【コレクション】ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展(16世紀ネーデルラントの至宝 —ボスを超えて—)東京都美術館 フライヤー

ついに来日!東京都美術館で巨匠ブリューゲルの最高傑作《バベルの塔》を体感してきた
今回は、ずっと楽しみにしていた美術展、東京都美術館で開催中のボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展(16世紀ネーデルラントの至宝 —ボスを超えて—)です。
駅や街中でこの大きな「BABEL」の文字が書かれたフライヤー(チラシ)を見かけて、気になっていた方も多いのではないでしょうか?
実際に足を運んで感じた見どころや魅力を、興奮冷めやらぬうちにお届けします!
💡 今回の展覧会のココがすごい!
1. 24年ぶりの奇跡の来日!ブリューゲルの最高傑作《バベルの塔》
何と言っても最大の目玉は、16世紀の天才画家ピーテル・ブリューゲル1世が描いた名画《バベルの塔》です。
オランダのボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館が所蔵するこの至宝が日本にやってくるのは、なんと24年ぶりとのこと!
フライヤーに大きく載っているあの緻密な塔の絵ですが、実物を見るとその細かさに圧倒されます。
米粒よりも小さな人間が何百人も描き込まれていて、当時の人々の生活や建築の様子が執念とも言える精度で表現されていました。
2. 「奇想」の系譜を受け継ぐ、ボスからブリューゲルへの流れ
展覧会のサブタイトルに「ボスを超えて」とあるように、ブリューゲルに多大な影響を与えた天才画家ヒエロニムス・ボスの貴重な油彩画も2点来日しています。
怪物や奇妙な生物が蠢くボスの世界観と、それを引き継ぎつつ独自のリアルな人間模様を描いたブリューゲルの世界を、まとめて体感できる贅沢な構成になっていました。
3. 現代の技術でさらに深く楽しむ!
展示の後半には、東京藝術大学が協力した高精細な拡大複製画や、塔の内部構造に迫る3DCG映像のコーナーもありました。
肉眼では見落としてしまうような細部まで大画面で解説してくれるので、「あ、ここにこんな人がいたんだ!」という発見があり、初心者でも置いてけぼりにならない工夫が嬉しかったです。
混雑状況とおすすめグッズ
やはり大注目の展覧会ということもあり、会場内はかなり賑わっていました。
じっくり緻密な描き込みを見たい方は、単眼鏡やオペラグラスを持参することを強くおすすめします!
📅 開催概要
展覧会名: ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展
開催期間: 2017年4月18日(火)~7月2日(日)
会場: 東京都美術館(東京・上野公園)
16世紀ネーデルラントのアートの熱気と圧倒的なスケール感を体感できる、大満足の展覧会でした。
会期終了間際は混雑が予想されるので、気になる方はぜひ早めに上野へ足を運んでみてくださいね!

•フライヤー裏面(第2表紙?)より
怪物たちが蠢く!ブリューゲル「バベルの塔」展のもう一つの主役「ボス」と魅惑の空想世界
東京都美術館で開催中の「バベルの塔」展のレポートをお届けします!
今回注目するのは、フライヤーの裏面に大きく描かれている、なんだか奇妙で、不気味で、だけどクスッと笑えて愛らしい「怪物たち」の世界。
実はこの展覧会、《バベルの塔》だけでなく、サブタイトルにある「—ボスを超えて—」の通り、天才画家ヒエロニムス・ボスの世界観がたっぷり詰まった、最高にエキサイティングな内容だったんです!
## 🎨 フライヤー裏面から読み解く!今回の見どころ## 1. 初来日!伝説の奇才ヒエロニムス・ボスの貴重な油彩画
今回の展示の特大トピックは、ブリューゲルが絶大な影響を受けた巨匠ヒエロニムス・ボスの貴重な油彩画が2点も初来日していることです!
