詩ことばの森(387)「夜の川」
夜の川
夜の川は深く流れて
花散る街の灯りを浮かべ
行き来う人びとの
心の奥へ
奥へと
川の行方を
知る者やあらん
ましてや花の姿をも
流れ流れて闇の中にぞ
消えぬるを
かわりゆく季節は
人の想いに似たり
人の世のはかなさよ
花の面影さえも
残さず去りぬべし
(森雪拾)
夜の川
夜の川は深く流れて
花散る街の灯りを浮かべ
行き来う人びとの
心の奥へ
奥へと
川の行方を
知る者やあらん
ましてや花の姿をも
流れ流れて闇の中にぞ
消えぬるを
かわりゆく季節は
人の想いに似たり
人の世のはかなさよ
花の面影さえも
残さず去りぬべし
(森雪拾)