内定は出た。でも“急がせる会社”で本当にいいのか?
水曜日に内定の連絡を受け、回答期限が金曜日までの「2日間」とされた方から相談を受けました。第一志望であれば即受諾も考えられるものの、第一志望ではなく、かつ提示条件が意外に良かったため「どうしたものか…」とのことでした。
中途採用における内定の回答期限は、一般的には1週間程度が多く、2日というのは少数派です。ただし異常というほどではありません。その場合の企業側の意図としては、主に以下が考えられます。
・採用スピードを上げたい(辞退の場合、すぐ次の候補へ進みたい)
・囲い込み(他社比較される前に意思決定してもらいたい)
・志望度の確認(すぐに決断できる人を採用したい)
ところが、障害者採用に関しては、この4月・5月に選考する求職者については、どんなに遅くても6月1日に入社して欲しいと考える求人企業が多くなります。面接1回だけで内定を出すスピード採用に加え、内定の回答期限を短期間にするケースも増え、今回の相談になったのかもしれません。
今回のケースでは、まず回答期限の延長を打診し、その反応を見ることを提案しました。
「本当にあなたに入社して欲しいと真剣に考える内定先であれば、辞退を避けるために回答期限の延長を検討される可能性はあるけど、6/1報告書に記載する数合わせの採用を急いでいる場合は、たぶん期限延長に応じることは無いから、まずは期限延長をお願いをして相手の反応をみたらどうですか。待遇が良くても退職者が多いところに入って後悔するより、第一希望では無いなら内定辞退の選択も良いと思います」
正社員採用で給与・賞与などの待遇が良い求人は応募者も多いハズなので、内定辞退が出ても次の候補がいるから内定の回答期限は短めにするということだったのか分かりませんが、結果的にこの方から「内定辞退した」と連絡がありました。
法定雇用のために数合わせの採用を行う求人の行動パターンとして「選考スピードが速い」に加えて「内定の回答期限が短い」も、4月・5月には多くなりそうですね。