ボスの現存する油彩画は世界にわずか25点ほど(※諸説あり)と言われており、日本で見られること自体が奇跡に近いレベル。
フライヤーに描かれた異形の生物たちは、まさにボスの脳内から生み出された「ファンタジーワールド」。
500年前の人間が描いたとは思えないほど、驚異の想像力(イマジネーション)に満ち溢れていました。
## 2. 「BABEL」の文字に隠された怪物たち
よく見ると、表面にあった大きな「BABEL」のロゴマークの文字の中に、ボスの描く不気味なクリーチャーたちが紛れ込んでいます。
* 鳥のような顔をした生き物
* 生首に足が生えたようなモンスター
* 魚と人間が合体したような怪異
会場では、ブリューゲルがこのボスの「奇想天外な画風」をどのように受け継ぎ、独自の版画や絵画へと昇華させていったのか、その「系譜」をじっくりと辿ることができます。
## 3. ブリューゲル版画にみる「人間の業とユーモア」
ブリューゲルは油彩画だけでなく、ボスのスタイルを模した版画も多く残しています。
一見すると不気味な地獄絵図のようですが、よく見ると人間の欲深さや愚かさをコミカルに風刺しており、当時のネーデルラント(現在のオランダ・ベルギー周辺)の人々のリアルな活気やユーモアを感じ取ることができました。
## 🧐 ブロガーのリアルな感想:500年前の「元祖・SFファンタジー」
巨大な《バベルの塔》の緻密さにも圧倒されましたが、個人的に一番ワクワクしたのは、このボスとブリューゲルが創り出す「魅惑の空想世界」でした。
現代のSF映画やモンスター映画、あるいはダークファンタジー漫画のルーツが、すでに16世紀のネーデルラントで完成されていたことに深い衝撃を受けます。
グロテスクなのにどこか可愛い怪物たちは、ずっと見ていても見飽きません。会場を訪れる際は、《バベルの塔》だけでなく、ぜひこの「ボスのDNAを受け継いだ空想の生き物たち」にも注目してみてください!
## 📅 展覧会インフォメーション
* 展覧会名: ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 —ボスを超えて—
* 会期: 2017年4月18日(火)~7月2日(日)
* 場所: 東京都美術館(東京・上野公園)
アート初心者からファンタジー好きまで、誰もが童心に帰って楽しめる素晴らしい展示でした。ぜひお見逃しなく!

•フライヤー中面より
見どころ全集!東京都美術館「バベルの塔」展を120%楽しむための注目ポイント
東京都美術館で開催されていて大きな話題を呼んでいるボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展(16世紀ネーデルラントの至宝 —ボスを超えて—)。
今回は、フライヤーの中面に書かれているディープな情報をもとに、この展覧会がなぜこれほどまでに熱いのか、見どころを徹底解説します!これから行く方も、すでに行った方もぜひチェックしてみてください。
## 🔍 ポイント1:壮大かつ緻密!《バベルの塔》に描かれた驚異の世界
旧約聖書に登場する、天まで届く塔を建てようとした人間の物語。
巨匠ピーテル・ブリューゲル1世は、この壮大なスケールと、息をのむほど細かな描写をひとつの画面に見事に融合させています。
* 推定1400人の人々: 地平線まで見渡す広大な風景の中に、なんと約1400人もの人間が描き込まれているそうです!
* 米粒よりも小さな生活描写: 建設現場で働く人々、行き交う船、レンガを運ぶ様子など、肉眼では見落としてしまうほどの超絶技巧はまさに「至宝」の名にふさわしい傑作です。
ブリューゲルの真作の油彩画は世界にわずか40点余り。その貴重な1点が、いま上野で見られるのは本当に奇跡的です!
## 🎨 ポイント2:奇想の画家ボス、傑作2点が日本初公開!
ブリューゲルに多大な影響を与え、2016年に没後500年を迎えた天才画家ヒエロニムス・ボス。
彼の油彩画は世界に約25点しか現存しないと言われていますが、なんとそのうちの傑作2点が同時に日本初公開されています!
