EC速報|2026年9月12日|Yahoo!大型SALE、Shopify購入後CRM、WEB接客、TikTok Shop市場分析。ECは「次の行動」まで設計する
ECでは、広告やSNSでアクセスを集めることに目が向きがちです。
ただ、アクセスが増えても、SALE商品を見つけにくい、買った後に次の接点がない、誰にでも同じ接客をする、市場データを見ても行動につながらない。こうした状態では、売上は積み上がりません。
今日の4本に共通するのは、「来てくれた人を、次の行動へ進める設計」です。
今回は、Yahoo!ショッピング、Shopify、アクションリンク、TikTok Shopの4本を見ていきます。
1.Yahoo!ショッピング|爆買ウルトラSALE開催中
Yahoo!ショッピングでは、「爆買ウルトラSALE」が9月11日から13日まで開催されています。条件達成で最大21%相当のPayPayポイント還元が用意され、今回からSALE対象商品も大幅に増えています。
ここで注目したいのは、値引き率だけではありません。
大型SALEでは、ユーザーが「どの商品がお得なのか」をすぐ理解できるかが重要です。検索結果や商品一覧でSALE対象が見つけにくければ、せっかくの還元施策も十分に活かせません。
そのため、出店者側では、
SALE対象商品が検索結果で目立っているか
商品画像にお得感が伝わっているか
クーポンやポイント還元が分かりやすいか
を確認したいところです。
SALEは値引き率だけでなく、
お得だと一瞬で伝わるかまで設計する。
ここが重要です。
2.Shopify|購入時に次の接点を作る
Shopifyでは、チェックアウト時にWhatsAppマーケティングの同意を取得できるようになりました。
これにより、購入後に改めて登録を促すのではなく、購入時点でその後の接点を作ることができます。
ここで重要なのは、WhatsAppそのものではありません。
ECでは、購入をゴールとしてしまうと、その後の再購入機会を失いやすくなります。
購入
→ 次回接点の同意
→ 配信
→ 再訪
→ 再購入
までつながって初めて、顧客との関係が続きます。
LINE、メール、SMS、WhatsAppなど手段は違っても、考え方は同じです。
CRMは、買った後に始めるのではなく、購入時点から設計する。
この視点は、日本のECでもそのまま使えます。
3.アクションリンク|WEB接客をリアルタイムで出し分け
アクションリンクでは、新たにWEB接客機能が提供開始されました。
閲覧履歴や購入履歴、行動データをもとに、ユーザーごとに表示内容を変えられるのが特徴です。
たとえば、
初回訪問者にはクーポン
リピーターには関連商品
VIP顧客には特別訴求
カゴ落ちユーザーには再購入案内
といった出し分けが可能です。
これまでのECでは、全員に同じ商品ページ、同じバナー、同じポップアップを見せるケースが多くありました。
でも今後は、誰が見ているかによって接客を変える流れが強くなります。
ECの接客は「同じページを見せる」から、「その人に合わせて見せる」へ。
新規とリピーターで同じ訴求をしていないか、一度見直したいところです。
4.TikTok Shop|市場全体より「次に伸びる場所」を見る
Kalodataの独自集計によると、8月31日〜9月6日のTikTok Shop国内GMVは24.55億円。前週比では減少しました。
一方、新商品数は17.61万件で前週比+51.5%と大きく増えています。
さらに、カテゴリー別ではメンズウェアが大きく伸びています。
ここで重要なのは、「市場全体が増えたか減ったか」だけを見ることではありません。
市場全体が少し落ちていても、
新商品数が増えている
特定カテゴリーが伸びている
単価が変わっている
販売件数が増えている
など、内訳を見れば次の動きが見えてきます。
市場を見るなら、増減だけでなく「何が変わったか」を見る。
TikTok Shopへの参入判断や商品投入の判断では、この見方が重要です。
今日の4本から見えたこと
今日の4本を並べると、
Yahoo!ショッピングは「見つけやすくする」
Shopifyは「購入後の接点を作る」
アクションリンクは「接客を出し分ける」
TikTok Shopは「次に伸びる場所を読む」
という流れです。
つまり今日の結論は、
強いECは、アクセスを集める会社ではなく、来てくれた人を次の行動へ進められる会社。
ということです。
集客しても、SALE商品を見つけられない。買っても次の接点がない。誰にでも同じ接客をする。市場データを見ても行動を変えない。
これでは売上は積み上がりません。
ECでは、訪問→購入→再訪の流れを止めないことが大切です。
エビス店長のひとこと
新規集客は大切です。
ただ、広告費が上がるほど、今いる顧客をどう動かすかの価値は高まります。
アクセスを増やす前に、
どこで商品を見つけられないのか
どこで離脱するのか
購入後にどう戻ってくるのか
を確認してみてください。
売上改善は、新しい人を増やすことだけではなく、今いる人の次の行動を作ること。
これができるECは強いです。
今日やること
SALE商品が検索結果で目立っているか確認する
購入完了後のLINE・メールなどの導線を確認する
新規・リピーターで同じ訴求をしていないか確認する
今日の学び
集客を増やす前に、今いる顧客の次の行動を設計する。
今日もしっかり売上を伸ばしましょう📈
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