「やまとにとって、もっと楽しいことをしてあげたい」
「もっと喜んでもらいたい」
と思っていました。

でも、
私自身が穏やかで心地よい状態で、
そのままの自分でやまとのそばにいる。

それだけでも、
やまとと過ごす時間は、
ちゃんとあたたかいものになる。

そう思えたことで、
私の中にあった肩の力が、
少し抜けていきました。

「何かしてあげないと」
ではなく、
「一緒にいよう」
と思えるようになったのです。


自分自身を整える方法は、
きっと人それぞれでいいと思います。

アロマが好きな人もいる。
瞑想が好きな人もいる。
ヨガや運動、
ストレッチが好きな人もいる。

好きな音楽を聴いたり、
趣味に没頭したり、
ゆっくり呼吸に意識を向けたり。

自分が心地よくなれる方法なら、
何でもいいと思うのです。

まず、自分自身が少しゆるんで、
安心した状態になる。

そして、その自然な自分で、
愛犬のそばにいる。

それだけでも、愛犬との時間は、
きっと少し違ったものになるでしょう。

撫でることも、
一緒に座ることも、
何気なく目を合わせることも。

特別なことではないように見えて、
愛犬と飼い主さんにとって、
安心して一緒に過ごせる、
大切な時間になることがあります。

私は、やまととの時間を通して、
そんなことに気づきました。


その中で、私にとってレイキは、
自分自身を整えながら、
愛犬とのあたたかな時間をつくっていく、
とても簡単な方法のひとつでした。

レイキをしていると、
自分の呼吸や感覚に、
意識を向けることができます。

そして、
穏やかな状態で愛犬のそばにいる。

ときには、レイキをした手で、
やさしく触れみる。

そんなふうにしていると、
言葉はなくても、
お互いのあたたかさを感じ合うような、
そんな時間が生まれるのを感じました。

私はそれを、やまととの、
「エネルギーのキャッチボール」
のように感じていました。

もちろん、それが何だったのかを、
科学的に説明できるわけではありません。

ただ、私が穏やかになる。
やまとが近くに来る。
そして、そっと触れ合う。

その静かな時間が、
私にはとても心地よかった。
それだけで、十分だったのです。


そして、この経験は、
その後のやまととの時間にも、
つながっていきました。

やまとが高齢になり、
鳴き続けることが増えた頃にも、
私はやまとのそばで、
レイキをするようになりました。

そのときのことは、
別の記事で詳しく書いています。

あの頃の私は、
「もう私にできることはないんじゃないか」
と思い、苦しい時間を過ごしていました。

でも、
やまとと一緒にレイキをすることで、
何もできないと思っていた時間が、
ただそばにいて、一緒に過ごす時間へと、
少しずつ変わっていきました。


やまととの時間を振り返ると、
「もっと遊んであげればよかった」
「もっと一緒に過ごせばよかった」
と思うことは、今でもあります。

でも、
この日のことを思い出すと、
「もっと何かをしてあげないと」
と頑張ることだけが、
愛犬を大切にすることではなかったのだ、
とも思います。

自分自身が穏やかになって、
ただそばにいる。

その時間の中で、
撫でたり、手を当てたり、
目を合わせたり。

言葉はなくても、
何かあたたかいものを分かち合う。

そんな愛犬との関わり方も、
あっていいのだと思います。

もし今、
「愛犬に、ちゃんと愛情を伝えられているのかな」
「もっとこの子と心を通わせたい」
「何かしてあげたいけれど、どうしたらいいかわからない」
「もっと楽しませてあげないと」
そんなふうに思っている方がいたら…

まずは、
自分自身が少し心地よくなれる時間を、
ほんの少し持ってみてほしいと思います。

そして、
その穏やかなあなたのまま、
愛犬のそばにいてみてください。

何か特別なことをしなくても、
ただ一緒にいることが、
とてもあたたかな時間になることが、
あると思います。

私にとっては、
その方法のひとつがレイキでした。

そして、あの日、
庭で自分にレイキをしていた私のもとへ、
やまとがそっと近づいてきてくれたこと。

あの小さな出来事は、
「愛犬との時間は、何かをしてあげることだけじゃないんだよ」
と、私に教えてくれたような気がします。

やまとと過ごした、
静かで優しいあの時間。

それは、今も私の中に、
大切な思い出として残っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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