* 《聖クリストフォロス》(画像左)
* 《放浪者(放蕩息子)》(画像右)
写実的な描写でありながら、現実には存在しない不気味でユニークな幻想世界を描いたボスのオリジナリティは、現代の私たちの目にも新鮮で刺激的に映ります。
## 💻 ポイント3:東京藝術大学COI拠点との豪華コラボ!
今回の展覧会、ただ絵を見るだけではありません!東京藝術大学の最新テクノロジーとのコラボレーションがとにかく凄いんです。
* 拡大複製画(約300%): 《バベルの塔》の原寸を約300%に拡大し、高精細に再現。
これによって、肉眼では見えづらかった1400人のディテールがくっきりと鑑賞できます!
* 3DCG映像の展示: 塔の内部構造に迫る3DCG映像やプロジェクションマッピングも上映。まるでバベルの塔の中に迷い込んだかのような体験が味わえます。
## 🎧 ポイント4:展覧会を盛り上げる豪華な顔ぶれ
展示をさらに深く、楽しく案内してくれるサポーターやナビゲーター陣も超豪華です。
* オフィシャルサポーター:雨宮塔子さん
TBS「NEWS23」のキャスターであり、エッセイストとしても活躍する雨宮さんが、名前に「塔」を持つ縁からサポーターに就任!
* 音声ガイドナレーター:森川智之さん
人気声優の森川智之さんが、16世紀のネーデルラントの旅へと優しくドラマチックにナビゲートしてくれます。(当日貸出:550円)
## 🎫 展覧会インフォメーション&チケット情報
* 会期: 2017年4月18日(火)~7月2日(日)
* 会場: 東京都美術館 企画展示室(東京・上野公園)
* 当日券価格: 一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 650歳以上 1,000円
(※前売りや団体割引、夜間特別割引などもあります!)
500年前の巨匠たちが遺した、驚異の想像力と超絶技巧。これだけの規模で見られる機会は滅多にありません。ぜひ、上野の東京都美術館でその熱気を感じてみてください!
•エピソードやトリビアなど
展覧会や作品が100倍おもしろくなる、ブリューゲル、ボス、そして《バベルの塔》に関する選りすぐりのエピソードや裏話、トリビアをお届けします!
## 🎨 1. 画家ブリューゲルに関するトリビア
* 本物の「バベルの塔」は3枚あった?
ブリューゲルは生涯で『バベルの塔』を少なくとも3枚描いたと言われています。
1枚目はイタリア滞在中に描いた「象牙のミニチュア(紛失)」、2枚目がウィーン美術史美術館にある「大バベル」、そして今回来日したボイマンス美術館の「小バベル」です。
* 「大バベル」と「小バベル」の決定的な違い
ウィーンの「大バベル」は王様や権力者が主役として描かれ、どこか理路整然とした建築物です。
一方で、今回来日した「小バベル」は王様が描かれず、「狂気的な巨大建造物そのもの」が主役。
さらに赤みが強く、より不気味で混沌とした雰囲気が漂っています。
* 実は「ボスのニセモノ(コピーライター)」としてデビューした
ブリューゲルは最初から巨匠だったわけではありません。
若い頃は、当時大人気だった大先輩「ボス」の画風を徹底的に真似た版画(下絵)を描き、「ボスの新作風」として売り出すビジネスで人気を得ました。
いわばボスのチルドレンであり、リスペクトから始まったキャリアだったのです。
## 👁 2. 奇才ヒエロニムス・ボスに関するトリビア
* レオナルド・ダ・ヴィンチも驚く「元祖・シュルレアリスム」
ボスが描く「生首に足が生えた怪物」や「魚の飛行船」などは、20世紀のダリやマグリットといったシュルレアリスム(超現実主義)を400年も先取りしていました。
当時は「悪魔の誘惑」や「人間の罪」を宗教的に描いたものでしたが、現代人の目には「元祖SFファンタジー」として映ります。
* 世界にたった「25点」しか残っていない超レア画家
ボスの真作(本物の油彩画)は世界に約25点しか現存しません。
そのため、海外の美術館でもボスの絵は「門外不出」とされることが多く、今回の展覧会で2点が同時に日本にやってきたことは、美術界において歴史的な大事件でした。
## 🏛 3. 2017年日本展の裏話・グッズの秘密
* 大友克洋氏のコラボは「建築家」としての視点
『AKIRA』などで知られる漫画家・大友克洋氏が、この展覧会のために『INSIDE BABEL(二つのバベル)』というオマージュ作品を描き下ろしました。
大友氏は
「ブリューゲルの絵は構造的に完璧で、建築の知識がないと絶対に描けない。
自分はそれをカットモデル(切断面)にして、中の構造をSF的に補完した」
と語り、その職人技に美術界も驚愕しました。
* タラ夫(たらお)というキモカワ公式キャラクターの誕生
ボスの版画『大きな魚は小さな魚を食う』に登場する「足の生えた魚」をモチーフにした、展覧会公式マスコット「タラ夫」が作られました。
その強烈なインパクトとキモ可愛さから、SNSで大バズり。グッズが完売続出するほどの人気者になり、当時の美術展キャラクターブームの火付け役となりました。
* 米粒サイズの「スッポンポン」を探せ
拡大複製画のコーナーで話題になったのが、塔の窓枠の奥など、肉眼では絶対に見えないレベルの場所に「お尻を出して用を足している人」や「全裸の人間」が描き込まれていること。
ブリューゲルの、執念とも言える遊び心とユーモアが隠されています。
•展覧会の基本情報と追加情報など
2017年に開催された「バベルの塔」展の基本情報と、当時の盛り上がりがわかる追加のトピックをまとめました。
## 🏛 展覧会の基本情報
展覧会名 | ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 (副題:16世紀ネーデルラントの至宝 —ボスを超えて—)
東京展
2017年4月18日(火)~7月2日(日)
東京都美術館(東京・上野公園)
主催 | 東京都美術館、ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館、朝日新聞社 など
当日料金 | 一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円
出品数 | 約90点(油彩画、版画、彫刻など)
| 大阪展 |
| 2017年7月18日(火)~10月15日(日) |
国立国際美術館(大阪・中之島) |
| 主催 | 国立国際美術館、ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館、朝日新聞社、朝日放送 など |
| 当日料金 | 一般 1,500円 / 大学生 1,200円 / 高校生 600円 |
| 出品数 | 約90点(油彩画、版画、彫刻など) | |
## 💡 知っておきたい!追加情報&実績
* 圧倒的な観客動員数
特に大阪展は会期中に27万8,723人を動員し、2017年度の国内展覧会入場者数ランキングでトップクラス(ベスト20位圏内)に入る大ヒットを記録しました。東京・大阪を合わせた総動員数は数十万人規模にのぼり、社会現象となりました。
* ボイマンス美術館の大規模改修が来日のきっかけ
これほどの至宝がまとまって来日した背景には、所蔵元であるオランダのボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館の改修計画がありました。
奇跡的なタイミングが重なったことで、普段は門外不出とされるブリューゲルやボスの作品の数々が日本へやってくることになりました。
* 「五感」で楽しむ音声ガイドとサポーター
女優の雨宮塔子さんがオフィシャルサポーターを務めたほか、音声ガイドのナレーションは「帝王」の異名を持つ人気声優の森川智之さんが担当しました。
16世紀のネーデルラントへと誘うドラマチックな解説が「聴きごたえ抜群」と来場者の間で高い評価を得ました。
【naotoより】
この展覧会は、行きました。
3Fが「バベルの塔」のフロアみたいになっていた記憶がありますね。
